知らずの内に増えた
年齢も
身長も
経験も
挫折も
思想も
感情も
表情も

あちらの顔は笑顔で
あちらの顔は緊張で
こちらの顔は辟易している

赤い花弁は別れ
葉を落とし ....
今朝も
生きている
生きている
いろいろあっても
生きている
どうして
今日も生きているんだろう
なんのために
今日も生きているんだろう
よくわからないけど
生きている
生きてい ....
破門状

謹啓 浅春の候 御尊家御一統様 並びに各海賊団御一行様に於かれましては益々ご清祥の段
大慶至極に存じ上げます 扨而今般


イッパイアッテナ


右の者 


夜討  ....
きりすと
ひっかき傷
yes.

でも
葡萄の花


帰り道

あいつ

サイダー

本当は

好き

あたたかい
マリア
私の胸に
手を当てて

 ....
うすく欠けた月を
つつく
くちばし
埋もれたはねの
なめらかな湿りを
靡かせた風の
まだ
つめたい季節

いちまいずつ
剥いだら
花も
あめをよぶ
春はさらさら
なが ....
また、書けない日々が続いている。書けないのではなく、書かないのだと、つぶやいてみる。つうか、詩なんて書いたことがないのかも、詩のようなものを書いては、詩かもしれないと、思い込んでいたかっただけかも。誰 .... 体に火がついても
心に火は回らない

男と女
女と男

重なりあって
絡み合って
もつれあっても

心にまでは火は回らない

「ネェあたしのこと愛してる?」
女は訊いてきた
 ....
赤い砂漠の中心で
巨大なカタパルトが
果てのない空を見てる

これで月も落とせると
彼女は笑う

焼け落ちた高圧線とバラック
帰るための水も食料もない
周りは見ているものなのだから
生活はきちんとしてねと
忠告ありがとう知ってる

良い思い出があたしをぎりぎり締め付けて
真人間の型を取ろうとして
逃げ出したくなった、けど

水に満たさ ....
テレビをみる
みんなでみる
箱にむかってすわる

少し話す
テレビの話題で話す

ちくり
とする

だれのことでもないはずの
話はときどき人を刺す

箱にむかってすわりながら ....
おばはんの口の周りは
地球より青い
━━ 前衛自称詩人 加賀りん

それが、おばはん全体を
ボーイ・ジョージ似に至らしめている
そして、青みが濃くなればなるほど
頬紅は鮮やかになる
 ....
「ミートゥー!」

突然叫んだ僕に
先生も皆も驚いている

卒業間近の川の水は
まだ冷たいけれど何だか
優しい温度に感じた

今日は伝統行事
使用した机椅子を
河で洗い清める日
 ....
ダウン症をもつ書家
金澤翔子さんの展覧会で
母親との二人三脚で書いた
「涙」という文字が壁に掛かっていた

隣には
今は亡き父親と、手を繋ぎ
道を歩いてゆく
幼い頃の写真が掛かっていた ....
むらさきを
白に刺す
影絵 影絵
すべてが
生まれ来る暗がり


明るく 渇き
荒れ とめどなく
波間に漂う
水はじく生きもの


艦が着く
小さく ざ ....
あなたの云う、地獄と名のつく場所に連れていってくれと、私がいうのもおかしいので、その方へむかっていく背中を、みていた。煙草の煙にまざって、ゆらゆら幻影、だんだん、見えなくなっていく。私は噛む。爪を、噛 .... お尻に何かが顔を出す

椅子に座ると痛み放つ

これを痔と言わずして

何と言おう!

痔主とはよく言ったもんで

主人としては病寺へ直行

若い看護師天使なる

指先でち ....
 白いシャツには必ず着ていた

 濃紺のVのセーター

 キリッとしまった感じが好きでした

 気づいたのは時計を見た時

 袖口から一本の糸がほつれでている

 この気持ちの ....
誰にも会わなかった休日が過ぎた
もう 僕の部屋の窓は 暗い 
映画だけでも見なければと思っていたが
だけど 今日は少し 寒い日だった


僕が何をしなければならないのかを
時々 僕は ....
二日ほど前
顔のあたりに穴が空いた
穴というべきかなんなのか
顔があるべきところに
冷たい空気がただよっている
加湿器から出たほわほわが
渦をまいてとどまっているようだ

