玉ねぎの
みじん切りの一片が

集団の中から
はみ出しても

肉が加わり
卵を被った

ハンバーグの中で
光って見える
いつまでも美しいだろう

この世で一番

葬列

あの人の

幾千幾万の花束と涙

いつまでも美しいままだろう

この世で一番に



求めたものは美しさでも

 ....
不協和音が心地いい

慣れない音が気持ちいい

見果てぬリズムを追悼して

不協和音が心地いい



探さないことにした

瞼から消し去ることにした

求めないことにし ....
あざ笑うもの

降っては来ないもの

輝き失い消え逝くもの

もうどこにも在ることの出来ないもの

あざ笑うもの



いつも思っていたこと

砂を掴んで泣いた日のこと
 ....
家の裏手にはひっそりと出口があって
表にはそれなりの玄関と門扉がある

同じ屋根の下に
息してるから家族なのかな

乗用車はたいがい五人乗り
運転席が父親で助手席が母親
そして、後部座 ....
夜ふけに眠れなくて
理由もないのに
涙が流れ出してしまう事がある

それもこれも
人間だからさ
理由なんてなくても
泣いてしまうんだよ

もしかしたら
長く生きてきたから
涙腺を ....
少し大きめの靴を選んだ

踵の余った場所に降る雪が
歩くたびに近付いて離れて
どこかで諦めた夢のように
形はないけど青い影を踏む

擦り切れるような傷を持っている
足首みたいに貼るもの ....
鎌倉市や藤沢市の辺りを走る
とても人気のある江ノ電

旅番組やドラマなどで
よく使われている
それを見て乗ってみたくなった

広島駅から宮島口駅を繋ぐ
広電から見る景色が
江ノ電から ....
もうこれ以上人間を続けていたくない
そんな気持ちになった事はありませんか?

あなたも人なら
一度や二度はあったでしょう

そんなのいっぺんもなかった

おっしゃるなら

私はあ ....
川に流した花がたどる旅は
君の膝にかかるだろうか
にじられた花びらが
足元を汚している、って
造幣局の道でよく思う
浮かんでいるときだけ
目を奪う色の淡い

サフランの匂いが空を覆い
 ....
時が少女に恋をした


そのあまりの美しさに

流れをとめて数世紀



まるでブラックホールの

なかのように

とまってしまった時の流れ


カーン・ダンヴェール家 ....
ギブアップを
何度合図しても
伝わらない
むこうから来る
暗示も
途絶えがちで

僕はもはや
見捨てられた

たどり着いた所が
遠すぎた

はるかどこかに
存在する ....
度重なる衛星の事故や不具合から自動運転への信頼が揺らぐ。応急処置として国は主要な幹線道路網にチップを埋め込んだが、大幅な上限速度の規制によって道路は常に渋滞していた。車の中はリビングになり、目的地 .... 好きの反対は嫌いじゃないし
じゃあ、雨の反対は晴れじゃないのかな

感情なんて捨ててしまえって思うのに
溢れんばかりに湧き出てきて

雨粒は僕の涙を隠すし
水たまりには僕の表情が映ってる ....
ボールペンの芯から
生まれた僕は
太った人の筆圧に潰され
インクが滲む
それ、僕の涙ですよ

修正液で白くなる前に
誰か高く買いませんか

黒い涙なんて真珠のようで
綺麗に光るネッ ....
路には人々が歩き
自転車が行き過ぎ
街には
ビルや飲食店、スーパーマーケット等が詰め込まれている
日暮れの参道を抜け、店に着く

ベースの試し弾きから始まり
打合せなしのサックスのカルテ ....
私はいる
たくさんのイルカを
折るために
机の引き出しから
取り出したイルカをへし折り
そのかすかな鳴き声で
たくさん欲情するために
月に置かれたままの
ピアノを弾くことはないだろう
 ....
陽射しの強さは夏日でも
日陰に入れば秋の色
さんざめく光の中を
無数の影が踊っている

