アスファルトが熱くなる
それが原因で
周りの気温も高くなる

「暑い」とつい言ってしまう
言っても涼しくならない
でも言ってしまう

夏は自由を感じさせる
何でも自由に見えてくる
 ....
自由でいいんだ
むしろ信仰が深まれば深まるほど
より自由になっていく
信仰が深まれば深まるほど
個性がはっきり出てくる
もっと自由でいいんだ
あれこれ考えるよりも
直観に賭ける方がいいこ ....
明るむ街角、
雨は止み
行き交う人々、口々に
ハレルヤを歌っている

祝福された意識野に
雨滴が一つ、二つ、三つ
銀色に輝く太陽が
どてら姿の親父を照らす

今日、沸き立つこの朝に ....
人は
複雑な
生きものだろう
だからこそ
こころをシンプルにしたい



ありがとう
と言われると
力がわいてくる
だから
ありがとうと言う



{引用=※五行歌とは ....
DVDのリッピングが5分早まった
ニューヨークは
今はどんな日差しが落ちているのだろう
今の僕にとってのその光景を
奈良の銃撃に似た思いで
抱きたいと思っている そして いつものように
朝 ....
なんやねん
だれやねん
そういうわれは
なんやねん
わいのこと
なんやおもてんねん
わいのこと
なにしっとんねん
いっこ?じっこ?ひゃっこ?
もっとあるわい
わってもわってもわって ....
満場一致の湿った場所にギョロつく子と
山犬の道理、光芒は肩を並べ
あしの速さを競うように、
浅瀬に乗り上げあとに続いていく
噴霧器の全勝。
それは唇が触れましたか。

えぇ、

次第 ....
光に貫かれ
すべてが踊り出す
この七月、
白い波しぶきを浴びながら
流浪の旅人は
麗らかな海辺の街をいく

静かに客人を待つ庭先には
石と薔薇、石と薔薇
石に刻み込まれた眼は
鬱屈 ....
「人生は理不尽なものだ」というのは、当たり前の真実である
理不尽とは、理由や物語などないということだ

「人の命は儚いものだ」というのも、当たり前の真実である
もちろん人だけでなく ....
いつしか俺の血には凝固したガラス片が混じり、血管の内壁を傷つけながら流れて行った、内耳にはいつだって体組織の悲鳴が聞こえていた―低く、呻くような、けれど確かに、それが悲鳴だと感じさせる、声が…感覚 .... 病室の窓から
夜の空を見つめる
何もない
何も起こらない
ただ黒いだけの空を
病院の灯りが反射するなかを
幻想の円盤が立ち止まる
意味ありげに
知性を持つもののように
私にその姿を見 ....
この冷え切った白い部屋で
あなたを抱きしめる
何度でも火を起こし
苦痛の肉を背負い
地獄に溺れ天国に昇る

夢だったのだろうか
あなたが現れたのは
輪舞する精霊を見たのは

あなた ....
夏は哀しみの季節
万物共生の大地から
伸長しようとする動植物
彼らは哀しみの歌を歌う
我らの繁栄も
いつまでも続かないと
バイエルの教本の新しいまま
ピアノを辞めてしまった日の夜か

右手、指番号の1番2番にて
恐る恐る、亀頭の皮を剥いたのは
波打ち際の賑わいに飽きて
少し沖へと泳ぐ
足が地球に着かなくなれば
急に独りが押し寄せる

海は突然生き物になる
いくつかのうねりを助走にして
高くそびえ立った
生まれたばかりのその腹 ....
愛してるという言葉を
伝えるのが私はへたなんだと思っていた
伝え方というか
表現の仕方がダメなんだと思っていた

だけど
何度伝えても何度伝えても
言葉は耳に届くけれど
言葉の意味は
 ....
いまとなっては
最大のチャンス
「下関名物毒フグ」で
ウラジミールを
暗殺しちゃえば
核武装なんて
物騒なはなしも
なかったろうにね
ついでに
街頭演説なんて
するときには
 ....
生きることは
きれいごとだけでは
生きられない でもね
きれいごとはきれいよと
Sさんは言ってくれました



ありがたい今
今はさまざまな存在や物事と
つながっている
どんなに ....
奇妙な旋律が反復される
たましいの奥底に眠る宇宙を起こしてと
剥き出しの孤独な個が表層を滑走しながら
たましいの深淵を開いていく

