生きてるだけで死にたくなる時もあるでしょう
そんな人もいるでしょう

生きてるだけで人を傷つけている時もあるでしょう
そんな人もいるでしょう

自分の顔に吐き気を催すこともあるでしょう
 ....
カップの縁に口をつけ
液体を飲むフリをする
あの子は消えた
砕けた十字架が転がってる
脈拍と体温を下げて
周囲をスキャンする
生体反応はない
けれど
フルーツスタンドの軒先に老人が ....
「私の寺は、中国山地の山中にあり寺のまわりを熊がうろうろするような所にあります。ダムができるときに、住民がたくさんいなくなりました。私の小学校の同級生は十名足らずでした。ところが統合されたスクールバス .... ついに君には会えなかったよ。



君は、暇つぶしだったのかもしれないけど、



いい夢見せてくれたね。



僕は、君と抱き合えるだけで良かったよ。



気付いた ....
ところでどんな声が神に届くかしってるかい。

どんな人が天国に入れるか。

きみは本当に一生懸命あの時、生きてたね。

あのとき、君は言ったね。

一生懸命生きてる人って少ないって。
 ....
もの言わぬ時に埋もれ、目の端に微かな痒み、割れた指先の鼓動…生は歪みによって饒舌になる、忌々しい話だと思いながら苦笑を繰り返す、蚯蚓のように床の上でのたうちながら、いつか、道端で死んだ友達を思い出 .... 不安が尽きない
けれど この不安があるから
気を付けようと思う
その時はその時だ
いずれ果実は実る



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
光の螺旋が、天使の渦になってゆく春の音階で、白い洗濯物を汚すお仕事です、と、あなた方は、わたしの腕などするり、と抜けると、二階へと続く階段を、ぱたぱたと何往復もする、日がな一日飽きもせず、光る足跡をつ .... 海を寄せつけない断崖絶壁の島
そこに眠る未来確定知性
完璧なスタンドアロン
そこで
明けない夜と開かれた朝が混ざり合おうとしてる
私たちは命に閉じ込められてる

「振り返らずに聞いて ....
私が愛したあの人は、今頃、無数の精子を浴び堕胎を繰り返してるただのメスのように生きてるのだろうね。

女ってそんなものなのかな。



彼女の、軽い懺悔帳の一ページに僕は乗ったに過ぎないの ....
背中がいたくて眠れない
昼間は睡くて
真夜中は本を読んでる
朝にはドキドキしてる
まるで音楽みたいで嬉しい
心臓が無茶苦茶に音楽をやってる
シャッグスがぼくを動かしてる
ぼくの中心で ....
静かさへ 帰っていく
静かさの深淵へと
降り続ける雨に濡れ
次第に方位を失いながら
次第に意識は目醒めながら

あなたを見つけることはない
あなたに達することはない
あらゆる比喩の後ろ ....
ぼくは宇宙の一過性のノイズに過ぎないが
きみも深海生物の末裔に過ぎないではないか

とりあえず会話は成立するが
ちっぽけな男が地球を見降ろしている
この世界の現状に最後まで抵抗する民衆であり ....
ロリコンの僕はモハメッドのラジオを聴く
モハメッドは神託をもとに新しい世界を提示する

でも新しい世界には僕は居ない
絶対零度のユートピアに自生するメタセコイア

水深3000メートルの暗 ....
雨が降りそうだからこうもりを持っていけ
出がけにそんな言葉をくれた人はもういない

傘のことをこうもりと呼ぶ人はもういない
雨に打たれることを案じる人はもういない
雨に打たれたことのある人は ....
ナポレオン、ヒトラー


二回も助けてやったのに

その恩をわすれて
お前が侵略者になってしまうとは


神がロシアにお怒りになっている


侵略者を許すことは決してない
 ....
年をとったせいか
入院手術をしたせいか
この頃大分弱気になった!
ちょっと問題に直面すると
立ち向かおうとするのではなく
逃げ腰になってしまう
こんなことではいけない!
年をとっても入院 ....
どこかに
負の生命体が惹かれあう
磁場があるのだろうか

変化の胎動は
終焉の胎動でもあり
虫が先々を急ぎ
蠢きだしていたのだ

狡猾な罠に気付かず
煌く夢におびき出され
重鈍な ....
二〇一九年十二月一日 「日付のないメモ」


 飛び降り自殺する直前に、窓の外から覗く、さまざまな部屋のなかにいる人間のことを書くというのはどうか。トラックにひかれそうになったときの時間感覚のこ ....
漂うみどりの匂い
空の色まで降り落ちるような
雨の上がった小高い丘の春は
草の上に寝転んで
新緑
の匂いにむせかえる

