この部屋の光の具合もあるだろうが 其の皮は重く
赤みは幾分黒ずんでいるように見受けられる
産毛のようなものが軸の窪みのあたりに白くうっすらと生えている
以上からしても 其の林檎は若々 ....
青すぎる空が 濃淡もなく
(雲切れひとつあるでもなく)
ただのっぺりと広がっている夏の朝
プラタナスの巨大な葉が繁る
街路樹の陰はしかし小さく(陽が高い)
今はもう打ち水のない広い舗道を ....
だからやっぱり死にたい。叶った夢、叶わない夢、全て夢。嫌いになっても夢、血を出しても、ああ!現実だ。死?しなのか?しなのですか。
わからない事とは迷惑でしかない。だからもうだめ。空の果てに心奪われた ....
今日は寝坊をしてしまい。
ヒゲは剃り残しがある。
顔には満面の笑み
優しさをポケットに入れて
人に頼まれれば
何でも受けて
人に相談があると言えば
何でも黙って聞く
やさしさは ....
引用したよ、
まいにち参照した
(白い大開脚が
目の前で鰐の口になっていた)
そういうむかしばなしを
なんども読んだ
まだみんなが帰らない教室で
ページをめくり
非常階段で表紙をなで ....
あの飛行機雲のように生きた証残せるかな
それは流れ星なんだ 流れ星だったんだ
そのままのこころでみあげた夕暮れは桃色でした
オレンジだと思い込んでいたけれど桃色をしていました
なん ....
迷質な氷はかたまり
時に 織りこみ
いくえもの波形をひしめく
たいらかになって 眺める日
ほのじろく
透きとおるロック・フラワーの反光
水凍された海峡は
北緯48°のあたりまで夏 ....
人々は 互いの浅瀬に足を浸して
塩の水を汲み取っている
此処では誰もが 孤高で
ありながら共存している
互いの森で 迷いながら
不意に君は森を抜けて 一面の草地に ....
愛ってなんですか
それでおなかは満たされますか
今月の家賃が払えますか
愛ってなんですか
それはあたたかいものですか
疲れた体を癒してくれますか
この連日連夜の不眠が治りま ....
ふもとに自転車を止める
自転車ももはや山の木のように生えている
僕は山の記憶の泡に洗われ始める
かつてこの場所も辺境だったのだろう
山は人とは無関係な体系を
今も変わらず維持している
....
掻きむしった腕
朱色に染まれ
醜き四肢を焼きつくせ
痛みは甘美
朱は素敵
きみがいう
そうさ
朱は素敵だ
きみのその ....
みんな頭の上に
金魚鉢を持っていて
歩けば中の水が
ちゃぷんちゃぷん
揺れている
ときどき
金魚が入っている人がいると
みんなが振り返る
水が濁って
少ない人がいた時は
....
A sugarcane is a whip, full of tears and anger
Swallowed and sucked by nobody's sins
Send me a l ....
非常階段は
ぜんぶ空に途切れているから
僕の指先はどこへも辿り着けない
そうして
夕暮れは何度も流れて
僕の肩甲骨を
ないがしろにするのです
(お母さんに来てもらいますからね
....
貴方の 声を私は知らない
貴方の 趣味や好きな食べ物は周りの人が言うから知ってる
でも見たことないから実感が湧かなくて
物語を聞いているみたい
貴方がいないのは当たり前
歳を ....
わたしを殺してください。どんな方法でもいいから。今のわたしは飛ぶどころか、歩
くことも出来ない鳥?
苦しい、辛いの。永遠に春は来ない気がする。
轢いて、刺して、病魔を使わして、沈めて、凍らせてく ....
ほらここにもあそこにも
今日も明日も人は歩いているよ
この星にはたくさんの人が流れ
日々たくさんの想いが溢れてる
あなたが今抱える苦しみや悲しみを
おんなじ気持ちで感じる ....
「まだ生きているのか?」と声を聞いたのが高校生の時分。
誰の声でもなく、
夜の床ではっきりと、
背骨の辺りで声がした。
残念ながら、
あれからしばらく経ち、
御生憎様、
まだ生き ....
なんにもするきになんない。
いましたいことといえば、
きみのめのまえで
おもいっきりないてやりたい。
いみもなく
(いやきみはそのいみをしっ
ているだろうが)
ごうきゅうするあたしを ....
砂漠の砂の来歴を誰も知らない
かつて花だったかもしれない砂
かつて森だったかもしれない砂
あなたは知らない
何も知らない
あなたの舞に
砂漠が潜んでいることを
そうしてあなたは激しく舞い ....
再会と別れが出会う街で
すれちがう人は他人ではなかった
魂が抜けたように
それでも旗をふり続ける
工事現場の機械人形
それもたまにはいいけれど
縮んだ雪だるまになど ....
お冷をいただくと
無数の気泡がうずまいて
星々は銀河となる
宇宙である
隣の客が
飲み干している
その隣の客も
今日はとても暑いから
死んでしまった
命の行き場が ....
今日が何曜日か
今日が何日か
という暮らしは
とっくに忘れ去った
いまは潮の満ち干だけで生きている
空に満月が輝くとき
ぼくの心に大潮が満ちる
笑う満月がいる
誰もがやり直せることを
その情熱の持続を
誰もがひとりではないことを
奇跡を引き寄せるからくりを
その情熱の持続を
ぼくは証明したいのかも知れない
雨が降る青い ....
ぬるく湿った風が
渇いた僕の心を撫でる時
蘇る17の記憶
どこまでも尖る
突き破る膜
水の音
夏の匂い
甘いストロベリー
待ちわびた8ヶ月
すぐにはじけた丸い惑星 ....
もうやめて
わたしの前に居ないで
抱きしめるのも手を繋ぐのも君への誤魔化し
ごめんね。
見放して
でもきっと、今頃は私のことなんて忘れているでしょ?
いまでも夢みた ....
僕は迷わず選んでいこう
来るはずの明日の為に
*
何をしたらよいのだろうと戸惑ったまま流れていく
海に向かって
揺れ落ちて溶け行く陽を
君とふたりで見ていたのは
**
....
いとなみのなかの火の合い間に
そそがれる水の熱さを見ている
波に至る前の波
拙いはじまりのはじまりを見ている
橙色が溶けてゆく
水は
話しつづける
霧 ....
どどどどいつが! どどどいつがたたた叩いた!!
叩いた!痛!ま!間借り!DKの!ドリアとマンゴー!いやDKの!!
吐く息がフー!出る声がポゥ!!彼は死んじゃった。いやになるよ
もう。黒い空がぶぅ ....
磔刑に甘んじて
それらしく展翅され
大陸から
島嶼国家へ
もとめてもいない愛を注がれに
3803 3804 3805 3806 3807 3808 3809 3810 3811 3812 3813 3814 3815 3816 3817 3818 3819 3820 3821 3822 3823 3824 3825 3826 3827 3828 3829 3830 3831 3832 3833 3834 3835 3836 3837 3838 3839 3840 3841 3842 3843
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.57sec.