いつもより長いキス

一秒でも長いキス

今、ほしい
ゆるやかに
どこまでも登ってゆく
木の間道
 (日は暮れかかり)

一足は 
永遠みたいにながい一瞬の
連続する軌跡を のこして

ひびく
ひびく

ぱたん ぱとん とたん ぐ ....
恋人よ
僕と君は
不確かな
連続性に恐れをなして
足の指先まで震えているのだ

髪の柔らかい幼子が
高い峠から降りてきて
彼の足元に
夕日の影が
せせら笑う

ビルの切れ端に
 ....
体を付ける自由のなくなった
棒になった12月の
終わらせられた自分は存在するのだろう
地底の中に逃避するべき自由を
僕自身であって書き捨てられていく
意味としての結論などないのだと
山脈は 沈められた
破壊する 言葉だ
手のひらにあなたを
降りしきる雪を
言葉を 悲しみを
受け止められるなら

時間が過ぎて
見失うものも
惜しくないとさえ
思えるんだ

行方は誰にも分からぬ夜の旅路で
本当に愛し ....
じぶんの感情を充たす

その感情とは

ほんとうは何の仮の姿なのだろう

ぼくはとまどっている

世のため人のためなら

ここから降りるべきだろうか

ぼくはいまを生きている
 ....
それぞれの親がしんだときのことを語った
それが約束のように
背負っていると思い込んで
なにかを決めようとした

自分がしぬなんて考えもせずに
残ることを話した
それがどんなことなのかなん ....
四葉のクローバーを見付けて

一枚葉をひき千切った

するとどうだろう

さっきまで幸せの幸福の四葉のクローバーだったけど

今はそこら辺にいる普通のクローバーになっていた

気味 ....
ひとりよりもきっと 
ふたりきりのほうがいい 
ふたりきりよりもきっと 
ふたりの間を結んで 
黄色いはなうたを 
空に奏でる 
小さい、小さい 
手のひらがあるといい 
覗いた箱の中

あの娘のオモチャ

返そうか、渡そうか

紛れる箱の中

散らかる想い達

伝えようか、話そうか

十五年前のことだった
騒めいた光に沈んだ私

綿菓子の甘い匂いも

水風船の弾ける音も

静かな商店街に溶けてった

狭い世界の金魚が裏返る

冷たい、冷たい風鈴の音がした
握り締めることなんて出来ないってわかってるのに
風に翻弄されて舞い落ちる粉雪をつかまえて
その結晶を手のひらに刻み付けたいと思った


この冬最初に降る雪を見たのは
帰省先である少し北の街 ....
元旦の夜のファミリレストランで 
僕が座るテーブルの、一つ向こうに 
少年時代の、友がいた。 

嫁さんと、子供ふたりと、母さんと 

父さんは、20年前の冬の朝 
突然に、心臓が停まっ ....
正しさの名前で
身支度した
人々が歩く。
それぞれが
それぞれの価値観の
正しさの正装で。

あるいはそれは
ある時代の
正しさの流行服。

あるいはそれは
ある時代の
作ら ....
あけましておめでとうございます
ワタシタチの眠る透明な棺の前で
あけましておめでとうございます


生まれそこないの世界は明るいから
輪郭が壊れてるほうがすきです
キミにO2残量ゼロ ....
十七のとき

二十六の女と付き合っていた

対等だと思っていたけれど

そうではなかったはずだ

いま考えると恥ずかしい

アルバイトさきに女を迎えて

よく女の部屋までいっし ....
雨が宙の溝を流れる
音も光も流れ砕ける
見えない緑
見えない金に吼えつづける


夢と文は 同じ場所に居て
時おり向きを変えている
互いの息の影
互いの音の光を重 ....
オレンジの灯りが点々とする
雪の祭りの
ぼくらの町

狭い歩道を歩く 婆三人
灰色のほおっかむりで
ひそひそと
植え込みの陰に
みかんの皮を押し込む
ぼくらの町

町から背の高い ....
その日早く
小学校に着いたぼくは
講堂の前に並ばされた

校門から入ってくる
青い制服の子どもたちは
波が引いた磯の蟹だ

校庭の砂を踏みながら
青い蟹たちが拡がる

背広を着た ....
だれ と呼ばれる人が
(木立のあいだ
(ほほにその影を落として
だれ と僕を
(眉をひそめて
(訝しんでいる
僕 は、じっ」と日時計のような
緑の落とす影が
うごいてゆくことを
目に ....
可愛くなりたい

