僕が産まれた理由はわからないけど
後から考えればいいやと産まれて
僕が生きてる理由はわからないけど
後から考えればいいやと生きて
僕が死んだ理由はわからないけど
後から考えればいいやと死んだ ....
深深度



大安
当面の間{ルビ素麺=そうめん}、具はなし
そんな夏休み、避暑地でひとり
{ルビ茹=う}だるダルメシアンに水打ち
都市には腐るほどの人びと
高架下のラーメンとジャーゴン
将来のロープを気にかけ ....
ぱっくりと
無の深淵が口を開く

僕はただ宙づりで
空の青みを凝視する

いつか紺碧が割れるのを
澄み渡る宇宙が開けるのを
清明がたましいを充たすのを
遠く隔たり祈りながら

〈 ....
散歩コースは幾つかある
一人で歩いても楽しい

心が落ち着かない時
モヤモヤする時
散歩して自然体に戻す

風は優しい
木々や草花が綺麗
散歩する人々を見かける

シャッター通り ....
ほぴほぴるんるん
ほぴほぴるんるん
ほぴほぴるんるんるん
生きたいのだった




小さなこと
大きなこと
色々なこと
どうでもよくなる
空へ話せば



忘れたの
 ....
 紀元2800年、
地球意識はもとより、宇宙意識が、
カスターリエンとPhalangeを繋げ、
ファイロスの二つの惑星との支点と、
前述の二つの星間都市の交叉にある、
モノコトポスに、
を ....
メビウス

すりへるたばこ
うかぶ街の灯
色めく大気に
後ろ髪を引かれ


ピース

電柱 アパート コンビニ 自転車
全てに顔を向けたまま
吸い付けるようにして後ずさる
全 ....
実験をしている
足掻くのはやめた
足掻きはこの身の一部となった
ぼくは混沌とともにある

火を舐める
そうなるんだ
神経が虚空深く接続されて
色が混ざる
こうなるのか
透明な手で皮 ....
欠けた刃物のガラクタが
陳列された
壁紙の剥げたじめついた地下室で
グラム・ロック、あれやこれや
わずかに
外界と繋がる
窓に
朝が
遠慮がちに訪れるまで

二匹目に通り過ぎた ....
旋風

蓮華

蒼空
そのとき
両脇に親が眠り
その真ん中に
自分が横たわっていた

三歳の私は夜中突然目覚め
それから眠れなくなった

〈今、両脇で死んだように眠っている親達がいなくなったら
自分はこの ....
窓を開け
口笛を吹くと
僕の小さな銀色の飛行船が
やってくる

僕は窓から飛び立つ
菫色の大きなたそがれの下に
輪郭だけになった街が広がる

街の一角から
空に向けて放たれ回るサー ....
青く微かに揺れる紫陽花
呆けた顔して立ち尽くす人

全てが忘却された雨上がりの朝、

男は綺麗に髭を剃り
キャベツを買いに街に出た
平日がやってくる

少し傷ついて
少しなぐさめて
そのうち
何も気付かなく
そのうち
何も感じなく
やがて
何も呪わず
やがて
何も祝わず

平日がやってくる
夏の風オレンジ色に塗られてる


うどん屋の暖簾が風で捩れてる


その奥義一子相伝?舌遣い


潮騒の音を枕に眠る宿


傷つかない割れないココロここにあり


 ....
「もっと
気楽にしていよう」と
私に言う
宇宙は広く豊かに
ここにあるのだから



始まりも
終りも無い
ふしぎ
永遠の
涙の流れ



大切な
この悲しみを
共 ....
成層圏

和御魂

ジニ係数
一度は愛した人を
忘れたくて

一度は愛した人を
憎んでしまふ

愛情や好意の裏側には
必ずと言って良いほど
憎悪が潜んでいる

愛してる
憎しみは
紙一重なんだよね
恵美子
左目が流す涙は
そのままにしておく
乾くよりはマシだから
心が悲しいんじゃない
目が泣きたいんだ
気持ちがついていかないけれど
そのままにしておく
痒いとか痛いとかじゃなくて
そうさせ ....
発掘された、在りし日の六月の
古びた雨音が
薔薇の設計図を、紐解いてゆく

