輪ゴムを弄んでいたら
ぱちんッと弾けて切れた
がまんして がまんして
耐え切れなくなって
もうやめたッ
自分だけの ひとりよがりを抱え込んで
苛むのは やめにした
閉じていた ....
わたしたちは土色の平安である
朝焼けが空いっぱいにひろがると
モダーンなモルグからアルコールをしたたらせ
ただよいはじめる
恐怖はすでに漂白され
不安は未来とともに消えている
わたしたちは ....
地面が赤く輝く
次々と生まれるルビー
祝砲と産声が織り成す交響曲は
誰の目にも美しいのだ
皆が同じ方向を向き
歓声があがれば
そこに美しさはある
逆を向いてはいけないし
向こうだな ....
深夜、ダベりつつ考えた
世の中の人は、自分が望んだとおりに生きてる人なんかいやしないのよね?
ではみんなは理想を諦めるすべを知ってるはず それはなんだろう?
「望む道へ歩む人はいるでしょう
....
遠くの波を
うごく荒れる白の高さを
見ながら翻弄されて
ペンギンの色と形
消えたり見えたり消えて
法則を学ぶ人たち
ときに海に立つ時
聞こえる笑は波動のように ....
と、その人は言った。
なんとも不思議に穏やかな笑顔で、
世界の涯へでも
身軽にリュック一つで出かけられそうなほど
軽やかな足取りで。
すべてはよりしろになる
悪しきものも
良いも ....
心穏やかなままホロリ生まれた涙の一滴が
遠く千マイル ひこうき雲のわきに落ちて
じきに 光の速度も超えて こちらがわへとやってきます
もし 願うことが許されるなら
誰か街路の電線林まで ....
全然論理的じゃない
プレカリオはそういうふうに歩んで
いくものではないでしょうに
全然非論理的ではない
風孕み舞い上がるカイト
急行電車から眺めては
折り重なるシフォンのドレス ....
出口の見えないモノドラマ
無限大に広がる行間
暗闇色のボトルの中
いつまでも消えることのない気泡
秒針だけの目覚し時計
鳴るはずのない遠い約束
ミント味のする後悔の中
いつまでも ....
どんどん投げ込まれる
変化球を
受け止められなくて
ぽんぽんぽんと
ボールが転がっていく
そんな感じに似ている
会話に耐えきれず
キャッチボールを諦めた
グラウンドに
....
言葉は割れるものであり、
ケツも割れるものである。
家族も割れるものであれば、
人間なんぞ、お脆い、モノだ。
神は最初にナニも言わねえ。
光の前には嫌味があった。
....
浴室や寝室であの二人になじられ、必死に返す言葉も恐怖に震えるから。
声が出ない。
学校から帰る途中から地獄が待ってる。
道端可愛らしい白詰草も蛇イチゴも救ってはくれない。
味方は居ない。
も ....
白いキリンが真夜中にじぃっとこっちを見ている
瞬間を司っているのは彼だったのだ
染み入る群青に抗う力はもう私には残っていなかった
月が青白く光り続けていることに気づいてしまったから
そ ....
月がよく見える夜は
灰色の海の
底にちいさくうずくまる
全暗の底に
手に触れる光も無ければ
キラキラ光る魚もいないのに
何かが起こる気がして
好奇心だけ
それだけで ....
言葉がひどく散文的にしか並ばない時がある
閉じているところがなくって恥ずかしい夜
開ききった眼が生きている明け方
まっすぐに
言葉が届いてしまう夏の朝のことだ
嘘吐く口の中に真実が潜んで ....
僕の輩にいなくていい
釣られプロではないと
サオに想像しながら
山に楽しいから
釣って思っている
友達の取る前に
あっても泳いでいるのだと
サオで食べることを
山の夢に逃げられ ....
会えると知って人に腕を振り
たんたんと自分に続けられていく
まっすぐな並木道を歩いていった
変わることのない緑色の木々がそんな道を
どこまでいくのだろうとそびえる
歩いていくかもしれない ....
世界を救うんは
お前やから
そんな風に惚けたように
言う母親は
年の割には肌がきれいで
触りたくもなる
僕は頷いて
今後のプランを彼女に示すけれど
それにはそれほど興味は持たない
....
きのう、神様を見たよ
公園のブランコのつくる三角形の奥で
神様は、がんばってた
神様だって、がんばってる
怠け者の寝言、偽善者の讒言
もういいからみんな消 ....
ちっちゃな庭に
ちっちゃな幸せが咲き
ちっちゃな家に
あなたが咲いている
あふれる光を
咲いている
ちっちゃな
ちっちゃな
ぼくらの毎日
ちっちゃな
ちっちゃな
ぼくらの星に
....
(きのう)
晴れた日
顔に両手を当てて
指の隙間からあなたを見たら
胸が痛くなった
そっと手のひらを返したら
日差しがキラキラこぼれてた
宝石みたいな言葉なんて
ひとつもくれたこと ....
人通りの少ない交差点
全力の傾聴で聞こえる
「ジー」の音と共に働くのは
赤や青や時々黄色のランプ
こんな時間にも働く彼は
その姿が見えない場所でも
白の壁や灰のアス ....
俺の前世は猫だったから
半日くらい寝ちゃうのかなぁ
俺の前世は猫だったから
雨より先に泣いちゃうのかな
俺の前世は猫だったから
みるくみそしる同居しちゃうのか
俺の前世は ....
数多
霊たちにも
夜店の賑わいは魅力なのでしょう
毎年恒例の
納涼盆踊り大会
恒例という言葉は降霊に
納涼という音は魍魎に通じます
ひとごみに垣間見る
久しく懐かしい人の面 ....
雨が降る
丘に埋められた木の実の底に
たゆたう森を燃やすために
ほつれた右目から
麦の穂がゆれる
ぼろぼろの人形をくわえて
金網をくぐる裸の猫に
背中にゆれる麦畑に
ちぎれた腕 ....
50歩進んでは48歩さがってるって感じだ
3歩さがって5歩進む生き方のほうが疲れない筈なのに
誤解もうまない筈なのに
敵もつくらない筈なのに
もう四十なんだから生き方を変えなきゃ ....
*
季節の隅に置き去りにされた白い砂に刻んだ足跡が
風に運ばれて遠く旅立つ
情熱だけが高く舞い上がり青い空の藍に溶け込んで行く
白い雲の切れ間に漂う残像は
光の露となり
沸き立つ夏に飲まれてし ....
定刻でないのにチャイムがきこえる
たとえばデジタル表示が17分を示していたって
耳の中から注意を喚起するような
それは隣のテーブルの女子たちのけたたましい笑い声や
街頭演説や
夕方の店内 ....
今日は
涼しくて助かる
だけど
俺には行くところがない
降る、と言っていた
雨は
どうやら
降らないようで
洗濯物は干したままでいい
だ ....
雨がまた、降り出した
水曜の午後
憂鬱なマクドナルド
心臓の様な交差点
右心房、左心室、
左心房、右心室
そこにある血液と営み
規則正しい信号の流れ
ニューロンからシナプスへ
シナプ ....
3789 3790 3791 3792 3793 3794 3795 3796 3797 3798 3799 3800 3801 3802 3803 3804 3805 3806 3807 3808 3809 3810 3811 3812 3813 3814 3815 3816 3817 3818 3819 3820 3821 3822 3823 3824 3825 3826 3827 3828 3829
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