トンネルを音楽を聴きながら歩いた

自宅と職場のあいだを

トンネルを音楽を聴きながら歩いた

電信柱の多い坂の道を

トンネルを音楽を聴きながら歩いた


女のため息は

 ....
夕暮れは
皺が寄った赤い空

この指先で
解けてしまうほど
今日は結べない
リボンのように

誰かの心を
惹きつけたまま
輪の中に入り
燃えていたいよ

火傷するくらい
熱 ....
あの時 白いTシャツに留まった紅娘
まだ温暖化に世間がまだうとかった
あの頃

いたわれなかった茶髪なびかせて
ブーツカット鳴らして歩いた
紅娘の出来事をメールして
返信はなかった
 ....
陽の光を求めてすいすい泳ぐ

下から見上げた空は綺麗だった

きらきらと光ってラムネ瓶のビー玉のよう

私はそれを一目見ようとひたすら泳ぐ

すいー すいー すいー

あ ....
りんごを
横にスライスしていくと
星の形が現れた
こんなところに
ひっそりと
神様がいたことを
初めて知った
冬の日

湯気みたいな嬉しさを
胸であたためて
いっとき
死を忘れ ....

なにも 喋らぬ
君は ぶたの貯金箱
静かな 部屋で さかさまに
なりそうな 透明なココは
命の繋がりを
遮断してた
ぼくは
ぼくの大切な
いろいろなひとたちの
ちょっと ふわっ ....
左手で結晶を生成して
砂嵐の街道を逝く
つきみだんごをつまむ
命が喜ぶ 見上げる
やけに深い夜のとばりの中でも
ゆらめく電線は見える
苦労して作ったレゴブロックの城は
果たして誰かの呼び ....
そらが幾層も山に降り積もって
ぼう、と滲んだ白さが上にゆくに
つれて青へと近づいていく

山に登る彼は雲海や山頂からの
景色の素晴らしさを語るのだけれど
彼にはこの山に降り積もるそらは
 ....
大坂なおみの活躍に
刺激を受けた自称詩人の私
今までのハンドルネーム
「パンティ泥棒の季節」を
思い切って変えようと思った
(「パンティ泥棒の季節」も
自分的には
かなりいい線行ってるん ....
イーハトーヴの映像が
プラズマオーロラに映し出される
緋色天幕スクリーン
荷電粒子の矢の弾幕流れて
7hertz超低周波音BGM
北極の星の声の讚美歌流れる中
オーロラが心を奪い去る
く ....
  藍の葉

夏の勢いのピークは過ぎて

深くなってゆく緑に埋もれながら

もう必然を忘れたのって
泣いた後の脱力のうちに
ふつふつと小さな実をつけている

葉の色はきっと甘い ....
心臓のインクリボンが
黒い点を打つ
静寂と私

足音が迎えに
来てくれるなら

明かりがなくて
良かったと思える
闇にこそ
吹きかけたい溜め息で

魂の十合目を
昇るから
 ....
迷いか憂いか

2019.1.17.

とあるニュースの続報と更新のないあなたの抜け殻と
結び付くはずなどないものに 挟まれた僕の心
まるで形のない幽霊船 心もまた形のないものだから
住 ....
想像力をもらって 
一つ ザレザレ

吉兆ではなく 
吉祥なのね 

一つ メモメモ 勉強中

サメサメも サメザメも 
海の中だけ

デレデレは しないから
鼻の下 伸ばした ....
空が落ちそう
唐突にそう思った
見上げた先は雲ひとつない青空
でも空は落ちてくる
それはつらいことなんかじゃない
それは悲しいことなんかじゃない
私は落ちてきた空を両手ですくい上げる
そ ....
時間も空間も遠く離れてしまっていた
けれど
思いが強く残っていたから
時に
目を瞑ると
その人が
その人の顔と体 そして何気ないしぐさが
記憶の動画や静止画に現れた

すると感情が浸 ....
三角のプラスティック型に
お米を詰めて握るおにぎり

ごま塩付けて出来上がり

私が幼かった頃のように
あなたがもう一度作ってくれるなら

この上のないご馳走です
空の色が変わる

大きな月を見るとなぜか少しだけこわくなるから
わたしは目を閉じ何かに祈る真似をする

幸福を散りばめた思い出はさよならのあと心を締め付ける鎖に化けた

一メートルも ....
くだらない話をはじめたい
くだらないと最初に銘打ってしまえば
くだらなくても許されるだろう
という保険をかけておきたいし
保険をかけておくという保険をかけて
保険としての前置きをなによりも積 ....
彼の泉のアイロン

