違う角度から見つめていたのに
すぐに重なって割れた
瞳の中に映る君は
天井を知らずに
空へと逃げる
僕は指先に糸を絡めたまま
その羽ばたきを止めてしまうなら
地の果てで良い
鳴き声が聞 ....
大人に比べれば僕は小さい
どうしたって成れやしない
でもちょっと きっと
大人よりは楽しい

背番号が後ろのやつ
背は僕のほうが小さい
でももっと きっと
夢はあいつより大きい

 ....
貧しいすきとおるようなものが欲しくてさがしまわり、けっきょく無くって、すごすごと帰ってきてみた。そしたら、ぼくのふるさとの図書館(とても腹ぺこなちっちゃな図書館) に、みつけた。

その、薄くてか ....
小さな鳥居の向こうに小さな神様がいて

小さな手で手招きをする

小さな手で招かれた小部屋は実にボクの世界だったよ

全部ってこれだったんだね
なんか悲しくて泣いた。

曲聴いて言葉聞いて泣いた。

泣いた。

心からの苦しみと悲しみの音楽は、

ほろほろと、

まるで雨粒のように私の瞳から流れ出した。

1/29の日 ....
あまりに歪んでみせた姿勢が
私は被害者なんだ
偽っても奪われない
不幸なことが幸せだ

さかさまの槍が
僕の心臓を貫いていた
痛くもないけど 苦しい

摩天楼
雨を遮る無機質な
 ....
死にかけた、でもあとちょっと、もうちょっとなのだ。
なぜ、最後の最後で挫折しようとするのか。
最後の登竜門は、ただ一つ。
「自信」なのだ。
みんなの姿が見えてきた時、その圧巻される様に、言葉を ....
大抵の男は
格好付けているけれど
(特に自称詩人なんて
青竜刀で腹断ち切って
内臓出したくなるくらいだ)
実は、中国人美人風俗嬢に
肛門周辺いわゆる前立腺を
刺激されると
チンポコは最 ....
静けさ
ちょこんと
座っている
気付けば
夜底に
座っている

私は寝床を整える
不眠の夜を払うように
新しいシーツで敷布団を包み
黄色い朝の喧騒に
心の奥処の祭壇が
荒らされ ....
結局ね
白馬に乗った王子様は現れなくて
酒場に酔った王子様が現れたの
それが旦那

チャラチャラしてたから
無関心で防御したの
そしたら
無関心は最大の攻撃だよって
攻めてきたのよ
 ....
{引用=散策思索}
イモリの仔の孵る日差しを思いながら
心当たりのない手首の痛みを弄ぶ
晴れた寒い昼下がり
氷結した河口の端を恐る恐る渡って行く
至る所に鳥や狐の足跡
人のはひとつだけ
 ....
「誇り」のために人を殺せない。
それができるのは「無知」なためにすぎない。
あるとき彼は巨人になりました
大きくて温厚な男でした
巨人になった彼は街のビルディングに鎖で縛られました
ビルディングの下を通る人たちは
彼を見上げながらも早足で駆け抜けました
ビルディング ....
英語は嫌いである。
その言葉には倫理が内蔵されていないからである。
なんか困っちゃうよな、実際

こんなに

カラスや

クマや

シカや

リスや

オオカミや

ウサギや

えーと、

あれナニ?

ウリボー?

へえ! ....
 ・・・・・なむ・・・きょう・・

 静かに落ち着いて聞いていると

 ところどころにしか聞き取れる言葉はないけれど

 手お合わせかみしめていると

 水のように心に体に

 ....
今日は葬儀告別式に参列する
兄が今週亡くなった
姉から電話があった

丁度妻とスーパーマーケットで
買い物してる最中の訃報だった

驚きはなかった
事前に
すでに余命はほぼなくなって ....
雪ばかり降り
辺り一面真っ白
カラフルな色はない

地味な冬真っ白な雪に
足跡を残しながら歩く

冬の寒さが和らがない
もっと寒くなりそう
寒波が何度もやってくる

寒さが冬を地 ....
今回も首の皮1枚繋がって、
切り口からはえてきた新しい顔。
今朝干した洗濯物が突風に煽られて
木漏れ日みたいに薄暗い部屋を照らした。

胡座をかいた膝の上で
喉を鳴らして乳を飲む子どもの
丸い額を撫でて
彼女の伏せた睫毛の先が
枝分かれして白く光 ....
たとえば
詩人は
行間に暮らすマルクス・アウレリウスだ
鷲の目で彼は
位置補正に躍起となるが
彼の魂は複雑過ぎて
民衆には手におえない
罵言と祝詞の人
それが彼
理性は上辺に過ぎない ....
貴方の影が優しい
正直に生きるしかなかった私を笑っているようで
噛み締めた唇から、消えかかる花の色が滴り落ちる

