***
「さすらい人の夜の歌」
     (ゲーテ原作/ハァモニィベル跳訳詩)


山は死んだように眠っている

樹々も呼吸を止めたまま、ピクリともしない

頬を撫でながら過ぎていく ....
‪駅を何度も通り越して走った。息が切れてもなお走り続けた。肺に流れ込む酸素は二酸化炭素となり空気に混ざり、大気を汚していく。ソールの減ったスニーカーはもう捨てた。目の奥で火花が散り、けたたましい音で鳴 .... 悔しいことがあったなら
ぺしゃんこの空き缶に
自分の姿を重ね
思いきり、蹴っ飛ばせ

(人に当てちゃだめヨ)

空き缶は
すーっと空へ吸いこまれてゆく  
{引用=   The Evening Prayer}


だんだんみじかくなる

{ルビ滴=しづく}よりも


もうきこえません


うけとつてく ....
ストレスはぎりぎりで避けて回避
頭はさえて さえて
今夜は眠れない 

ビートに乗って
興奮と爆音のなかペガサスに乗って
サファイアもルビーでも散りばめて
空にとけてゆく 
覚めてゆく ....
北朝鮮の女のケツに
ポコチン擦りつけて
ニヤニヤしている姿を撮られて
平気だった野郎が
今度は福笑い面のババアに
頼むから1回舐めさせてくれと
懇願しているのだそうだ
ババアに
「仕方 ....
いつも混んでいる待合室
予約時間はとっくに過ぎて
いったい何時間待ちだろう
いい加減疲れた頃に名前を呼ばれる
挨拶もそこそこに
現状維持が出来ているなら
いつものお薬出しておきます
はい ....
今度の総選挙の争点は
「ババアに希望を語る資格があるのか?」
に尽きると思う

福笑い顔のババアが首相になること
それが"希望"の中身だとしたら
そして、そんなもんに
 ....
ツァラトゥストラよ
私を黄泉の世界へいざなってくれ
藝術のデモーニッシュな世界へ
シャーマンのなかの狂気
真髄の哲学は詩だ!
詩人になりたかった
作曲家になりたかった
コンテンポラリーダ ....
朝が来るまで
めずらしい言葉をください

完ぺきでもなく なんとなく
ちりばめてみましょうか

悲しくもなく おもしろくもない
たいくつで どうでもいい言葉を
並べましょう 

い ....
朝が来たらしい

いつのまにか雨の調べは遠ざかり

ぼんやりと明るい
そして
うっすらと温かい

光が温かいのは
きっと誰かが決めたこと

光が遠ざかれば また
冷たい闇に抱か ....
苛立ちはマーブル模様
切り取って星の形を作ってみる
残った苛立ちをひとまとめにして
今度は三日月の形を作ってみる
想像力を働かせて
テンションは高めに

苛立ちをまとめて
好きな形に切 ....
緑の香を乗せた風が
涼しく撫でる 私の腕を
揺れ動く木漏れ日が
温かく照らす 私の指先を

不思議なことだ

こうして静かな朝を迎えられること
目の痛みも今日は不思議と収まって
柔ら ....
『遊ぶ金欲しさに』+『身勝手極まりなく』+『快楽に溺れ』+『それは、全くの虚偽である』-『犯罪的要素』=人間。

いや、これは過言。一部の人間。
秋らしくなってきた
朝は肌寒く感じる
扇風機は見たくなくなったから
片付けた
この間まであんなに暑い!暑い!
と言っていたのに
今は冬へ向かっている
炬燵が恋しくなるのも
あと少しだ
 ....
広い世界を空想する度

嗚呼
なんて世界は狭いのだろうと
死にたくなります

空を飛んだことはありますが
空を飛んだときの気圧や
空を飛んだときの温度や
空を飛んだときの痛みや
空 ....
テロリストが何か言ってる
大声で喚いてる
何を言っているのか
理解できないけれど
許されることじゃないよね

テロリストによって
何の罪もない命が奪われ
世界は恐怖に震えてる
平和な ....
私は手提げ袋をぶらぶらさせながら
坂をのぼっていた
そうしながらよく似た家々の
それでもはっきりたちのぼってくる個性のひとつひとつに
ていねいなあいさつをしていく
首をわずかに動かす程度 ....
天然物
和歌山県産
近海物と
景気よく書かれた
百円引きのグレの造り
生わさびに咽せながら
辛口らしい
コップ酒を飲みながら
飛び散る湯浅醤油
グレにくっついて煩わしい
セロファン ....
通報する人
される人
大声出す人
殴る人
プロの拳に
銃器に鈍器
熱い糞便
ミニ暴動
死ぬ人
騒ぐ人
酒の勢い借りる人
火をつける人
公権力
おっさん
酔いどれ
さびしん ....
玄関前から姿を消して
死んだと思っていたジニーは
台風が去って
ほとぼりも冷めたころ
ウッドデッキの隅に見えない糸を張っていた
風よけに集めておいたプランターを
少し動かそうかと身をか ....
ゆうやけが 夕暮がせまる 胸に
ひときれ恋がのこっている
生活の匂いが残る玄関にも
落としものみたいにひときれ
かわいた浴室の壁にひときれはりついて
灰皿には もえつきた吸い殻とひときれ ....
じわりじわりと湿気る午後。の、陽射し。
斜日を揺らし、波。で。
伝えてくる。く、る。

6月の花嫁。
わざわざ6月を選ぶなら、
8月の花嫁はどうするの。


胸騒ぎ。潮騒で。
 ....
公園のそばを通ったら金木犀がわずかに香って、まだ早い、まだ早いよ!って言いたくなりました。9月も終わってしまうよ。

その香りから思い出すのは壁にビラだらけの学祭とファイヤーストームの水かけ係でず ....
無知者には憐れみすら与えられない

たとえばシンポジウムの場で

松岡正剛にダメ出しされたり

生まれる前から決まっている

救われないことが決まっているのだ


三一論的に
 ....
朝一番の太陽が部屋を黄色く染め上がる
眩しさに眩暈を覚えながら
コーヒーをいれる
簡素な朝食
これが孤独の始まりの儀式

誰も振り向いてくれないのは
自分のことで精一杯だから
余裕がな ....
 
潮の満ち引きのような周期性を伴って、人々の感情が私の周りに波となって渦巻く。

例えるなら、私は砂浜に転がっている無数の二枚貝の一つだ。
灰色の雲の群れが、草を食む野生馬の群れのように ....
耐える
この激痛
眼球から涙溢れ
耐える
ひたすら耐える
折れてしまえば
俺の負けだ
意志を鍛えろ
魂の強度だ
報いを求めるな
無理に笑うな
悲壮になるな
悪態をつけ
逃げ道 ....
【アカツメグサ】

なりやまないドアホン やぶれた怒号は
親を町ごと殺され震えていた少女のままの老人
おさなくして大人として生きざるをえなかった あなたが
私の玄関を激しく叩く音
 ....
爪の泣き声が聴こえて指を見た指は若芽のようにぐにゃぐにゃと揺らいで
私の思考を悩ませた。指の爪には足が生えていた爪の足はとことこと浴槽
を歩いて空間中を旅しはじめた。ごきぶりのように爪の足 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
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いいでしょう星丘涙2*17/9/29 15:00
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