暖かいマンションの外から、
都会の雪化粧が見えた。

私は幸せだ。
信じられないくらい幸せだ。

幸せが怖いと誰かが言ったが、
今の私には幸せが寒い。

暖かな暖房でホカホカの部屋で ....
 思いもしない場所で

 記憶のかけらに偶然出会いたい

 横断歩道の向こう側で手を振って

 映画館の後ろの席から肩をポンと

 絵画展の郷愁の絵の前で

 喫茶店でコーヒー ....
あてもない感傷のうら
ななめに削れたビル
くつ下片方
ピンクのドーナツ🍩

いまになって君は愛しいと言う
100年前の夢に100年ぶりのキス
A4サイズの宇宙で遊んでた
99歳になる妹の義父の
最期の言葉は
「孫たちにも金をやれよ」だった
さて、僕は最期にどんな言葉を
言い残すのだろう
服はフワっと頼みが失われた


ゆぅ ゆぅら


けむり!
私はそれ。


ゆぅら ゆらぁあ


「あのぉ、息を止めてキスしてください」






ヒュわぁぁ ....
逃げるガゼル 

追い掛けるリカオン

星が輝いている

真っ暗な夜だ

逃げる観光客

それを追う犯罪者

サイレンは鳴らない

真っ暗な夜だ

命のやり取りは

 ....
いつまでもいっしょにいたいって
わがままかもしれないけれど
でも心の底からそうおもってるの
運命の人に出会えたシアワセ
それをずっと抱きしめていたい


キミをすきになればなるほど
キ ....
銀色の腸に詰め込まれていく
銀色のソーセージが回る
押しつぶされた細胞はノンアイロンじゃないから戻らないし
形の崩れた細胞たちは空の色を忘れてしまった

ガラスのようなビルディングに映る空と ....
ホンジツの
サービス残業は
終了いたしました

オイラ、
正規雇用やったことないんで、

サービス残業なんて

そんな虚ろな世界で
生きたことないから

まあ、こんな風に
ス ....
「皆既月食です」とテレビの音がして
おやすみなさいを跳ね返す

賞味期限が切れた豆腐を
日付通りの零時に捨てた
ピンクのキティサンダル脱ぎ捨てて
前髪をちょんまげにした女が
冷蔵庫を覗き ....
寝たふりをしていたい
聞こえないふりをして
泣いてないふりして

傷ついたりしないって
強がって意地張って

頑張ってるって言い訳して

愛想笑いができないから
これでいいやって
 ....
ガスマスクを着けたまま

廃墟となった遺跡を歩く

地上に出たのは3年振り

メーターの針が大きく揺れた

ここでは人は暮らせない

有毒なガスが蔓延している

サイレンの音が ....
壊されたあと

コンクリートの区画の名残

廊下やトイレやリビングか

なんてちいさな営みなんだ

けなげな遺跡


満月でもない月がくっきり

オリオンが真上で傾いている
 ....
自称詩サイトに投稿して
イイねがたくさん付いたことを
自称最高傑作自称詩
「てるてるてるくん、はのるくん」
の朗読とともに主張したけれど
いきなり係の人に
両脇を抱えられて
試験会場から ....
濃い目のコーヒーを
ブラックで飲んでみる

特に目的はないけれど
そうしてみたかった

やっぱり苦くって
吐き出したくなった

我慢して飲み干して
なんともなかった顔つきで

 ....
○(生死)
人生に終わりがなかったら
どうなるだろうか
生きるのに
耐えられるだろうか

○(思うということ)
自分が思わないかぎり
誰も自分に代わって
思ってはくれない

○( ....
PM10:00の近況報告
話したいことが沢山あるよ

君に会いたい

同じ番組を見ながら電話する
こんな関係にも随分馴れたけど

君に会いたい

最近の君は随分と聞き上手
一方的 ....
煙草に火を付けてから
山盛りの灰皿に気付いた
これで今日何本目だ
いつからこうして待っていたのだろう
天井を燻す煙を見つめる

待っていたものはなんだ?