むずかしく
考える必要はない
夕焼けの空、夕 ....
ぽっと灯りがともるような
そこだけ救われていくような

歩き始めたばかりの幼な子が
強風のなかゆらゆら立っている
生きて、息して、活き活きと
強風のなか立っている

春は生命の胎動と
 ....
{引用=老けてゆく天使}
明るい傷口だった
セックスはままごと遊び
片っぽ失くした手袋同士
始めから気にしなかった
一個の果実のような時間
なにも望まなかった
白痴のように受け入れて
 ....
<先進国だった>日本が出来ることは多くは無いと思う。
4年間を振り返り誰が悪いというのではなく
4年前は(田中修子さんや朝顔さんが裏でサポートしてくれてたけど)、おのれとの内なる戦いに ....
ただ砕かれた杜を双眸に悴む小さな恋の、
下方を掻い潜る水面をめらめらと這い蹲る炎が
骨の芯から髄まで、しゃがれこむのか
仄仄として 空けつく地平が薄化粧のように

東雲の残り香をする
すさ ....
支部総会の役員決めで
師の意に反するような言動を取ってしまった!
その事が気になってその後の練習を続けて二回も休んでしまった
師に厳しく注意されたら謝って脱会しようとも考えた
しかしいつまでも ....
春なのに
さみしい歌が聞こえるなんて
いうなよ
風に舞い散る
花びらが落ちたら
その音が
さみしい気がするなんて
いうなよ

まぁ、
春は陽気で
でもさみしい
けどね
 ....
インターネットがなければ私たちは幸せだった?
私たちが死んでたらあの子はまだ生きてた?
そんな問いに意味はないと夢は心に傷をつける
目覚めたら同じ形の人間を探しなさい
上手く見つけられたら ....
曲げたままの右膝が笑う
歩くなんてしないよ
膝が笑っていたいから
土手に咲く蒲公英でも眺めているさ
散歩に連れられて来た犬が吠えると
少しビビったりもするんだけどさ
ほんの少しだけだけどな ....
 原色の星


水がこぼれそうな綿の中を
はしる赤い電車にのって
ここには二度と帰らないと
遠ざかる両手につぶやく週末
芽ぶくみどりの上で
火をふく工場
脱輪した三輪車
すべて閉じ ....
澄み渡る空に
哀しみの穴を穿つ

(重層する声の木霊に
向こう側へと突き抜ける
大いなる励ましを得て)

ひかり、ひかり
光は射して

ひかり、ひかり
光は満ちて

哀しみの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
生きてるだけで短角牛022/3/30 0:51
uncertainty principle gods sub ...mizuno...122/3/29 23:08
老師の話zenyam...0*22/3/29 22:15
抱き合えるだけで良かったviraj222/3/29 20:22
一人の女の形をした愛122/3/29 19:59
はぐれものの夜ホロウ・シカ...022/3/29 14:57
※五行歌「実る」こしごえ1*22/3/29 13:35
幼子たちちぇりこ。622/3/29 9:33
purificationmizuno...022/3/29 1:18
天使の記憶viraj122/3/28 23:03
オルゴール代わりに心臓を弾く竜門勇気1*22/3/28 22:45
比喩の回廊ひだかたけし522/3/28 18:13
ノイズのうたマークアーモ...822/3/28 17:35
ロリコンのうた422/3/28 17:12
蝙蝠そらの珊瑚722/3/28 11:15
侵略者に下る神罰st222/3/28 11:05
弱気になってはいけないzenyam...1*22/3/28 9:54
変態山人6*22/3/28 3:38
詩の日めくり 二〇一九年十二月一日─三十一日田中宏輔15*22/3/28 0:01
春告げの歌を秋葉竹022/3/27 21:49
春の君ひだかたけし322/3/27 18:43
パンドラがあけた大きい方の玉手箱ただのみきや5*22/3/27 12:10
予言(言葉の予知性)から足立らどみ122/3/27 11:25
とめどなく。厳しさに欠けるあらい022/3/27 11:05
自分のはかりによって人をはかっているzenyam...2*22/3/27 10:00
光の残像、あのほほえみ秋葉竹022/3/27 9:00
眠るあなたを起こしたらまた土曜日が始まるmizuno...322/3/27 0:04
右の膝坂本瞳子1*22/3/26 22:45
原色の星soft_m...222/3/26 21:40
PRESENCEひだかたけし2*22/3/26 18:11

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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