黄金に輝くアスファルト
金木犀の香が舞い降りて

行く秋、迎える冬のその間
今日も僕は歩いてい ....
もう輝きは求めない

もうダイヤモンドは忘れる

もう光の中には立ち尽くさない

もう何も見ない 決めた



風が誘っても揺れぬ花

風が見初めても動じぬ娘

風が遊んで ....
聞こえない声 と その連鎖で

すっかり と 疲れ果てて

見えるのは 全くの真っ暗闇で

まだ早過ぎたのかな と またため息で

全く 声が出ないのに 歌おうだなんて

自分にす ....
褒められても
けなされても笑った
誰かの声が
肌に触れるなら
くすぐったくて
逃れようもなくて
その場を離れる
尻尾が欲しい

みんなが乗ってる
車みたいに
同じ速さで
動くも ....
愛情
漢字を逆さにしたら
情愛

私には
はっきり言ってよくわからない

性欲とか
性愛とかは
体からわいてくるから実感してるけどさ

愛情
なんて見えないし
触れないし
 ....
ここからいなくなってしまったのだろうか

赤い鳥

崩れ落ちていく
たくさんの魂と一緒に


雨はいつか赦すのだろうか

生まれては消えていく

哀しい哀しい
自分自身を
 ....
日本橋のミカドでモーニングセット。
隣のおばちゃんが、スポニチをたたんで薬を飲もうとしていたら、
サラリーマンのおっさんが、「新聞いいですか?」と奪おうとしたのを、
「いや、ちょっと」とあっ ....
君と僕の手と手を合わせて
世界の光を反射させよう

カゲのある微笑みでささやく
今朝の起きぬけの君の愛の言の葉
とても遠くから聴こえて
美しく透きとおっているかと思った

君 ....
卓上に飾られた花は枯れ朽ちて
惜しみもなく棄てられる

耳障りな昔流行りの音楽は
誰の記憶にも残ってない

忙しない程に栄えてた街も
今はシャッターしか見当たらない

こんなにも変貌 ....
夏は冬よりメッポー暑い
冬は夏よりメッポー寒い
それがどうした
と 
言われても

僕はただ
苦い冗談で君を笑わせたいだけ
僕はもう
何でもいいから笑わせたいだけ
君だけを
とい ....
いちばん熱い所を
見せないで
好かれようと
ただ考えていた

強さを望んだ
メロディの前に
あなたを座らせる
時間がある

今日はありがとう
来てくれて

取り出しようもない ....
風、吹き抜ける
俺の背後から
風、浴びる
首筋の私

公園のベンチに座り
ヘッドフォンを耳に煙草を吹かす若者
その前を
杖をつきながら通り過ぎる痩せ細った老婆
 
風、吹き抜ける
 ....
大盛りのカツ丼、君と半分こ。
食べ終えたら、お互い、半分ずつ自供する。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
個性ミナト 螢019/11/2 12:31
ぼくだけの棺もっぷ0*19/11/2 12:22
It is ...forever 0*19/11/2 12:19
断ち切ることの出来ないもの1*19/11/2 12:15
家の族だから家族ってこたきひろし419/11/2 9:25
夜ふけに眠れなくて419/11/2 8:52
Powdery Snowミナト 螢2*19/11/2 6:27
江ノ電夏川ゆう519/11/2 5:28
もうこれ以上人間を続けていたくないこたきひろし219/11/2 5:26
きみと花冠這 いずる319/11/2 4:54
可愛いイレーヌst219/11/2 4:20
ルーツシホ.N219/11/2 0:35
マニュアルに(間に合わないかも)アラガイs1*19/11/2 0:26
曇天都築あかり319/11/1 18:28
売人ミナト 螢119/11/1 16:25
シェルブールの街まみ5*19/11/1 15:00
私のイルカやまうちあつ...219/11/1 14:34
歩いていくひだかたけし319/11/1 12:33
A way of lifeもっぷ1*19/11/1 10:13
と・わ・ね0*19/11/1 10:08
猫じゃらしの詩ミナト 螢3*19/11/1 6:31
愛してるとか愛されてるとか愛し合ってるとか、面倒臭く感じる時 ...こたきひろし719/11/1 0:45
赤い鳥ゼロハチ119/11/1 0:21
モーニグセットで始まる休日はだいろ519/10/31 22:48
ちっちゃく咲いた白い花びら秋葉竹619/10/31 22:29
潮流都築あかり319/10/31 22:06
無題1太宰治虫119/10/31 20:45
ミナト 螢119/10/31 19:46
朝の公園ひだかたけし519/10/31 12:45
カツ丼クーヘン6*19/10/31 12:35

Home 戻る 最新へ 次へ
786 787 788 789 790 791 792 793 794 795 796 797 798 799 800 801 802 803 804 805 806 807 808 809 810 811 812 813 814 815 816 817 818 819 820 821 822 823 824 825 826 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.36sec.