太陽の横顔

あんたがあんまり眩しいから

はらはら散りだす俺はまるで

サクラブラックホール


赤茶けた佇まい

白の爆発、生きものたちの銀河、

けばけばしい緑

 ....
ちょっとぐらい
ズルをしたって なぐさメデル

自分をそれ以外も なぐさメデル

だって誰も なぐさメデルしないから

鳥にも花にも なぐさメデル

雨にも傘にも なぐさメデル

 ....
ねぇ、明日、君がいなくなったら
世界はどうかわるんだい?

ぼくは、今、白い頁をにらみながら
ない答えを考えている

夜明けの先に
まっている、明日。

薄氷をちりばめたアパートの屋 ....
グッバイ

雲間から差し込む光が
ガラガラと大気を破壊しながら
明けて壊れてゆく
今はの極で
これまで積み上げてきたものは
皮膜のように薄くて硬質な
コンタクトレンズ

ように睫 ....
大抵の命は虫けらと同じで
何の意味も価値もない

今すぐ無くなったって
まあ、長くて2週間
それ以上経ったら
思い返すことはない、絶対に

知り合いですらそうだから
見ず知らずのキモ ....
自衛隊を掌握し
国会を占拠したい
憲法改正して
天皇主権と
核保有を成し遂げ
先ずは北京とワシントンに
一発ずつお見舞いしてやりたい

「えっ?ちょうせんはんと・・・
なんでっしゃろ ....
長い階段をゆっくりと
転がり落ちていく乳母車には
誰も乗っていません
あなたたちが見たくないと
目をそむけたから
あの子は最初から
いなかったことにされました

だから
母の悲しみも ....
表情という「ことば」の 固有の複雑さ というのは

空のように標準語でありながら

流れる無限の 雲模様に訛った 文学に見える。


曖昧という顎ヒゲを剃って
鉄塔のように嘲笑ふ
 ....
  
  
  
  人生はね
  
  スーパーボールだよ
  
  スーパーボール。
  
  
  
  蹴り飛ばされたら
  
  あっちへ飛んで
  
  跳ね ....
静寂のなか温められた器から
咲いたジャスミンの香りが

夜の輪をまわしていく

ぼくらは天球儀のなかにいて
ジャスミンが咲き誇り、てまねく
月よ、おいで、星よ、おいで
憂いに喉を腫らし ....
聞き取りにくい小さな呟きだったが、それは明らかに残り少ないわたしの寿命を確信させるには充分な囁きだった。
娘の笑い声に眼を覚ました。今日という日が何年の何日なのか、わたしの記憶のなかでは平成の ....
愛せ 手紙 を

愛せ 物語 を

氣が利く電話 を

具體的なジャングル を

現實の衣服 を

公式の蹟地 を

汁棒 を

成人兒童 を

設置藝術 を

臟 ....
爆弾で
3人の子供が死んだ
6人の貧しい家族が
3人の寂しい家族になった
娘は
飛行機の音を怖がる
私は枕もとに
銃を置いて寝るようになった・・・

何十年も
戦争が続いている
 ....
生涯休暇中の自称詩人にとっては
長期連休など関係ない
普段通り
17時以降半額になる
スーパーの弁当を買い込んで
明日の三食に充てる
飯食ったら後は
なーんもやることないので
クソ自称 ....
この灰色の朝に
雨滴の落ちる
葉から葉へ
落ちた雨滴
つーぅと滑り
拡散して消える

繰り返し繰り返し

靄の中へ
手を振り
消える
君の姿
一瞬見え
はっとして
ベンチ ....
もうすぐ死ぬから

ごちゃごちゃしたくない

ぐちゃぐちゃになりたい

夢なんて寝て見る

スーパースターの引退会見

翳りがそれでひかり出す

誰だって死んだすぐあとくらい
 ....
意味なんてありません
快楽奉仕、シーチョー重視
言い値など放置したらどうです
思いのたけをブランコに
22hzの誰かが言った
昔のお前を思い出したら
解雇、お蚕、考え足らず
能田 ....
         --S.T.へ

ここが君の生まれた町で、ここに君の悲しみは埋まっている。太陽の季節、君は夜の闇の中をさまよい、漆黒の季節、君はより深い黒を求めてさらに奥へと下って行った。引 ....
夜の蒼のなか 点滅する灯
赤と白と 碧の建物
鉄のかたちが 
径に横たわる


夜のなかの夜を見すぎて
暗い泡が浮かんでは消えない
目を閉じたまま何を視 ....
その椅子はどこにあるのですか?

