裸の木々さながら
その身のうちに予感を眠らせ
ただそのときを待つ
 
兆しを感じながら
すべての夜に息をひそませ
夢の無名に暮らす
 
子どもたちよ
 
やがてお前たちの野に
言 ....
紙の上に大量のふけを落としながら
地球温暖化は本を読み終えるとつぶやいた
「俺の時代は終わった」
海上の非戦闘員を沈めながら
地震はスクワットをやり終えると大地に話しかけた
「縄文時代はコア ....
届かない言葉が 心から溢れて
欠片になって落ちていく
零れ落ちた言葉たち
月の光に照らし出されて
それは輝いて 道しるべになる

いつかあなたが
私の方へ歩いてくるなら
この道を辿って ....
見つけられない青い鳥

見つけたと思ったら逃げてしまう

かごに入れたら 死んでしまう


あなたは言う


宿敵なんて本当は存在しない

あなたの宿敵はあなた自身

あな ....
君は尖がってるから痛いと泣いた
それが僕の言葉なんだって言って

だから全部入れ替えようと
取り出してみたら 
真っ黒だったんだよ
どろどろだったんだ

清い水で洗いたくて
抱えてっ ....
過去なんて見えない

私のいない思い出なんて必要ない

大事なものは

いま目に見えるもの



今は必ず過去になる

未来は絶対 現在になる

新しい過去はいくらでも作 ....
天気予報は曇りのち雨

冬晴れ続きで
乾きすぎた雨女は
その唇に
無色透明のグロスをさす

鞄の隅に折畳みの傘
忍ばせてはみたけれど
きっと今日もそれを
使うことはなくて

濡 ....
ひと気もまばらな公園で
湿った土の上に落ちた椿の花は
どこか心細げにこちらを見ていた
ささくれたこの景色には眩しすぎるので
その紅色を熱でとろとろに溶かして
指ですくいとりたいと思っていた
 ....
東の空はすでに白々と
断末魔の星屑 儚い光
やがて朱に交われば明けの海
入り江にかすむ靄 侵食の色

島に夜明けがまた今日も来るたび
緩やかに繰り返す日々
日常の光 営みの光

家捨 ....
   3


ぼろ切れも、つづれ織りのように、
紙と紙のあわいから過ぎず、
あったことを示す。
日夜のめぐるたび、足し算を続けて、
よろこびなぞ、かなしみなぞ、
充分に受け止められる。 ....
シャーレを開けたら 香りだけが入っていた
いくつも 閉じ込めたものがあったのに

落ち着いて
落ち着いて君を捜すと 君が書かれたものは要らないので殺していた
君を見付けたかった

毒があ ....
もしこれが詩でも文字でもなく
もしこれがただの記号だったとしても
そんな事は構わないんだ

僕のいた学校にバカは沢山いたけど不良と基地外は一人もいなかった。

剥き出しの暴力と反抗
その ....
横断歩道を
舟が渡っていく

あの生まれたばかりの
小さな子供は
その隣で雑談してる
サラリーマンの男たちを
いつか脅かす存在になるだろう

そしてあの年老いた
一艘の ....
点々と染みのような息を散らしながら歩いている
大げさな心臓に塩でもかけてやりたいと思い逸らしたのは目だけ
「なにか得ないと生きていけないなんて馬鹿げてる」
親指を握るのはほんとうに四本の指 ....
雨が上がった
夜の景色は
とても
美しい

葉が濡れている
葉に落ちた
雨のしずく
ぽたりと
落ちた
月の光に
照らされて

とても
きれい
素敵な
雨上がりの
月の ....
木枯らしが
吹いている
その中を
僕はひとり
歩いていく

木枯らしは
もの
すごい勢いで
僕に
吹き付けてくる

とても
寒い
手が冷たくなっている
凍えた手に
息を ....
俺には
たくさん
傷跡がある

喧嘩に
明け暮れていた
あの頃は辛かった

辛いとは
わかっていながら
素直に言うことすら
出来なかった

自分で
自分を
あとで
考え ....
そして雨が降りましたほんの少し
風にちって
睫毛も濡れないくらいだったけれど
指先を針で刺したような気分で歩いた
すごくひとり
どこまでも滲むくせにまざりたがらない
こんなから ....
どこまでも行くんではないですか?
そんな囁きがきこえそうな
森ではいつも会議が行われています
人類について
世界について

