今の信号右だった

 直進の先には今まで通ったことの無い景色

 いいように考えよう

 目覚まし時計鳴らなかった

 遅れて乗った電車には今まで乗り合わせなかった人達

  ....
選ばれる事に挑戦するのは苦手
ずっと子供の頃から何にも選ばれなかったから

のど自慢にたとえるならいっつも鐘一つしか貰えない人
鐘一つと鐘二つの計り知れない差異の大きさを悩みになやんでいた青春 ....
頸を傾げ
游ぐ白鳥の
鉤括弧を孵化させる


言葉を寄せれば頬が温もる。そうしていくつもの冬を乗り越えてきた。
正義と正義と欲はきっと同じ意味であり、他人のものであるとは到底言い難い。しか ....
ディスクを挟んで
止めるブレーキ
もちろんABS付き

ディスって口を挟んで
止めるブレーキ
ざんねんABS無し
紐を引き旗を立て
はためく側に歌唱し
紐を引き旗をしまう

模様が好きで
歌も好き
この入れ物も好き
一般に言って人間は
醜く
愚かな存在とされる
しかし本当にそうだろうか
人間は醜くも
美しい存在ではないのか
人間は愚かでも
賢い存在ではないのか
その生命を生きる人間は
なにものに ....
君と見ていた 色褪せた夕暮れの焦燥は 
もう戻らないと深く 息を詰めて水に
潜るようだと理解して
それでも繰り返し 夢に見て
胸元に留まり続けた 想像の
背をずっと 撫で続けていた
例えば ....
世界が終わった後の様なゆうぐれに公園で散歩した。

父と母と三人で。

その時、僕には神様の声が聞こえていた。

父の隣で、母とは少し距離をとって歩いた。

本当に世界は終わったのだろ ....
{引用=小乗奈落下り}
薄皮一枚
力ずくの力が萎えた両腕で
無垢な羽ばたきを模索する

庭園の苦行者は薄幸の煌めき
傷口は各々レトリックを備え
投げやりな否定で自らを慈しんだ

最初 ....
私には色々な付属物が
付きすぎていて
もう自分のためだけに
生きるなんてことは出来ない
ただ、死んだ後に
付属物達が
私と共に
朽ち果てるのは
あまりに忍びないので
これからは
そ ....
テレビで
半沢直樹は1992年入社となっている
(小説では1988年だった)
バブル崩壊の年だ
この年まで就職は
売り手市場だった

私はその前年1991年に社会人になったので
ほぼ同 ....
全然、夜にならないから、電気を消して、窓を全部閉めた。
長い間、どこへも行かず、誰とも会わず、この世の端っこの方で、人生が終わるのをじっと待っていた。
僕の人生はまだ始まったばかりだった。
以前 ....
朝が嫌いなんだ。
起きてしまえば僕の負け。
夜よどうか終わらないでと。
あれだけ強く願ったのに。

心と体は繋がってないね。
勝手に支度を始めてる。
勇気を出してまたあそこへ。
見慣れ ....
下手くそ野郎
と、内心思っていても 女は嘘付く
演技するんだよね

女はその体の構造上
男には受け身だからさ

男の気持ちを思いやって、傷付けまいとしてさ

だけどさ
女の気持ちが ....
こるが一番うまか
そう言ってオヤジは
宝焼酎のお湯割りを飲んでいた

焼酎九、お湯一
ほとんど宝なその飲み物を
旨そうに、グビッ、と飲むオヤジの顔は
幸せそのものだった

おれは そ ....
 少しまだらで丸見えの、無理に押し付けた白髪の 絵にも言わせぬ哀愁の、
 ほら あれはとてもそそるものでしょう。などと言いましても、人それぞれと申します。

 これは今もほら、痛くもない腹をえぐ ....
人波に飲まれたら、人塵に流れ着く

首都東京
その四文字に魅入られて最寄りの駅からJR線の電車に乗った

地方に産まれて、地方に育ち、最終学歴は地方だった

卒業すると地元に居場所を失っ ....
季節は秋に変わった
夏の暑さも香りもない

夏を探しても見つからない
何もかもが秋を満喫している
出来ることは振り返ることだけ

暑いが口癖になっていた
冷たい飲み物ばかりを好んだ
 ....
秋の虫たち るうるう

無残に刈られた草むらの

最果てみたいな端っこで

透明になる身体

開いた扉の

まっくらやみの先を

眼をつむったわたしは見ている

 ....
I can't write anything.
何も書けない
I can't draw anything.
何も描けない
I can't remember anymore.
もう何も覚えてい ....
肉の焼ける、脂のかおり。

