謝るのは簡単だ。
そう言ったのは、僕で。
今は、君が言っている。
僕の言葉は、君に届いて。
また、僕のトコへ帰って来た。
誰かに、伝えたコトは。
多分、自分に伝えた ....
嵐が過ぎ去ったばかりの
夜明けの海岸に
僕は僕の相棒の野良犬と連れ立ってやって来た
激しい台風が
思う存分 遠慮なく吹き荒れてくれたおかげで
夜明けの海の薄い水平 ....
私は、
あなたを一生愛し続けると、誓わない。
どんな時もあなたの側に、居続けない。
あなたがくれるものは何だって受け入れてあげる。
愛情を、憎しみを、罪を、罰を、受け入れてあげる。
あな ....
今日も天使でもないものの 誰でもない
大都会の虚ろな言葉が 不法労働者の どこかにこだまする
笑い飛ばされる
正確に言えば そんなふうに値段とともに消えていく 酒の苦みが
場所によっては ....
どこかの焚き火のにおいも
さらさらの空気も
柿いろの空も
鈴虫のこえも
うすぐらい街灯も
踏切の音も
車のヘッドライトも
後ろを歩くカップルも
いまならみんな
愛せる気がする
....
そろそろおしまい
長引いた旅も
そろそろおしまい
さようならの時間
かなわぬことばかり
不満ばかりが堆積した
こころの泥に別れを告げて
おやすみを言う時間
矢印のように鳥の影
....
降り積もった憂鬱を踏み締め
崩れていく入道雲を見守った
もはや手を伸ばしても遅すぎるというのに
ローファーの高望み
走り去る夏は尾ひれをなびかせ
金色の夕焼けに思い出を放り投げた
制服 ....
会いたいなんて
きっと虫が良過ぎるから
会えたら良いな
なんて考えながら歩いてる
柳の下に君は居なくて
寄り添った影は短くなって
あぁ、又一つ
失うのに気付いた
君を手放してど ....
忘れ物
あそこに置いて来た
あれが無くちゃ
鼓動は止まってしまうのに
{引用=刺された傷はとても疼く}
今日僕は
血を流して倒れてしまいそうな
ただそんな気持ちでした
遺失 ....
道の果てで懐かしい人にであう
最後にお会いしたのは
いつだったかしらね
おひさしぶりと 言い合って
最後の日から随分たち
身体を持たないことに慣れ
ずっと薄く微笑をしながら
ああ こ ....
肩にもたれてきた女
ぐうぐうと
すうすうと
重さがだんだんかかってくる
すでに目的の駅は過ぎ
遥か遠くに
待っている人がいる
海が見え ....
書いている
生きている
死んでいる
機械が、わたしと同じように、きみ
の
かたわらで、きみと
同じように、わたしの
かたわらで、鸚鵡返しする
彼方の、
きみの、彼方の、きみ
の ....
プリズムを
とおしたひかりは
なめらかな
グラデーション
うつろう色みを取り出して
あか き みどり と
括ってしまえば
そのなめらかさは失われ
大雑把さに囲われる
そん ....
よう またあんたかい
最近めっきり顔をみなかったが
またここにやってきたのかい
よっぽどあたしが好きと見えるね
あんたがいくら誘ったって
あたしはその手には乗らないよ
あたしには
....
いつもより明る過ぎる月の光
夜に引っ張り出された君の影
静けさを含んだ風が
雨のように降り
草はサラサラと内緒話を
手にとれるだけの悲しみが
ふと首をもたげたとする
....
たわむれに
花の音
風の色
君のまなざし
この胸に滲むよ
からみあう
あやとりのように
指と指
結界して
たわむれに ....
歌う時は過ぎた
語り合いもやがて終わる
引きずるものが風に
飛ばされる事を望む/望まない
両足で押さえたそれを
お前は影と呼ぶ
息をつめた手の中で
揺れる蝋燭の炎が
蠢めく影をいつ ....
希望は与えられている
悲しみは与えられている
ショパンを練習している
テンポの変わるところが
音がほどけてしまってながれない
おなじところで音もわれる
灰色の街で
....
私は
父に愛されなかったから恨んでいるのだろうか
愛されたかった
抱きしめられた記憶が欲しい
私は
私をつくった人としての父しか知らない
古ぼけた風景の中の父は
ただ 命令をしている ....
暗中模索の日々のなかを
わたしはきょうも
わたしはあしたも
きょうという日々を生きるだろう
ひとの夢がわたしの夢に沿わないとき
わたしはそのひとを
愚かだと決め ....
恋人いじょう
友達みまんのふたりには
待ち合わせる場所も
繁華街のシャッターのまえ
セブンスターを持ってかざして
立っている
割り切りたいと
そういう欲望 ....
静か。とても静かで空気がぬるい
しなければならないことに何一つ立ち向かえず1日を先伸ばししているとこの時間が訪れる
脳みそがゆるゆるしてて辛いことを考えてしまわずにすむ時間
生産性もない
....
幼い頃は持て囃され甘い菓子で育った。
少年の時は真っ白な繭が僕を守り養った。
やがて呼吸も自由に羽を広げる頃、
誰もが欲しがる平等を平然と飛び越える翅。
指折り数えた確率は出会った瞬間に吹き飛 ....
鳥の飛ぶ
銀のピアスをもらったよ
こいつったら ときどき
姿をかえるから
翼を広げてとびまわる
だから、耳をひっぱったりして、
やんちゃな赤ちゃんみたい
でも、ありがと ....
何もない手に
立ち止まった風の 僕は
労働者としてのそれを
僕ではない言葉として 流れていった
僕のすべてが報われるのなら
労働者として
中の暗黒ではなく
この時代の社長になれ ....
空は何も知らない
僕に砂漠はオレンジ
オレンジとしての林檎の 曲に
太陽としての aikoを聴いていた
aikoとしての休みの
日を 曲に耳にしていた
憂鬱な囚人としての休み ....
1
ろばの肉は、骨をくるんで、
皮にくるまれていた。
もえがらにはならなかった。
一つ、星のおこるたび、
グレアに紙をかき消されるたび、
皮をまとって、骨にまとわされて、
....
るるるるるるるるるる る
トロイメライの草いきれ
揚げ花火の調べ
命の水源から零れ出す、フラクタルな哀しみと
誰にでも、生きている限り、幸せになる権利がある
ということ
花火が落ちた焼け跡の空にも
....
シタールの音が哀切を持って
時を切り刻んでくれるような気がする
立冬を迎えた土曜日の夕暮れには
今年はついぞ聞くことの無かった
ヒグラシが似合うのだと思う
枯れ草を燻す煙がどこからか ....
3632 3633 3634 3635 3636 3637 3638 3639 3640 3641 3642 3643 3644 3645 3646 3647 3648 3649 3650 3651 3652 3653 3654 3655 3656 3657 3658 3659 3660 3661 3662 3663 3664 3665 3666 3667 3668 3669 3670 3671 3672
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.58sec.