惑星と呼ばれなくなった遠い星 ....
ピースが一枚足らない
から
埋まらないパズルなんて
世界中のどこにでもあるさ


あの人は言った

足のねじれた椅子や
蓋の開いた頭蓋
一向に進まない
アナログ時計が
音楽に ....
ふっと普通を夢見る

普通を幻視する

家に帰るとダンスを踊る

洪水に流される

秋の路地には緋がはしる

ふっと普通を夢見てしまう


私たちのドラマが生まれる

ご ....
昔懐かしい味がやって来る
フライパンの上で踊るポップコーンを
彷彿とさせる

沸騰した湯に 取り出した黄味を入れる
気味の悪さを払拭した闇の中で
何杯も堪能した熱さ

気持ちばかり ....
詩集を本棚から探していると 中指に小さな棘が刺さった

複雑に絡まった女同士の{ルビ霊=ち}を
読み解く方法があったなら 私は重荷を捨てて
やすやすと違う名字の人と 暮せただろうか

古家 ....
そのビー玉の中に
小鳥が住んでるよって言ったら
少女は指で弾くのをやめて、
目を細め、陽の光に透かして
覗き込むようになった

そのボールの中に
昔亡くした筈の子犬が
隠れてるよって言 ....
厚手のカーテンが太陽の光を遮って

この目はすっかり闇に慣れてしまった

体の中の水分は失われていく一方で

瞼を腫らした赤い目だけが光っていた

私を呼ぶのは一体誰?

誰かが私 ....
きのう
かわした約束を忘れた君のほうが
よっぽどまともなこころを持っている

ずっと
気づかないふりをしている
僕のほうがうそつきだ


晴れているかい
君のこころは

雲の隙 ....
カバンに詰めた記憶

ループのなかのスイッチ

そのスイッチにつけたカバン

それが書き込んだ記憶で

動き出すプログラミング


繰り返して生きている

心臓、血液、

 ....
肥大した自我は
己の脆弱さをも
忘れさせてしまうから

肩が触れた相手が
ちょっとしたことで
怒り狂い
路地裏に連れ込んで
そばにあったブロックで
頭部を殴打し
車のトランクに詰め ....
サラダにドレッシングが
かけてなくて憤る
牛丼を食べた後に
ヨーグルトに浸かった
キウイを食べた
以上の夕餉は
詩を投稿するために
封筒を買いに行って
さらに同じコンビニにある
ポス ....
そう
あの子のなきがらに
付箋が張ってあった

「解釈してみて」

わかるようでわからない
心を追いかけ
血潮のなかで溺れている
皆を
ちょうど首のところで止めたんだね


 ....
○(依存)
離れられないということ
都合が悪くても離れられないということ

○(美名)
「投資というギャンブル」

○(憲法改正)
憲法改正の第一要件は
内閣総理大臣への信頼である
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
都会の雪oban19...218/1/31 18:20
偶然佐白光3*18/1/31 16:04
えもじのドーナツはるな118/1/31 14:21
最期の言葉zenyam...018/1/31 10:37
冷風ぅぅ幽霊218/1/31 6:54
タンザナイト1486 1...218/1/31 6:31
ワタシのきもち (エルサポエム)渡辺八畳@祝...2*18/1/31 2:40
中古の朝を宿す虹村 凌118/1/31 1:32
オニさんよーかん118/1/31 1:12
月食が綺麗に撮れた 這 いずる4*18/1/30 23:46
晴れた日には坂本瞳子1*18/1/30 21:54
Another MOON1486 1...218/1/30 21:45
けなげな遺跡吉岡ペペロ218/1/30 21:17
一芸入試花形新次218/1/30 20:26
茶店にて坂本瞳子2*18/1/30 12:45
独り言35集zenyam...118/1/30 10:45
飛行機1486 1...118/1/30 7:12
○○を待ちながら木村きむ218/1/30 4:35
パズルこたきひろし318/1/30 2:07
普通を夢見る吉岡ペペロ218/1/29 23:34
コーンスープラーメン藤鈴呼018/1/29 22:29
為平 澪218/1/29 22:16
優しい殺し屋まーつん318/1/29 21:23
1486 1...218/1/29 21:14
あれやこれやの言い訳ばかりで ってAB(なかほ...6*18/1/29 21:12
ループ吉岡ペペロ318/1/29 20:35
歩きスマホ花形新次018/1/29 20:30
食べたものと二度寝と道路横断間村長318/1/29 19:36
解釈してみて印あかり618/1/29 19:13
独り言34集zenyam...018/1/29 10:16

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