犬は
においで
人間のことを
じつはたくさん知っている

犬に
言葉が話せたら
いろいろなことを
私達に知らせてくれるだろう

ここのジイチャン
前立腺がんです

ここのバア ....
咲いた翌日から続く
低温と
強風にも耐え
寄り添って直立を支えあう

ある日訪れる真夏の陽気に
結束は緩み
感熱性の花びらは
ひた隠してきた
雌しべ雄しべの位置をも露に
くろぐろと ....
河川敷の高架橋の下に
近隣住人達と一緒に逃げてきた
誰一人として取り乱したりせず
それは落ち着いた様子だった

空の高い位置で爆弾が爆発する
肉眼ではっきりと確認できた
誰一人として逃げ ....
まるこはコンビニの前で悩んでいる
おかしいな年賀はがき買ったはずなのに
口座の中に1万円が残っている
日にちはすでに1月3日
お母さんにばれずに年賀状を渡すには
どうしたらいいか考えている
曖昧に照り輝き

君は照準をなくす

人から言われた言葉で踊り

どこかしこに突入する

子供の頃は

そそのかされて褒められ

大人になってからは

どこまでも自由だ
 ....
ドサ健バクチ地獄を
中学生の頃から愛読してきたが
所詮良いとこのボンボンで
成績優秀の俺が
博打の世界に身を投じる必要もなく
結局のところ26年近く
一流サラリーマンの座に
甘んじてきた ....
ところどころ染みがあったり
生活のほつれを永遠に修復の終わらない遺跡のように身体に
こびりつけたまま時に非日常の夢を見る

晴れときどき詩人みたいな気がする日には
あえて蛙の被り物を棄てて芋 ....
あしたの風は明日の風
いま吹く風は今日だけの
少年は何を聴いたのか
過日のきょうに吹く風に

春の夕焼け
冬茜
秋の黄葉映えるあお

薫風の運ぶ雲過ぎて
また夏が来る/
「覚めない夢もいつかは覚める

闇の深みにスポットライト
行き来するたび変身する
――あなた
咬み合うヒュドラのよう
分裂と統合の具象化
象徴としての女神よ
純・錯覚 恋は
中空の象 ....
疑い深い罪
いつの間にか
それはそばに
本当に知りたいことは
中途半端な希望の
息の根止める刃物だったのかもな

35年間何かを信じて生きてきた
浮気性もやっぱ罪
ブルーハーツが ....
  五月晴れした 虚空に見える
   すえひろがりの 長い白帯
 それは 単なる 天体ショウか
   それとも 平和の飛行雲か
 あぁ あぁ それは摩訶不思議
    卒寿のおらは 翳あわく ....
こころ揺らぎ
怒りが溢れ出す
沸々と煮えたぎる様に
細胞を破壊して
ストレスとトラウマを与えては
傷つける
この憤りの数々
計算できない
様々な出来事に
揺さぶられ
戸惑い
制御 ....
うすい影がゆれている

くちばしで
虫をついばむのだけど
やわらかな影であるから
獲物はするりと逃げてしまう
 {引用=命でなくなったものは
もう命には触れることができない}
それでも ....
(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾ …





















ザ.















 ....
入退院繰り返して
長生きはなんのため
医学の進歩のため
製薬会社の発展のため

入退院繰り返して
長生きはなんのため
年金のため
子や孫のため

入退院繰り返して
長生きはなんの ....
新緑の樹木を
下から眺めると
その美しさにいつも感動する
枝振りといい
葉のつきぐあいといい
まったく調和そのままだ
 海を見ていた。
 港を行き交う人々の足音を聞いていた。
 岸壁に寄せる波の音に海鳥たちの鳴き声がかき消されてゆく。
 視覚よりも聴覚が敏感なそんな午後だった。

 海の色は藍色。
  ....
あなたと別れた
嫌いになったわけではなくて
擦れ違いが生んだ溝

新しい恋人が出来た
付き合っても何故か満たされない

あなたがまだ心の中で生きている

あなたに帰りたい
帰ること ....
なにもかもが闇に向かっている
そんな錯覚に陥ろうとも
肩で風を切って
足を大地に踏ん張って
今日もまた
蒼い月を眺め
叫びたい心を抑えつけて
口笛を吹いて誤魔化す
濁った雲がトグロを巻 ....
復興途上の街の街路で
寂しくなって月を見上げる
愛は常に失われたまま
ときに著しい渇きに身悶えする
この渇きを月よ、お前にやる
この渇きを月よ、お前に叫ぶ
俺はポロシャツをだらしな ....
靴ひも