生命が
生まれては飛び立ってゆく
後ろも向かず
こんこんと ....
「ほらまた闇が、」
背に生ったライムを捥ぎとり陽を弾く
背骨をつたって腿を濡らし爪先から滴った半透明の真実
どこにも堕ちない
どこにも堕ちない

黙すことで裏切って ....
私たちが見ているものは
わずかに違っている
原事実と
そこに見えるものとの差異で
私たちは
困り果てている

だが
それは嘘なのだ
私たちは
原事実をしっかりと見ている
春は夏を ....
死者たちが投げつけてくる
雪片、昨日と
よばれるもの
のように、わたしは遅れ
ている、写真の
写真の写
真のきみ、死者の─
雪片。
息絶えていくものに通じている
雪の
におい、冷光。

きみたちはもう
立っていない、
これまでの歳月、ひとつの
ことばと
それに
つけくわえられるもう
ひとつのことば。 ....
ひまわりを思い出す

夏、なにげなく通った街道に

群生していたひまわりを

川沿いのグロテスクなホテルで

ゆっくりと狭い風呂に入ったね

ひまわりを思い出す

黄色でらくが ....
冷たいゆびで
摘まんだ雪は
わずかにかなしい方へと傾斜し
山裾の町は
湖の名前で呼ぶと
青い空の下で黙って
わたしの声を聞いている


凍った坂の途中から
見渡すと
連なる峰の稜 ....
まだ青いまま
棚引いているとしても
摘みとられたのなら
夜が明けたのだろう

五月の砂浜より
六月の遠浅がなお白いのは
太陽にうち砕かれた
おまえの白骨が
どの砂漠よりも速く
流れ ....
貴女が誇った水の城を
僕は一瞬で凍りつかせて見せるよ
それにはたった一言で
貴女が僕を撃ち抜いてくれればいい


暖かかった幻が
二人にはあまりに美しすぎて
愛し合う筈の僕達は
絡め ....
悲しみを食べきれなくて

お腹いっぱいで

ほら、涙がひとすじ
時計は 寂しい
寂しくなければ 時計ではない

たおやかな彼女の腕の
絡まっていく男の背中
彼女は男を包み
男を揺ぎないものとしていく
ぎりり
ぎりり
と拉げていく男は
彼女に包ま ....
何もない星くずに
僕が いくつかの見つめる
目のように 体を いくつかの僕の夕日が
暮れていく

僕のように 17歳の
長渕剛のように そこにいる
僕が 地図を暮れてる
呆れていく
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
子どもたちma_non...210/1/13 21:48
インカ帝国の様な日々間村長210/1/13 21:40
零れ落ちた言葉帆乃香410/1/13 21:15
L’oiseau Bleu110/1/13 21:05
丸い言葉になりたい朧月610/1/13 21:03
おもいで帆乃香210/1/13 21:02
雨女弥鈴2*10/1/13 20:02
おんな椿あ。11*10/1/13 19:07
島の夜明け仁惰国堕絵師1*10/1/13 18:46
続・人間政府クマクマ210/1/13 16:06
水以外杠いうれ310/1/13 15:46
僕の学校にバカは沢山いたけど不良と基地外は一人もいなかった虹村 凌4*10/1/13 15:09
遺伝子の旅小川 葉210/1/13 12:56
爪先ニュートラルソノタ110/1/13 11:33
月の光そよ風さん3*10/1/13 11:20
木枯らし3*10/1/13 11:17
傷跡6*10/1/13 11:13
そして雨が降りましたほんの少しソノタ210/1/13 10:56
生命の森朧月310/1/13 10:35
即興夕焼けフラグメントソノタ110/1/13 10:28
私たちが見ているものは真島正人3*10/1/13 10:05
雪片こもん4*10/1/13 8:30
冷光4*10/1/13 8:26
ひまわり吉岡ペペロ610/1/13 3:36
青空銀猫11*10/1/13 2:22
_石黒310/1/13 2:07
潔白の籠智鶴110/1/13 1:56
食べきれなくて殿上 童8*10/1/13 1:21
クォーツ悠詩010/1/13 1:04
四畳半番田 010/1/13 0:57

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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