喉が焼ける、酒のかおり。

胸を焦がす、秋のラム…
役立たずの僕、でも朝から勃つので、何とか生きております。
決して立派な茎ではないのですが、誰かの役に勃ちたいのです。
マイナスを掛け算に使ってはいけないと
算数で覚えたのに
まだ丁寧に一日を書き出して
全てに掛けて
しまう
整数は平らかでありながら
遥かの高みにまで行ってしまった
雲を見下ろしてやれやれ ....
雨が降っても嫌
ではない
雪が吹雪いても
カラカラに
日が照っても
辛くない世界の構築を

何が困るのか
雨雪に体温を奪われること
日に熱されて倒れること
雨を弾く音響は
寒さを ....
 天窓のその奥に見える満天の星空。
 星座は煌めき雄弁だ。
 部屋の中、アロマにはローズ・オットー。
 今日は夜更けまで読書をするだろう。

 窓辺に届いた木の葉の招待状。
 明日の夜 ....
生まれ そして 死にました
子供であり父であり祖父でした
馬に乗ってとぼとぼと歩きました
汽笛を鳴らし 出発しました
乾きと空腹のなかにいました
熱風のなかにいました
戦禍に巻き込まれてゆ ....
窓を叩いていますのはだれでしょう
だれでもありません、星明かりです
星明かりではありません、月明かり
月明かりでもありません、家守です

家守の足跡追いかけてだれが歩いて
いくのでしょう、 ....
うちはうち、よそはよそ。LGBT。境界。

いつしか、公私混同という言葉はなくなるんだろう

制服を脱いでも
福永洋一氏は
その天才を
すべて発揮する前に
事故に遭遇した

彼は、天才だったのに
ダービージョッキーになれなかった

息子祐一は
3歳のときから41年間
父と共に歩んできた
 ....
バーガーキングで干し芋のようなフライドポテトを噛みながら
意味に吸われていく自分の人生のことを考えた。戦時中だった。
この芋よりも有意味でありたいという願いは
いまの気力からしても実現可能性から ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
いいように考えよう佐白光2*20/9/27 1:31
初めての夜にこたきひろし6+20/9/27 1:10
違語すいせい420/9/27 0:05
ディスるブレーキイオン020/9/26 22:28
_雨へのダブリ...1*20/9/26 22:22
断片渡辺亘120/9/26 21:27
穏やかに河は流れて及川三貴120/9/26 21:18
世界が終わったあとおろはげめが...1*20/9/26 20:43
熟れた悪意の日々ただのみきや2*20/9/26 20:04
横須賀にて2花形新次920/9/26 17:14
半沢直樹020/9/26 13:53
伝わらなかったから、ちゃんと伝えたいという事おろはげめが...1*20/9/26 13:31
Kurunt...120/9/26 10:24
下手くそ野郎こたきひろし220/9/26 10:08
宝焼酎草野大悟2320/9/26 10:00
えろちしずむあらい020/9/26 9:35
喪失こたきひろし320/9/26 8:15
夏を振り返る夏川ゆう120/9/26 5:16
夜の通過待ち8*20/9/26 2:54
White silence called Untitled( ...月夜乃海花120/9/25 22:11
ラム、ふたつ。ナンモナイデ...2*20/9/25 21:10
勃ちたいのですクーヘン3*20/9/25 12:15
マイナスの掛け算よしおかさく...120/9/25 11:24
原始へ020/9/25 11:22
夜更けの森メープルコー...020/9/25 4:58
墓碑銘 Ⅱ滝本政博220/9/25 2:20
なんでもない夜の戯れ帆場蔵人620/9/25 1:17
自己肯定がん020/9/24 23:46
2020年5月31日花形新次120/9/24 23:14
意味教徒消費者120/9/24 21:37

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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