夜がさびしいすすき
街灯の猫はひとり
角のひとりっ児

すれ違う誰かさん
くり抜かれ ひらく月いろ

愛しか知らない
感じる痛みすこし齧る
とじない唇
みがいた歯
繋がる線を 択 ....
さて、押し開かれて溢れ落ちた話をしましょうか

背表紙の一つ一つは呑気にも程がある、手作りのケミカルめくるフェイクであって、
その状況を淡々とただ深窓にラグがひかれ処理して幾多のところでした。際 ....
都会は時刻表を
意識しないで生活できる
電車やバスが
数分置きに来るが
家賃は地方より
毎月五万円程度高い

地方で時刻表を
意識しないで生活するには
クルマの運転が必要で
保持す ....
その人の人生を私は
生きられないので、
私は私の人生を
生きて
楽しみ味わおう



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
僕は
楽しみを見つける天才になろう
どんなに年をとったって
がんばって楽しみを見つけよう
散歩、家庭菜園、ゴルフ、カメラ、温泉、ボランティア活動など
楽しみは身のまわりにころがっている
が ....
ひかりで組まれた思想
田舎の風じゃない
ぼんやりした色の実が
軒先で 欲しそうに回っていた

かたい盛り土 過ぎ避けながら
信号が変わろうとしていた
貴女と交わろうとしていた
勾配を増 ....
眠ることのない歌の終わりに貝殻を割った
ひとしずくの濁った海の堕胎
光の焦点は黙したままの唇の爛熟に浸透する
夢の灰は睫毛に重く
子供らの歓声の抜け殻は色を失くしていた

かつては魚の目を ....
たましいの
まえをよこぎる
くろいかげ
こしょうした
にくたい
はやくも
とこにつき
こおり
ぎりぎり
かみくだく

ひとのたましい
いろんないろいろ
それぞれのときを
い ....
それは、2013年6月のこと
倶知安町で
後志ろうあ協会40周年記念式典に参席した

講演したNHK手話ニュースキャスター
小野広祐さんと浴場で一緒になった
「君は、ろう者か?」と尋ねられ ....
  

上り坂を
歩いて来たかと想ったが
ふと気がつくと
目の前には
さらに傾斜のキツい
坂が
まるで
壁みたいに
立ちはだかっている

アイダノコイダノ
ほざいてたころ ....
毛布の中で
繋いだ手が
汗ばんでいく

時計は見ない
太陽が怒ってる

僕たち
そろそろ
準備をしなくちゃ

君とふたりで
今日も旅に出る

おはよう

始まりの声が
 ....
僕が「右だよ」というと
ワイフが「左だよ」という
僕が「まっすぐだよ」というと
ワイフが「後ろだよ」という
それで車にナビをつけた
それでも「この道はおかしい?」と
時々いう
気の合わな ....
食いっぱぐれた朝食の目玉焼きには醤油を
   派でした。塩胡椒もいいよね、その
場合は玉ねぎとベーコンのソテーを添えて
トーストにして。チン。大晦日から何度も
   のにつながらない電話番号は ....
文字が制限されてしまった
この世界では
一日のうちに
読める文字数が
決まっている

大好きな本も
一日でたった5行しか読めない

ひとつひとつの文字を
愛おしく
何度も何度も眺 ....
海を見にきたのに
波の音だけ

あきらめて
目を閉じる

大渦巻きが運ぶ
湿った風

息を吸って吐く
不自由のリズム

やがて
波の音が消える

呼吸を視線を体温を
 ....
溢れる
溢れ出る

溢れ続ける、

はばたく花に
脱落する意味
言葉戸惑い

揺れる幽霊、
河童の踊り、 
走る死人、

波打つ無
懐かしいよ
なんだか
とっても
透 ....
広いあき地がある
酒を飲みすぎた
あき地の中にふらふら入ってみる
そこは入っちゃダメだよ
声がする
あ、すみません
あき地から出る
家の方向は分かる?
バカにするな 分かってるよ
と ....