寂寥の荒野に響く木霊
黄昏の斜光
橙色に燃え上がる人声 ....
苦しむことができることに感謝

粘ることができることに感謝

闘うことができることに大感謝

灼熱の太陽の下で 労苦して働いていても

天国のように涼やかな

自然の風を感じられる ....
あなたはいつもせのびばかりして、あしをつらせては、またむりしちゃったなっておもってるけど、すこしずつもてるにもつのりょうをふやしているの。だからすこしずつあるいていけばいいの。だけどきづいてほしいの。 .... 壁を突き抜けた先にまた壁その先には檻が待っている
檻は守る形で展開されているのか?
知能犯を守るためにできているのだとすれば
虚構でしかないルールになってしまう
言葉の玉で撃たれる事を恐れては ....
夜の病床に独り横たわる友よ

今こそ詩人の炎を胸に秘め
静寂の彼方から呼びかける
君を慕った
在りし日の妹の声に
耳を澄まして

〝 ふたりの命 〟を共に生きよ





 ....
エスタブリッシュメントの
象徴のように思われ
攻撃の対象になることも多かった
しかし、不治の難病や
政治家にとって何よりも大事な
跡取りが出来ないことなど
決して思い通りの人生を送れたとは ....
死のハードルは
天よりも高いはずだ!
なぜ?どうして?
こんなに人殺しが多いんだ!
どうしても殺したければ
いきなりバーンとやらないで
卵をぶつけなさいよ!
卵を!
向こうの山に陽が沈むころ
痒みは痛みに変わるだろう

肉身がたましいに迫っている
普通でいられぬ苛立ちが
切迫した恐怖となる

救いはない
死の蒼い顔が踊る
今頃、娘はどうしてるだろ ....
銀色のプラットフォームは静かだ
何かが終わってしまったような
白い虚ろな光があたりを満たしている

駅名表示もない 時刻表もない
すべての列車はもう過ぎ去ってしまったのかもしれない
他の乗 ....
朝に身一点を感じれば
一日は恐れずに足らず

繰り返す日々に
こうべを上げれば
また光の青空が広がり
僕はたゆまぬ努力する

勇気を持ち
リアルなひとりの人として

宇宙の瞳を凝 ....
二〇二一年一月一日 「わが愛しき娘たちよ」


『80年代SF傑作選』上巻の4作目は、コニー・ウィリスの「わが愛しき娘たちよ」女子寮にいる女の子が主人公。そのモノローグで語られる話がちっともおも ....
宇宙の中で
星が灯る
星が消える

登場する人がいる
手を振り去って行く人がいる
受け入れて
追いすがって
時には気づかぬふりして

宇宙を見ているのは誰
宇宙にいるのは誰

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
真夏という空間夏川ゆう122/7/15 17:55
_渡辺亘122/7/15 17:49
ハレルヤひだかたけし2*22/7/15 11:03
※五行歌 二首「だから ありがとうと言う」こしごえ1*22/7/15 10:15
夏の空番田 022/7/15 0:56
なんやねん天寧222/7/15 0:18
春秋に富むとすればあらい122/7/14 23:21
石と薔薇ひだかたけし4*22/7/14 18:09
あなたの不幸には理由があります六九郎022/7/14 13:33
指先の輪廻ホロウ・シカ...2*22/7/13 21:42
夜の空岡部淳太郎4*22/7/13 20:18
痕跡ひだかたけし2*22/7/13 19:49
哀しき夏渡辺亘022/7/13 17:42
クーヘン2*22/7/13 15:21
夏の泡そらの珊瑚8*22/7/13 14:06
祈るように文字綴り屋 ...0*22/7/12 20:36
いい死でしたナンモナイデ...3*22/7/12 20:25
※五行歌 二首「どんなに遠くても」こしごえ0*22/7/12 19:18
たましいの歌ひだかたけし422/7/12 19:00
笑顔のファイターひろのふ022/7/12 11:09
てがみ(推敲後)武下愛1*22/7/12 10:10
壁と檻1*22/7/12 9:09
声援服部 剛122/7/12 1:06
悲しいと言うよ花形新次122/7/11 21:38
死のハードルzenyam...0*22/7/11 20:26
均衡ひだかたけし3*22/7/11 19:46
銀色のプラットフォーム[group]塔野夏子5*22/7/11 11:19
朝にひだかたけし322/7/11 11:10
詩の日めくり 二〇二一年一月一日─三十一日田中宏輔13*22/7/11 0:01
星の命木葉 揺3*22/7/10 23:38

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