忘れては、いなかった
あたたかな泥土を
何度も重ねてゆく、あなたの
華奢な白い指さきで

白く、ぼんやりと ....
ふくよかな体つきのサウンドが
自らに重なり溶けて
一瞬青ざめ
ゆっくりと身をもたげる

擦れる不協和音とひび割れた赤子の声
夢の中に解き放たれ
途方に暮れた街を転げ廻りながら

記憶 ....
小雨は
薄日を乗せて
銀の色

濡れて
照り映える
ふくらはぎ

白く優しく季節に溶け

小雨は
薄日を乗せて
銀の色

遠く
夏の予感を
膨らませ
秘密の孤独は
悲しい涙も
嬉しい涙も
無意識の涙も
人知れず 零す



「悲しい」
と つぶやく悲しさ
あれもそれもこれも
かけがえのない
悲しみ



仕方ない と ....
気づかずにいて欲しい
わたしが貴女を愛している事を

愛しい人よ
その愛しさに
どれほど苦しみ悩み抜いたかを
知らないでいて欲しい

どこまでも
友だちのままでいたいから

許さ ....
凡庸に生きる知恵をさがそう
無難な役人になって大過なき人生を

ニーチェにかぶれて超人をめざすのも良い

僕は退役軍人でベトナムとウクライナで
殺戮と強姦と歴史の破壊に手を染めたこと

 ....
金槌

地図

頭痛
哀しみの大地は驟雨に濡れ
ぽっかり空いた穴を癒して

いずれすべてが終わり
いずれすべてが始まり
刻まれる時に僕ら抗えないなら

ただ奥まり静かに見守っている

時が僕らを変えていく ....
この時の
一瞬一瞬を
味わうしかない
私。
思い出は宇宙と共に



このいのちは
いちどきりの生
でも 生まれかわれたら
青空になりたい
生まれかわれたらね



身 ....
明日には駄目だろう
けれども明後日なら
どうにか
なっているかも
かの国で
明るい挨拶が交わされるのは
かの山で
母親が顔を上げるのは
かの街で
小さな光が天に昇るのは
かの海で
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
無能リィ3*22/6/10 21:15
令和4年6月10日(金)みじんこ0*22/6/10 20:46
そんな夏休み、避暑地でひとり奥畑 梨奈枝122/6/10 20:37
深淵と青空ひだかたけし5*22/6/10 18:24
いつもの散歩道夏川ゆう222/6/10 18:02
※五行歌 三首「ほぴほぴるんるん」こしごえ0*22/6/10 9:58
をはなしをっくるをはなしのちみっぱ大゜揮∞ ₎...022/6/10 9:44
触れてぱーちゃん022/6/10 2:41
火蜥蜴凪目122/6/10 2:19
透過の雨ホロウ・シカ...1*22/6/9 22:20
令和4年6月9日(木)みじんこ0*22/6/9 22:07
ループひだかたけし3*22/6/9 18:44
サーチライト塔野夏子5*22/6/9 11:17
お買い物ひだかたけし422/6/9 11:00
平日やまうちあつ...322/6/9 10:04
百花の王秋葉竹122/6/9 7:55
※五行歌 四首「もっと 気楽にしていよう」こしごえ6*22/6/9 5:45
令和4年6月8日(水)みじんこ0*22/6/8 23:48
一度は愛した人をこたきひろし022/6/8 23:20
ひだりの坂本瞳子1*22/6/8 22:46
Rose-Gardenちぇりこ。622/6/8 21:55
アムニージアックひだかたけし2*22/6/8 19:42
銀の雨522/6/8 10:14
※五行歌 三首「秘密の孤独」こしごえ2*22/6/8 9:40
優しさの欠片こたきひろし122/6/7 23:30
凡庸なブルースマークアーモ...222/6/7 23:01
令和4年6月7日(火)みじんこ1*22/6/7 22:14
自我ひだかたけし322/6/7 18:34
※五行歌 三首「味わう」こしごえ0*22/6/7 15:49
明後日の声やまうちあつ...122/6/7 13:49

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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