身振り手振りで伝えたい
深い虚構の 底のあたりが現実で
水面は空想





現実と空想の間に渦巻く 蚊取り線香 π生地仕様
人 は測量に熱中
人 以外は行楽に夢中
 ....
貨物列車は
北北東へ

思い出すのは
遠い国のお話

どうしてあのときあんなにも
どうやらこのごろすこしずつ

骸骨になって
自分の中を旅している
枯れきった指が
刻む空
それは非戦の歌

非戦の人が
紡ぐ絲
それは旋律を憂わせ

奪う苦界
争う肉が呼びあう
骨をふたつに裂く石台
互いの傷を
咬みあう


階のいち ....
白いイメージがあった元日
近年は暖かく
イメージが変わった

寒さとか
日本独特の何もかもが
元日のイメージを作る

久しぶりに寒い元日になった
雪が降り白い世界になった

年賀 ....
水を得た夜空です
夜には澄んだ真水がある
手をのばして
触れようとすると
逃げてしまうんだね
小さな星に隠れた
君の息づかいを聴いていると
とても静かな胸の内では
真水が溢れてくる
 ....
広いスーパーの店内を
カートに寄りかかりながら
物を探し探しゆっくり進む
「あのーポリデントはどこね?」
店員に尋ねながら回る
レジへ向かうと長ーい列ができている
今日はポイント5倍の日だ ....
世界の対立構造は
専制主義と民主主義
なのだそう
この国は
専制主義だったかのぅ

鬱になるのは
バカだと聞いた
外をごらん
浮かれる要素が
どこにあります

僕がいるから
 ....
あぁ勝手に
うごめく思考の内
痛む眼 硬直する脳髄

ひたすら氷噛み砕き

溢れ出す
言葉、表し

耐える
今宵この時、

熱 呼び戻せ
熱という実体

固体液体気体の
 ....
空回りしている
わたし
貴方の
邪魔に ならないように
いい子にしてるのに

読書している
貴方に
持ってきた
コーヒー
こぼしちゃって
貴方の白いワイシャツが
ぬれちゃって・ ....
蟻の宇宙
時が入ったり出たり

木、倒され
葉、しげる
夜の夢
どれも欲しがる児

滲みぬものはない
あがないもない
ただすれ違う

近づかなければ見えない
そして近すぎる
 ....
叫びながら舞う女
光の庭に
ひとり居て
ことば
渦巻き喘ぎながら

喉を震わせ吐き出される声に
意味はたじろぎ光に呑まれ
舞い狂う女の
光の庭
時 失う

感覚の光
思い出の ....
なんだか灰色の空だな

シャブ中で捕まっている夫と
くらしていた家は
おじからかりていたもので
おじは今
母の働いている透析の
病院の
院長先生をしていて
このお正月に
すべてか
 ....
片結びの恋でした
蝶じゃないから
空は飛べません

ただひとり
取り残された
教室で頰杖

テストの点なら
負けないのに

好きという
気持ちだけが
うまく伝え ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
はだしsoft_m...123/1/8 15:41
占め子の兎あらい123/1/8 13:26
時刻表サブスクリプションイオン023/1/8 10:51
※五行歌「人は人、自分は自分」こしごえ1*23/1/8 9:10
楽しみを見つける天才zenyam...0*23/1/8 6:43
くうそうsoft_m...023/1/7 20:18
あたらしい爪痕ただのみきや023/1/7 18:28
たましいのうたひだかたけし3*23/1/7 18:20
一応、手話パフォーマーもしてたんで板谷みきょう023/1/7 14:13
新しい風景秋葉竹023/1/7 10:21
ミナト 螢123/1/7 7:43
気の合わない夫婦zenyam...1*23/1/7 7:28
かける/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ1*23/1/7 2:09
ある世界の文字秋田の米はう...023/1/7 1:06
暗黒海mizuno...023/1/6 23:54
うちゅうむちゅうひだかたけし223/1/6 20:15
広いあき地にて林 理仁223/1/6 17:35
かりそめ八景(または、ことばの引用)乾 加津也6*23/1/6 15:51
GKやまうちあつ...423/1/6 15:03
非戦soft_m...223/1/6 14:55
元日夏川ゆう223/1/6 12:15
うお座少年ちぇりこ。623/1/6 9:49
買い物ふらふらzenyam...2*23/1/6 9:41
しみじみりゅうさん023/1/6 1:43
夜想7ひだかたけし323/1/5 23:41
「残すの・・・」 2023年1月5日(木)ルルカ1*23/1/5 20:11
公園soft_m...323/1/5 19:26
狂女ひだかたけし723/1/5 18:12
コカインスェットモマリサ公323/1/5 16:50
少女クライシスミナト 螢223/1/5 16:03

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2.9sec.