背中を引き破り
翼を産み出しても
僕らは飛び方も
場所も知らない
翼も血にまみれ
ドロドロとした
赤い液体に絡まる
何も知らない子供が
汚れた大人が
ひきこもりの科学者が ....
A)
暖気してる間も醒めない/鉄は塊り
換気してる間も察しない/手付かずの雨乞い
息をしないなんて/囈(うわ)言(ごと)云うなよ
空ばかり請うなんて/蔑むなよ
B)
ど ....
言葉の羅列に侵されてく
そんな瞬間の私
怯えるように痛みの先を舐めて
舌の先に灯った芳香に焦がれた
貴方の瞳が夜明け色なら
私の瞳は最果てを映してた
言わないで口を紡いでて
綺麗 ....
召した、と君は言う
稀薄な意思を養生するかのように優雅を演じた
祓った筈の手に付着したものは黒南風
去り難い指の先に現れた解錠の儀礼
尽力で抱えた儘ならぬ数の哨戒
遥 ....
俺みたいなやつは、死ねば良いと思うよ。
優しさのカケラももってなくて。
どれだけの人が傷付いたよ。
だけどね。
死んじゃだめだって言ってくれる人が居るんだ。
なぁ。
....
幸せだなぁなんて緩く生きてるとだめになるし
またどうせやって来る
もがいて悩めと
宿命的だわ
これが業ならば
見えないものと戦わざるを得ないなら
突き付けて欲しいも ....
きょうもだいちにあいたたくさんのちいさな穴を
うめにいくのだと、ひとびとはかばんをかたてにでかけてゆく
ひとつでも穴がのこされていればふあんで
しかたがないのだと、ひのくれるまで
....
さやえんどうのかわをむく
ゆびのさきがみどりになって
ぷんとあおくさいにおい
うまくいえへんこと、いっぱいあるよ
っていいたかったのに
なかなかいえなかった
....
090522
進化をし続けて
人になった途端
ウィルスに脅かされて
右往左往している
マスクが売り切れたから
引き籠もっていても ....
ひとのその哀しいところなんて
簡単には見れやしないし
自分のその哀しいところなんて
簡単には見せやしない
だから、あんなふうにバリア張られてしまったら
捨て身で助けに行くしかないじゃ ....
090522
少しだけ
はなにつくのだと
苦笑いした途端に
風が吹いてきて
セットしたばかりの
髪の毛を逆立てる
その一瞬をカメラに納め
....
コンクリートを、駆けるように失われる優しさ。
切なげに、大げさに、フラットに。
そうして僕たちは冷たい同情を得る。
そうして、僕たちは寛容という名の無関心に尽くす。
はだけた服のすきま ....
テレビドラマを見ていたら
あまりにもつまらなくて
消してしまった
今までの人生を見ていたら
あまりにもつまらなくて
自殺してしまった
***
そんな彼女の
ラス ....
このからだをすぎるものらの
なんとせわしく弱いことか
流木が凍り
骨の道に沿う
いくら望んでも
いくら願っても
手のひらより大きくなることはない
....
ただ わたし
いるしかできなかった
ふもとで足が
すくんでたのかなあ
呼ぶこともできなかった
さけぶことも
云うことも
かみ殺すことも
ただ わたし
ここにいるしかできない
こ ....
だから私は何度も何度も言い続けた。
"もしもし? もしもし? 大変です――もしもし?大変なことが起きたんです――もしもし? 人が刺されたんです――聞こえませんでした――私には聞こえ ....
これからもきみが好き!
って叫ぶわたしに笑ったきみ
俺もずっと好き!
って嘘でも
信じてたんだよ
バカみたいに
ひたすら
きみを
あなただけを
愛しますと
天国のおじいちゃ ....
僕は許せないでいる
そのことに執着している
それは精神的にも肉体的にも
道徳的にも絶対によくないことなのに
そこから抜け出せないでいるのだ
じぶんがどう見られているのか
そんなことに価 ....
疲れてるの
と聞かれると
疲れてると
言ってはいけない
気がしている
休日も
休日以外の日も
そのどちらでもない日も
ある海で
休んでいると
網に掛かってしまっ ....
思い出すと
なんだか
苦しくなるから
思い出したりしないけどね
遠くから
ぼんやり
眺めていたなら
よかったのにね
恋は
いつでも私のそばで
楽しそうに 可笑しそうに
....
でも
雨になりたい
土になりたい
大気になりたい
海に、葉脈に、光に
石に、風に、雷雲に
なりたい
暗闇の中魚を狙うゴイサギの真っ黒な目玉に
森の中草を踏んで歩くゴリラの低い声に
海 ....
夏のにおいがした気がして
夜のカーテンを翻す
ヒタヒタ星が汗かいて
慌てたカエルがもがいている
梅雨はまだ来ないのに
あのコはかっぱを毎日着ている
彼はやじろべえ
あっちにぽ ....
薔薇を見に行かなければいけないね
薔薇を見に行かなければならない
薔薇なんて柄じゃないなんて言わずに
心と体を
自分の気持ちと五感とを
ひと一人分
薔薇の中に置きに行かなければ
....
瞬間瞬間が身と心を削るように降りかかる。
御霊よ御魂よ
この地に降り注ぐ力の火が
凍る明日を逆に照らし、曇る昨日を無に還す
人の世が辛いなら
今こそその日のけじめの日
狂った人と凍った ....
開かれてしまったら
もう、あなたには見えない
最後に映るわたしは
どんな
顔、なんだろうか
まばたきのシャッターを閉じて
(すとろぼが、みちて
それから
。 ....
わたしはおどる
ひとりでまわる
くるくると
まわる
まわる
わたしはひとり
まわるはわたし
くるくると
おどる
おどる
だれにもふれられないように
まわる
まわる
....
元気ですか?
何を見ていますか?
こんなに
近くにいるのに
なぜか遠くに
感じますね
お互いの
道を
歩み始めたから
うれしかった
....
あ、また鍵かけ忘れちゃった。
まだクライ地下、皆、開放していく。
その音は、やけに耳に響いて
カチャリ
また一つ、カチャ
私だけ掛け忘れた。
ふと手を伸ばすと、
頭のてっぺんから、
ど ....
ふかいみどりのやまのおく
しろい蝶がとんでいました。
あまりにもしろくて、
やまのみどりに映えていました。
わたしは誘われるように
蝶を追いかけました。
わたしは誰かに置いていかれてし ....
砂の城はなくなっていた
僕のイヌもいなかった
私はとても、もったいなく思って
階段のところで踊った――
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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