木製のベンチに根ざしたみたいな
ひょろ長い老人にたずねると
そら、にとぽつり言葉を置いて
眼球をぐるり、と回して黙りこむ

そら、空、いや宇宙だろうか
 ....
らんぱろらんぱら
 
通り雨 ぽつりぽつり
スライド硝子にコロラド
雲の切れ目 らんぱ
ブラス らっぱらっぱ
通り雨 ぱらぱらぱら
水草と金魚 あぶく ぷくぷく
ロケット発射 えんき
 ....
砂漠に住んでいる
高曇りの砂漠に
暑くもなく寒くもなく
居心地のいい処だ
余計なお喋りもなく
余計な関わりもなく
足元は絶えず崩れながら
孤独に寛ぎ待つことができる

俺はいったい何 ....
続ける
同じようで
根本的に違う継続の方舟を


無我夢中の宇宙で
もう一度
確かめるように出逢う
親愛なる孤独と


書きまくれライター
書けなくても
感じるままに

 ....
結末は常に
突如出現した一輪の花を以って
表わされる
誰も
帰ってくる者はいない
あなたが去った分だけ
森や谷が深くなった

一輪の
花が
咲いている


(制作年代不明)
夢をさく現実が
私の前に現れて

あなたをさらおうと
するなら
私も一緒にさらって

こんな日々に
辟易している
生意気な私が嘲笑う

違うだろう
あなたがさらわれなくとも ....
何処か遠く彼方から
子供たちの声響く夕暮れに
缶カラからから転がっていく

風もない 人もいない のに
からからからから転がって
グシャリひしゃげる 銀の乱反射
無数の記憶の断片が
ぱ ....
いつか、きっと忘れていく。
雨雲がときどき、力をかしてくれたこと。
窓の向こうに広がる夕焼けが、美しかったこと。
きみがぼくの心を、やわらかい色に染めてくれたこと。
思い出さなくなっていって、 ....
南アルプスの北岳だ

俺は北岳だ

連山なのに

あんなに孤独な北岳


バカにもプライドか

東京駅中央線エスカレーターあたりは

めちゃくちゃフィレオフィッシュの香

 ....
{引用=春の宵

巨人の足あとに水が溜まつてゐる。

ここからは月が近いので自転車で行かう。}


{引用=(二〇一八年四月十八日)}



  昼下がり


どうにもな ....
{引用=無垢な滴よ
そのドアの向こうには何があると思う?
こちらとあちらが
交わらない為に生まれた
無垢な欲望よ}


私の部屋には壁がない
けれど、室内にはじっとりと
危うさが飽和 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
サクラブラックホールペペロ219/4/30 23:44
なぐさメデル佐和2*19/4/30 23:37
明日たこ319/4/30 23:08
グッバイ419/4/30 23:05
体調不良を呼び起こす花形新次019/4/30 21:20
次代への願い019/4/30 18:37
歴史もとこ12+*19/4/30 18:32
ことば・うた・ひとハァモニィベ...2*19/4/30 15:30
【 スーパーボール 】豊嶋祐匠3*19/4/30 12:37
天球儀帆場蔵人519/4/30 1:39
環天頂アークの下でアラガイs12*19/4/30 1:26
虚構術[group]墨晶019/4/30 0:21
戦地からニュースですマサヒロK119/4/29 23:13
ストップ、スーサイド花形新次019/4/29 22:29
雨滴(改訂)ひだかたけし419/4/29 21:59
スーパースターペペロ119/4/29 21:36
ベィビィ(ズ)・オン・ファイア砂漠枯019/4/29 17:38
挽歌葉leaf019/4/29 17:27
降り来る言葉 LXIX[group]木立 悟219/4/29 9:11
そらの椅子帆場蔵人6*19/4/29 2:27
らんぱろらんぱら/2000/02/12 (土) じょうじ ...足立らどみ219/4/29 0:35
記憶の奥に(改訂)ひだかたけし5*19/4/28 21:52
継続の方舟に持続の揺り籠 ~ Repetition Insp ...komase...2*19/4/28 21:45
マサヒロK119/4/28 21:29
さらって花林019/4/28 18:02
缶カラ、からからひだかたけし519/4/28 17:43
とけていく水宮うみ1*19/4/28 16:54
眺めペペロ119/4/28 16:20
春の宵 ほか二篇石村22*19/4/28 15:32
結露凍結319/4/28 15:25

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