きっとこれは ....
寒い夜
床に耳
ドクンドクン
心臓の音

眠る森
静かな切り株
深い虚
地下を流れる川

三十度目の春
onとoff、onとoff
命が点滅してるみたい
破れた頁

3月 ....
今日は午後から
晴れが降り出すでしょうと
テレビの予報官が言った

すぐに雨が降り出すでしょうと
訂正が入った

晴れが降り出すのも
いいかもしれない
想像してみた

晴れが降り ....
退屈な日々の中で、些細なことに幸せを感じながら生きるもんだ
煙草が美味いとか、コーヒーが美味いとかさ
つい最近まで俺は宗教、宗教と、宗教のことばっかり考えていたんだけど
宗教なんて今はどうでもい ....
跳ね上がる、湧き上がる、躍り上がる、
歌う、歌う、歌う、歌う、
躍動感にみちみちた空気、
あちこちに飛び交う音符の羽虫たち、
唐突に鳴るクラッカー、

輝かしい照明は目も眩む、白、
白の ....
悴んでしまったかの様に
何も感じられない 指先
柔らかいのかい 硬いのかい
触れた先に何もない

歯が砕けてしまうかのように
鉄の錆びた味がする唇は
柔らかいのかい 硬いのかい
触れた ....
「効果のないことはやらない」
言ってもダメ!な人には
言わない
やってもダメ!な人には
やらない
あたりまえのことだけど
これが意外と難しい
わかってもらいたいという気持ちが
心の底に ....
嘘の扱いに慣れて
言葉巧みに女を騙せたら
それはそれでしあわせなのかもしれない

嘘の扱いに慣れていて
言葉巧みな男に騙されたら
それはそれでしあわせなのかもしれない

女の紅く濡れた ....
路地裏の、闇雲に積み上げられたコカ・コーラのマークのケースの一番上の段からは内臓に疾患を抱えてそうな誰かの小便のにおいがした、睡魔で朦朧とした頭を手のひらの根元でがつがつと二度小突いて、ノーブラン .... こうべの垂れた敗戦間近だ

薬を飲んで飛ぼうとした

情けない親だ、幼い子供に止められた

敗北と隣り合わせ

私はもう出鱈目だ

矛盾したいきさつだ

嗚呼生き過ぎた

 ....
見上げた空は
ただくすんでいて
希望の光とやらの
筋さえも見えず
暖かな陽射しの兆しも
白い月の欠片も
一点の曇りも明るみも
なにもなく
ただそこに広がっていた

そんな空をただた ....
それはどこにもなく
それゆえに誰もが乞うもの
その美しさとは何か
失われる前のその前の何かとは
放埓な瞳は射貫かれしこころを知らず
焦点は結実する光の表情へ
恐れを
そして揺らぎを生きて ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
三椏えこ318/3/20 20:43
zenyam...218/3/20 6:38
ハンドルネームをイッパイアッテナからTATに変えました。TAT0+*18/3/20 5:18
告白腰国改修2*18/3/20 2:31
parfum.むぎのようこ518/3/20 0:48
誰一人としてその名で私を呼ぶことが永久にないとしてもLucy11*18/3/20 0:22
仄かに炎こたきひろし118/3/19 23:46
sagittariusmizuno...318/3/19 22:11
OSをアップデートしてください這 いずる618/3/19 21:33
テレビ朧月118/3/19 21:28
藍より青く花形新次118/3/19 20:33
ミートゥー!しょだまさし318/3/19 19:09
涙の先服部 剛018/3/19 18:26
響く はじまり木立 悟118/3/19 16:56
出涸らしの慕情笹子ゆら11*18/3/19 16:47
見え隠れ暁い夕日3*18/3/19 3:23
ほつれ佐白光4*18/3/18 23:58
折った筆番田 118/3/18 23:52
冷たい穴Seia318/3/18 22:17
lackmizuno...218/3/18 21:59
晴れ降り模様イオン4*18/3/18 18:20
だらだらと[group]moote118/3/18 16:03
黒の下のパーティー佐々宝砂318/3/18 13:29
鈍る感覚ムウ218/3/18 12:21
自己をみるzenyam...118/3/18 8:42
題名の考えつかない詩こたきひろし218/3/18 7:05
朝陽のあとでホロウ・シカ...2*18/3/18 1:20
ベランダで選んだ暁い夕日3*18/3/18 0:22
空を見上げて坂本瞳子3*18/3/18 0:21
赤日につき4*18/3/17 23:31

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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