「どうして君は走らないの?」とクラスの女子に聞かれて私はこう答えた。
「サンダルだから。」
私が通っていた小学校には
“ランニングをサボった人がいた場合は、その人の周りを走る”
という風 ....
重ねた手が一定の温度を保たないで揺らぐのは、生きているから、、、
――――――
手に手をとって寂しさを埋める
手に手をとって寂しさを確かめあう
「私が死んだら、『 』も死んじゃう ....
「笑っているの」と訊ねると
「笑っている」と応える
木の葉が風に舞って
肩越しに落ちかかるまひる
赤い葉っぱが嬉しくて
赤い色がかなしくて
その指先をもとめて手をのばすの
....
陽射しが強く射している
この昼下がり
僕は
あなたに会いたくて
空を見上げています
もしかしたら
雲のじゅうたんから
悲鳴を上げながら
さかさまになって
落 ....
あなたの
髪の毛
か
ひげを一本くださいな。
たくさんくださいな。
唄いながら、
編みこんでもいいですか
みつあみでもいいですか
飴 ....
やわらか
マシュマロ
冬の庭に 小さな実をさらけだし
小人の作る あわい白玉が
あちこちに 雪をふらせて、
寒いね、
ここでは、そんな優しさは許されないのです
ここでは、強 ....
最近
私はよく出会ったばかりの頃のキミを夢でみる
夢の内容はあやふやだけど
いつも何故だかキミはとってもうれしそうだった
だから
私もつられてうれしくなって
最近はすぐにふ ....
重たさを持ったあの音楽が内側から叩く
必死に私は口元を押さえて
空気に触れないようにと思っている
もしもそれがこぼれてしまったなら
それは途端に1人になり
それはさみしさに気化してしまう
....
アナタの瞳は潰され
その傷口からは血の涙が零れる
四肢を支える腱すら失って
何もかもを亡くしたアナタは捕らえられてしまった
その目はもう何も映さない ....
【心臓】
キミの心臓 柔らかくて 暖かくて 愛しい。
その左胸に耳を澄ませたなら
聴こえてくる鼓動
キミの命
取り出して呑 ....
ソプラノのプラズマ
含地球太陽系の太陽が
太陽風の歌を歌っているように
比喩でなく銀河もまた
可聴域外のアリアを奏でています
銀河風とスターバースト
超新星爆発ごとの
スタッカー ....
隠れキャラは見付かるまでずっと隠れていた
錆び付いた針金で檻をつくったよ
けれど錆びていたからすぐに壊れてしまって
それは檻と呼ぶには理解出来ないものになっていた
鋼のハートを ....
青銅製の戦士像
錆付いた彼の硬い頬に
涙がひとすじ
流れてる
多感な彼女は
どこにいてもそれが分かる
神様のように優しい雲たちが
どんなに慈悲深く
覆い隠そうとしても
....
なにも見えなかった時を経て
今は少し見えるようになったのかな
あけたドアから入った空気は
痛いぐらいに透き通っていた
なりたかったものになれなくなって
できなかったことができるようになっ ....
遥かな夜空の彼方から
世を去った友の涙が一つ
ぼくの頬に、落ちてきた
イヤフォンを入れた耳には
(can you hear me?)
という唄声が繰り返され
昨日、遠い ....
神戸での会合を終えて
新幹線に乗り込んだわたしに世界は
スピードと夜を与えていた
岡山までの短い時間だけれど
南方の従軍基地にむかう兵隊さんの
わたしはひとつのたとえ話だ
船底にち ....
オレはいまひとりかい
レゲエさえせつなく聴こえるよ
ブルー?ドロップス
おい
レゲエって黄色じゃなかったっけ
思いきり
スマイルしてみる
愛がほら
スキ ....
仮にきみが
一生をかけて消してまわったとして
世界中で便所の落書きは増え続け
子供たちは世界をほんの一瞬憎むだろう
そしてきみはいつか迎合する
つまり
悪意にみちた世界
世界は悪意に ....
例えば地に足が着地したとして
曇り空と背の高い建物の間に
そっと手を差し入れることもできるし
湿っぽいから霧を出してもいいし
花のように丸くなることもできる
後悔はな ....
ひとの明かりが照らす夜から
星の光を洗い出して
空を見る
冷たい空気に頬を浸して
昔覚えた星の名を
思い出そう と
{引用=ベテルギウス リデル
カストル ポルックス
シリウス ....
たとえば君が
太陽や月でなくとも
シリウスようなきらめきで
夜空に祝福を与えてくれる
たとえば君が
笑顔を失ったとしても
僕がお道化になって
気付かれないように
君の元へ駈けつけよ ....
変化のない日常はとてもとても退屈で、とてもとても詰まらない。
しかし、僕はそんな日常を繰り返す。
文句も言わず、愚痴も零さず。
だって、これが僕の人生だから。
ただ、生きて ....
じっと目を見て
19歳の青年は言います
おはようございます
挨拶を交わして
仕事につく
あなたは時折わたしを
じっと見ます
だから見ない
吸い込まれてしまう ....
昔、誰かに言われたことがある
自分の為に行動をしろ 人に迷惑をかけない大人になれ 人がどうかなんて関係ない、と
そのときの自分には
それがなんか悲しくて
でも正しいような気がしてて
ただ ....
半分は嘘を言ってるようで
時折マジを入れてきて
冷たいようで
時折優しさ見せてきて
無関心なようで
くだらない話まで覚えててくれて
そんなあなたの手の上の私
支配するのが好きな私が
....
沁みる言葉が在るよ
優しい言葉の
その裏側
秘められた暗号が在るよ
独りで積み上げた城には
誰も住んで居ないんだ
軋む廊下の音に
どうして誰も気付かないのかな
誰も居ないから
....
彼は何度も自分の死を夢想した。
自殺願望によるものかマゾ的な嗜好かナルシズムによるものか、何なのか。
臨床によっても解明不可能な病だった。
本当に死ぬわけではないので、彼は何度も妄想の中 ....
いつまでも
どこまでも
離れてゆく
その手と
この手
遠い
そのふたつのへだたりに
風が流れる
水に
浸されたゆびに
からむ水草
きらめく陽射し
ふたつのへだたりに ....
とろりとろりと
日が暮れて
お社の石灯篭の暗い影
僕の背丈より
いつの間にか長い
鬱蒼と生い茂る鎮守の森
空にはねぐらに帰ってきた鴉の
黒く騒がしい群れ
忍び寄る夕闇せかされて
....
場所はどこ
この僕の その匂いが
体のレモン色みたいに歩いていた
僕はたどり着こうとする道に
知らないけれど オレンジになって
きっと僕は 満月に見た
週末を歩いていたんだろう
疲れ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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