凌雲

山際
ふわりと
つかまえて
この夜の帳を
やさしく
ソフトに
そっと そっと
くちびるかわし
だきしめて
ふたりの夜を
うるおって
ひとつになって
魚になって
闇をおよぐ
どこまで ....
その代わりに、
骨と対峙すると
頭蓋骨が白くなる

白は
雪の色、
鳩の色
体の中で燃える

血の色みたいな
雪が
降りしきる
錯覚・錯覚・錯覚

街角のビルの窓辺に
垂 ....
愛とは
相手に
安心を
与えるものなり
カラフルなタイルをしきつめた
ハート柄の遊歩道をふみしめて
表参道から代々木公園まで
いつまでも人の声 車の音
夜風にバブルのか・お・り

帰りたがっているのは30の
いいえもはや40中 ....
生きていくことの
ぬかるみにはまったの?
それで そこから
君の繊細な驚きに充ちた
生き生きとした漆黒の瞳は
何処まで持ち堪たえられるかな?

欺瞞に充ちたこの社会で
只忙しく生命が消 ....
夜明けにだけ
列車の着く駅があるという
そこでは誰も降りないが
そこから誰か乗りこむという
言葉は置いてゆくという
言葉にはできないものを
探しにでかけるところだという
あたらしいものは ....
イメージを裏切って
泳ぐながい魚
イメージにダメージ食らい
横切る黒い猫
わたしは黒い雲
稲妻ひび割れる空に
恐れながら
祈りながら
詠えば
夜は明け
虹が架かる
イメージを爆破 ....
生きるために息してんのか
息するために生きてんのか
目的と手段がああ、ごちゃまぜだ
こんなぐちゃぐちゃになった僕を
それでも何でか捨てられない

"贅沢な悩みだね"
 ....
優しく 優しく 優しくしたいのに ごめんね

電話の相手は不具合で私の灯火の余裕が吹き消されそう
テーブルの横でつかまり立ちを口を尖がらせて練習する弟
そしてやがて3歳になるお兄ちゃん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
犬の鼻zenyam...017/5/21 6:55
チューリップが限界に気づく時Lucy10*17/5/21 6:25
戦争1486 1...2*17/5/21 4:31
年賀はがき0*17/5/21 4:27
君が君であるために新人さん217/5/21 1:16
阿佐田哲也だけ読めばいい花形新次217/5/20 22:34
エピグラフ梅昆布茶12*17/5/20 21:18
幕間もっぷ317/5/20 20:56
Ennui/ある朝の人生論ただのみきや5*17/5/20 20:08
cc神様竜門勇気017/5/20 17:57
大脳皮質に破裂ができて信天翁217/5/20 14:56
光化学スモッグ注意報発令星丘涙1*17/5/20 14:43
水辺の魂そらの珊瑚19*17/5/20 11:53
写メ日記 (イタストnemaru017/5/20 10:08
長生きはなんのためzenyam...117/5/20 9:14
樹木美117/5/20 9:01
憂鬱ヒヤシンス6*17/5/20 6:40
帰る夏川ゆう117/5/20 5:11
向かう先は坂本瞳子4*17/5/20 1:18
月に吠える葉leaf217/5/20 0:41
平成29年5月20日(土)みじんこ017/5/20 0:08
抱擁星丘涙2*17/5/19 23:35
その代わりに、骨と対峙する 新人さん317/5/19 22:25
愛とはzenyam...117/5/19 20:59
30まきび217/5/19 20:53
ヌカルミひだかたけし317/5/19 18:20
夜明駅やまうちあつ...6*17/5/19 17:52
イメージを爆破しろ星丘涙2*17/5/19 17:29
それはつまり結局、なきり117/5/19 16:47
怪獣と怪獣朝焼彩茜色1217/5/19 15:00

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