畦道、脱輪したワゴン
降りて様子を見ている貴方の背中がまだ大きい
無防備に ....
言いようのない気持ちに包まれながら、今を祈っている。

詩人の居場所を唯、探している。

居場所など、水の泡の如く、ないのかもしれない。

しかし泡程度はあるだろう。それで充分だ。

 ....
愛を囁こうとしている

触れ
感じ
唄う



愛を確かめ合おうとしている

さあ
早く
戸惑わず



 ....
西の山から

雪雲が湧き立って

雲の中は吹雪である

ひゅうと切断する音声は

麓の家々や人々や冬木立の何らかを切り開く

切り開いてはその間を通り過ぎていく

体も樹幹も枕 ....
夜は虚ろなくらげ模様
太古の姿に後退し
触手で宇宙と交歓する
共感したり反感したり
寄り添ったり離れたり
形象渦巻く意識の中を
ふわふわふわふわ渡ってゆく

(表象意識は鈍くなり
わ ....
京急のね
蒲田、平和島あたり通るころ
富士山が見える時があんのよ
そしたら何でもない車内で
あぁってじんわり沁みてくる
それが沁みてくんの

朝はもう乗ってるだけで
鬱になりそうなと ....
他人の心配なんか
したこともないのに
コロナ感染者の数に大騒ぎするっつうのは
俺なんかは
とんでもないクライシスが
世界を破滅に追い込むことを
逆に期待しているんじゃないかと
思うんだよ ....
がしゃん

家の中に、観葉植物の土をこぼしたら、よごれてしまう
フローリングの板に、チョコレートを砕いたみたいな土が、散らばっている
もしそれが、ほんの少し離れた、壁を挟んでむこう側にある、お ....
マッシュルームポンプ にわかに蔑む
街明かり無し 顔ばかりの雲
できないまばたき 道 思考

お互い張りが独特で 記念を 揺るがす 差が理知的 感情
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
青い鳥ミナト 螢121/1/30 21:31
Daybreak Confidenceえこ121/1/30 20:49
うつくしいもの道草次郎3*21/1/30 20:39
山と鳥居と黒田康之021/1/30 20:20
悲しみのメロディーa i2*21/1/30 20:14
コンクリートグングニルえこ121/1/30 20:03
登竜門a i2*21/1/30 19:42
前立腺花形新次121/1/30 19:26
静けさ、ちょこんとひだかたけし11*21/1/30 19:21
酒場に酔った王子様イオン1*21/1/30 18:35
美しいヘマのしでかし方ただのみきや5*21/1/30 16:49
苦言ナンモナイデ...3*21/1/30 13:49
ある巨人の話由比良 倖4*21/1/30 13:31
英語嫌いナンモナイデ...2*21/1/30 13:25
ハーモニカ[group]墨晶1*21/1/30 12:19
お経の響き佐白光3*21/1/30 9:48
悲しみにこたきひろし321/1/30 6:59
地味な冬夏川ゆう021/1/30 5:27
【また来て斬首。おはよう新顔】 足立らどみ521/1/30 4:35
ある平日の昼下がり愛心121/1/30 1:03
詩人はどこにいるか道草次郎5+*21/1/30 0:05
幽体離脱妻咲邦香421/1/29 21:31
「泡沫に沈む」a i1*21/1/29 20:39
そのとき 君ならずとも ・・・ ・・・二宮和樹121/1/29 19:30
西の山から黒田康之021/1/29 19:07
幻視くらげ2 夢我ひだかたけし521/1/29 18:58
富士見AB(なかほ...621/1/29 17:30
何ごとも経験花形新次021/1/29 17:14
【自然】a i2*21/1/29 11:29
20210128Naúl021/1/29 11:23

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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