美しい響きの渦に呑まれていく
静かに波打つ大海原
残響は遥か魂を震わせ
遠い親密な記憶に接続する
掘り起こせ、今夜
掘り起こせ、記憶の痕跡を
神々が吐き出したこの世界を
最後に成就し ....
○「コロナ感染拡大」
専門家の先生方には
これから先どうなるかという
「見通し」を是非お聞かせいただきたいです
○「岸田政府のコロナ感染拡大対策」
今までの政府と違って
どこか楽観的な ....
俺の高校は運良く鴨川のど真ん中にあって
学校終わりに徒歩で
梶井基次郎が檸檬を買った果物屋に行けた
そこで本当に檸檬を買って
実際に丸善に爆弾を置きはせ ....
祈る人を踏みつけて
列車を待ってる
壊れた調味料入れを
ひっくり返して
パンくずを食べている
どこまでも
膿んでいる
どこまでも
膿んでいる
初めての夏の中で
うろたえて、 ....
【画面上に重なる夢とは?】
AとBの折れ線グラフ、盲!妄!
:心臓がまた強く→なった。
・この増水によって干からびた
覗いた「囚われない」眩しいほどの快晴が無表情に紛れてる
おとことお ....
日本サル党党首
高崎山ボスザルの
高崎山大五郎です!
サルにも基本的サル権を!
という世界的な動きに伴い
この日本でも日本サル党を
結成し、参議院選挙に立候補した
次第です
ただ人間だ ....
これは
民主主義への挑戦である
違う
これは
私怨である
Aガー、Aガー
といっていたのは
Yではなかった
Aは撃たれた
Yによって
Yは、Aを
評価もしていたし
....
詩ですべてにおいての表現が許されるのだとしたら、
詩はただ個人のためにあるのだともいえる。
個人が自分のために書いた詩など、
誰が読みたいかと思われるかもしれないが、
他人が他人のために書いた ....
舞い散る雪が
街灯の明るみに
純白に晒され
夜行バス
俺の膝の上で眠る
愛娘
この幸福は
長くは続かないと
予感した
冷え切って
独りで臨む
世界は
その裸形を
剥き出し ....
暑くなると
氷りを使うことが増える
涼しさが欲しくて
氷の触れ合う音が響く
品のある涼しさに変える
氷りを口に含ませて
全身に涼しさを行き渡らせる
一瞬の魔法のよう
すぐ溶 ....
姉が玉子焼き用の四角いフライパンで
目玉焼きを焼いている
合う蓋はないので
横から湯気は洩れるが
面白い発想に見えた
僕は丸い小さめの普通のフライパンで
目玉焼きを焼く
かように ....
いつからか指先に付着していた錆色の凝固した血液は、なめてみると土にしか思えなかった、まだ数分しか経過していないのか、それとももう幾時間か経っているのか、いまはまるで判断することが出来なかった、空気は雨 ....
今し方までボクとおなじぐらいの松林の、
ついたての破れ目がそこいらから
背に射して、
唇を添えて、
通じるオルゴールのようにまわっていたよ。
熱したそこをものにして
>向こうは 鳴る< ....
究極の贅沢を味わえると聞いて人間になったが
今に至るまで何ひとつ贅沢なんてなかった
お金はないし家はボロボロ身なりは最悪
そして数十年我慢し続けたけど
贅沢どころか毎日が不幸の連続だった
何 ....
○「ワイフの外出」
「ねえ、お尻見えない?」
「だれもお前のお尻なんか見ないよ」
「ねえ、眉毛左右同じ?」
「だれもお前の眉なんか気にしないよ」
「ねえ、これハデかなあ!」
「色は関係ない ....
この盛夏、
蝉の声を初めて聴いたよ
朝だ、朝
一日はもうとっくに始まっている
目的と目標を携え歩く人々
僕は世界が在ることに
ただただ驚き神秘を探る
この盛夏、
蝉の声を初めて ....
そっちには
あると想うよ流れ着く
流木みたいな海辺の灯篭
あまりにも
ゆるりゆるりと進むから
見逃しそうな塀の舞舞
潜んでる
顔には出せないゼツ ....
自称詩人めがあ~
クソみたいな自称詩
書いている暇があるなら
働け!働いて働いて
働き抜いてみろ
ひとつ提案がありま~す
お題「ウンコびちびち」で
自称詩を書いてみて下さい
ウンコ ....
夢のなかにいるように
夢のなかで歌うように
輝く、輝いている
星、星たち
意識は奥深く落ちて
わたしは誰?
わたしはどこからやって来た?
無表情な現実がかき混ぜられ
失われた魂 ....
樹齢百年程の
杉の林で
蜩たちが
歌を歌っている
命をつなぐために
二十年以上
お世話になっている
扇風機さんと
いつか
お別れの時が来る
私は私の代で終り ....
ほしかった言葉をいくらでももらえる
愛しているとかそういうやつで
ひとりじゃないのかもしれないと
つまらない夢を見なくなった
道端に伸びていく薄緑の細い茎の
ちいさく開いて枯れていくあの花を ....
課題を最初の一週で終わらせる。
ゲーセンから逃げない。
友達と遊ぶ。
かき氷作りをする。
日にちがたっても焦らず「ぐ~たら」する。
旅行をまんきつする。
カブトムシをもとめて虫とりをする。 ....
食器棚の上段、隅っこに
夏眠まっ只中なるマグカップ
君の目覚める季節には
また、キスでも致しませんか?
あ・だむを、つくりました。
あ・かねで、ころしました。
あ・りすが、とりをやいてる。
あ・もんが、ひとをたべてる。
あと・むと、ばはなりました。
○「出かける所」
リタイアしても
どこか出かける所が
必要だ
コロナ下でも
どこか出かける所が
必要だ
○「情報化時代」
現代人は
情報を食い過ぎて
消化不良をおこしている
....
御とヲさまは弾き出された『酸漿』なのかもしれません
三日三晩思い込まれる、剥脱、「まだ見えません」
半熟卵の木漏れ日に沈みゆく列車を双方から塞ぐ、
乳状の不死鳥は たなびくは朱漆で 丸い影とあり ....
愚鈍と饂飩は似ていてぼくは前者のほうだ
ひとりの妻とねこと暮らしている
たぶんぼくは性格障害だからちいさな石をひろっていきてきた
阿部さんは悼むが政治にはとても疎くいきてきたようだ
詩 ....
この恐ろしいほどの
時間の無駄使い
無駄使いだけど
ただ無駄なわけではない
一番の贅沢かもしれない
お金も名も無いけれど
この命の
どうしようもない物語
この物 ....
夏が来たら
夏のことを書く
もうそれだけでダメだ
このクソ自称詩人どもが!
猛暑日に18℃設定の部屋で
アレクサに
クリスマスソング特集を
要求している
俺の自閉症の息子を見習え! ....
渋滞を抜けると
森の中
心が戻りたくなる場所
ひとりで
調律した楽器を
鳴らしてみたい
石はそこで眠り
水は時を知らせ
客は足を濡らす
持ち込んだ熱が冷めて
木々の香り ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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