あなたに守ってもらえる価値のある
弱い女になりたい
いつでも甘えられる人になりたい
素直に泣ける人になりたい


強くなりたい

あなたを守れる女になりたい
辛 ....
今日は雨
誰もいない
ひとりの時間

お茶を
飲みながら
ちょっと
一息
ひとりでいるのだから
こんな時は
音楽を聴くのもいいよね

雨の日の午後
今は
ひとりの
大切な ....
雨が
降っているから
今日は
てるてるぼうずを
作ったよ

二階の
部屋の
ベランダに
つるしたよ

明日
天気にならないかなぁ
大きく
泳げ
こいのぼり

今日は
端午の節句
子供たちは
大喜び

お菓子が
たくさん
よかったね

今日は
こいのぼり
新しいドアの前に辿り着いて

ノブを回してドアを開ける

中に入ってからばたりとドアを閉める

今入ってきた場所と薄いドアの一枚で遠く隔てられた世界

ドアのこちら側でしばらく立ち止ま ....
私をヒロインに小説を書くのは
はなれているからでしょうか
そんなあなたの足を
歩いているとき
掃除機でからめたいです

前に言い切りましたよね
みんな命でつながっていて
よりかかること ....
真っ白なスタート

とにかく背中を押されて
頭から突っ込むでんぐり返しのような
これまでと違い

目覚めるのも自然にまかせて
自分の意思で起き上がることができる
毎日に変わった

 ....
空の青さ
空の青さへ
手をふるの
今日も本当に有り難う
明かりがほそい手をさしのべてさそう
白い蛾の真夜中
死の淵を継ぐ者
ついに人知れず
種子を忘れることのない果実は
遠望する墓標 ....
しろい顔したぼくが
うつっている
写真の空に
雲ひとつなく
みんなは誰ひとり言葉を
もたず
ぼくだけが思い出を
録音している
星の表面から中心へ
引きよせられた
明日なんて 落下し ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
キス!キス!キス!殿上 童3*10/1/2 2:35
山中行ゆびのおと310/1/2 2:04
連続性に恐れをなして真島正人2*10/1/2 1:38
寒さ番田 010/1/2 1:35
車窓010/1/2 1:34
十二月が過ぎて瀬崎 虎彦310/1/2 1:31
ぼくはいまを生きている吉岡ペペロ310/1/2 1:01
座布団朧月310/1/2 0:11
四葉のクローバーこめ1010/1/2 0:10
小さい手 服部 剛410/1/1 22:33
といぼっくす秋助1*10/1/1 22:15
後の祭り4*10/1/1 22:11
この冬最初に雪を見たのは新年だったあ。15*10/1/1 22:10
幸福の食卓 ー同級生との再会ー 服部 剛210/1/1 21:48
戦闘服美琴410/1/1 21:15
あけましておめでとうございますねことら310/1/1 20:13
六月の白い月吉岡ペペロ410/1/1 17:05
冬とけだもの木立 悟610/1/1 16:54
ぼくらの町オイタル4*10/1/1 14:58
入学式殿岡秀秋410/1/1 14:31
日時計水町綜助210/1/1 13:56
矛盾帆乃香010/1/1 13:24
雨の日の午後そよ風さん5*10/1/1 13:24
てるてるぼうず2*10/1/1 13:21
こいのぼり3*10/1/1 13:19
ドア一枚向こう側楽恵6*10/1/1 10:55
昼下がりのつたないモノローグりょう7*10/1/1 10:51
初笑未完4*10/1/1 8:34
遺書こしごえ1*10/1/1 8:03
あかいくちびる2*10/1/1 8:00

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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