君が水飲むとき
童、目伏せて笑うでしょ
「どうしたの」と尋ねるのは
散文すぎると答えるだけさ

君がいない
ただ、それだけなのに
世界が変わって

気がついた ....
自宅の建設費とか
家族の遊興費とか
その他諸々を
会社に出させていたときは
いつ咎められるかって
ハラハラしていた
でも、正直に言うと
スリル満点だった

バッドクリスマス
そして ....
あっちへふらり

こっちへふらり

地図ももたずに

どこ行くの

スマホももたないで

道に迷ったら

どうするの

いやいやそれも旅の醍醐味
バケツに砂を入れてひっくり返して
ケーキ
おチビがスコップでぐさぐさぐさ
さして
遊んでいる

私は土いじり 癒されている

小春日和
桜を迎える心支度でもしたい

お兄 ....
「寝過ごす」




したためる心
情熱 愛情
思いつきの思いやり

継続

幸福

大好きで 絶望 鬱 定期

自らの 積極的な 発言で
行動で

変わる毎日
 ....
昨夜の夕飯に頭と骨だけ残して食べた魚が
ゆうゆうと空を泳いでいる
綺麗に身だけ食べられた魚のみが
泳げる資格を与えられるので
私たちは神経質に箸を使う

骨の魚にはもはや天敵もいないから
 ....
少しは俺にも愛をくれ
少しは俺にも富をくれ
少しは俺にも夢をくれ

だけど本心は
山ほど俺には愛をくれ
巨万の富も俺にくれ
叶えられない夢なんて何もなくなるまで

愛を独り占め
権 ....
いつわりは こころえてるよ
  断章が かるくよごれ
一冊の その重みより
くろいしみ むねにしみたの

牛乳を 朝のむからさ
 睨まずに 褒めてほしいの
かいわない 寒い食卓 ....
いつかわたしが生まれ帰ってきたとき
もういちどこの詩をみつけたい

なまえも知らないひとの詩として

ささやかだけど悩みや哀しみ 楽しみなんかを書きとめて
人肌のあやうさを伝えたい

 ....
束の間見た夢は
なんだったんだろうか

希望を覚えた気もしない

ため息をひとつ
鼻息が荒く
肩が震えそうになるのを抑える

天を仰ぐと雲が流れてゆく

俯いてまたため息を
抑 ....
大きなフォークで ザクザクと

今日昇っていた月を 突き刺して

美味しい粉にしてしまおう

形あるものを 崩すのは

どうしてこんなにも 気持ち良いのか

今日の僕も いつも通り ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
シグナル―トンネルのさきの光―ペペロ119/1/25 19:19
Over Driveミナト 螢219/1/25 16:06
紅娘と娘朝焼彩茜色419/1/25 13:15
深青月葉219/1/25 11:55
りんごの神様そらの珊瑚13*19/1/25 11:17
ぶたの貯金箱ふじりゅう019/1/25 10:38
六角レンチで風穴を019/1/25 10:38
そらの積層帆場蔵人519/1/24 21:54
ベルリンはるみ花形新次019/1/24 21:20
勾玉狂騒極世界世紀3*19/1/24 18:23
えんばー3若乱219/1/24 18:16
逆流ミナト 螢219/1/24 15:43
迷いか憂いか余韻119/1/24 10:52
ウイルス撃退!藤鈴呼019/1/24 9:01
空が落ちる月葉419/1/24 8:19
時間も空間も遠く離れてこたきひろし719/1/24 6:24
具のないおにぎりまみ4*19/1/24 1:37
十八時、ネオンは夜に化ける十一月の失敗...119/1/23 23:49
大丈夫ドライ運河219/1/23 23:23
彼の泉のアイロン足立らどみ4*19/1/23 21:58
アフターザスリルイズゴーン花形新次119/1/23 18:22
自由旅天鳥そら3*19/1/23 18:18
てんとう虫の知らせ朝焼彩茜色1119/1/23 13:19
20190123Naúl119/1/23 10:32
「骨の魚」桐ヶ谷忍419/1/23 8:34
売れない詩人と売れない詩集こたきひろし319/1/23 8:22
寒い牛乳秋葉竹519/1/23 8:02
いつかわたしが生まれ帰ってきたときぽりせつ15*19/1/22 23:59
寝覚めの悪い坂本瞳子1*19/1/22 23:57
月と牛乳赤椿119/1/22 23:10

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