お腹が空いてたのと違う
カメラを飲み込んだ
中から見てみたかったの

街が見えた
雲間から郊外の都市
大きな屋敷に
迷子の子供
翅を失くして
逃げ出せず
助け出した消防士の
腕に ....
夕焼けにたゆたいまどろむ

色づき響き始める世界、


響き 私を
取り巻く
私を 響き
響き 私を
取り巻く

いつしか、

私 響きのなか
響き 私のなか

響きの ....
自称詩人数名が
長野の山荘に人質を取って
立てこもった事件は
もとはと言えば
ある自称詩投稿サイトで
知り合った自称詩人が
自称詩の鍛練のため
冬の合宿を行ったことが
発端となっている ....
 僕は雷が嫌だ。落雷が嫌だ。落雷によって死ぬのが嫌だ。僕は死ぬことが一等いやだ。
 特別、落雷を受けて死ぬのが嫌だ。つまり僕は即死が嫌なのだ。すると脳天を銃撃せられるのも嫌だし、もう一つ列車に轢かれ ....
 深夜から勤務の節分は
 その年幾度目だったろう
 もう分かっていた七時過ぎの休憩
 だから持ってきていた
 サッポロ一番味噌ラーメン

 休憩室のガスコンロでぐつぐつ
 さて、からだも ....
誕生日にReal FishのCD貸した
ターシャの写真集は古本屋で手に入れた
先輩の口癖真似て
笑いが止まらなくて
その時勝ったと思ったでしょ?
でもそんなの一度だけ
あなたが出ていったの ....
○「田舎の人間関係」
先にあいさつすると
下に見られる
丁寧にいうと
下に見られる
年が下だと下に見られる
田舎の人間関係は
上か下かである

○「信条」
卑怯なことはしない
ど ....
しゃもじ コップに入れられすっくと在る
グラス 今さっき氷盛られまな板の上に在る

白いまな板の 白 の 浮遊

空間に

訳なく私の 意識、凝集し

わたしそれらのなかに入いり
 ....
狭い入口だった
石畳の階段
座っていると
まるで通せんぼしているようだった

黒い猫と遊んだ
長い髭をたくさん持っているようなので
ひとつ頂戴と言った
猫はくれなかった

「ソゥリ ....
空から降るものは
どうして冷たいの

手に触れた時
逃げる場所がなくて
小さな怪我をする

雨なら雨の音を聞き
雪なら雪の音を踏み

いつもより
遠い場所で
叫びたくなる

 ....
白雲 ひとつ 
流れる

あれが私の
未知、遠い空

収束するもの
きっぱり引き裂く
対角線
ジャンプする力動に
たましい、躍る

瞬間に甦る
失われた時、
雨降りの
 ....
 S

 垂直の くねりを這う

 ストローに閉じこめた泡の
 細胞壁
 光るものと 光らぬもの

 ガラスが割れて S
 あなたと私を 隔てる
 嵐のよる

 心臓が はっき ....
魚の風上にもおけない

言葉なんて
エラはどうした
ヒレはどうなる

どうやら夜は
終わったみたい

陸に上がった輩は
明後日の方向につぶやく

海は素敵だ
●森川さん●過去の出来事が自分のことのように思えない●って書かれましたが●たしかに人生ってドラマティックですよね●齢をとってもいいことはたくさんありますが●じっさいにそれがわかるのもそのうちのひと .... 「穴があったら入りたい」
そんな贅沢言うのは人間
隠れたいとき
自分で掘るのがハムスター

いつもすぐにビックリして
両手両足使って掘るよ
前前前後 前前前後

でもね 床は掘れない ....
 犬といる午後
 肉がざわめく
 灰いろのひろがり

 この部屋で
 許しがあったことはなく
 交わす偽り
 弾ける肉声
 どこからが贖いなのか
 どちらが生なのか
 知る迷いはな ....
 子どもがしあわせだとうれしい
 靴が脱げても 光につつまれて

 色騰る
 苦い息 濁りだね
 風の座は単簡

 あれも愛のせい
 みんな終わってしまったせい

 道はかならず行 ....
対角線、貫き通り
黒々と円、くるくる廻る
様々な意匠、内包し
輝き増しながら

ツラヌキ裂ける憧憬、

力動  確かに
こんこん こんこん
唸るように叫ぶように
わきつづけ湧き続け ....
凍てついた青、しろがねの空

放たれる声はふるえ

「おっかぁ、雪がふってきた」*

哀しみ、

この世界という残酷
引き受けた覚悟の前に

透過され澄み

静謐な思考という ....
ふかふかの 布団の中にだけ在る しじま
獰猛な憂鬱を{ルビ誘=いざな}う 呼吸 冬空にしがみつく枯れ葉
私の食道の裾 擽る赤黒い衝動
その指先の なんと神経質そうなことか

   朝を妨げな ....
○「強盗」
家に大金を置いてある一人暮らしの高齢者は
いつでもターゲットになる
90代のおばあちゃんが襲われたら
赤子の手をひねるようなものだ
怖い世の中になった!

○「闇バイト」
 ....
シティポップに漬っ込んどいた耳は
クタクタになって湿っぽいね

次の分岐点は (泳いでんな目) どっちにしようか
(少なくともこっちではないね) 先回りされ言われる


目に映っている範 ....
死んだ人の声を思い出して

脳内で喋らせてみる

いつか助けに行くから

待ってて欲しい

あの日あの時のifを

何度も何度も描く

あの日あの時

気付けなかったことを ....
君は何かを成し遂げたかと
聞かれて

成し遂げたさっ
ゲームでレベル90さっ

それは頑張ったねぇ
成し遂げなくたって、いいよね~

仕事は何もかも中途で
召されてしまう

そ ....
話し疲れ、悲しみ疲れた窓に
初めて肩を抱かれた、夜
キメラの憂鬱に憧れて
焦げたフライパンに玉子を落とした

傷つき飽きて、しまった
もう痛いことも特別じゃなくなって、しまった

庭で ....
投身/時報(21:46_23:21)雲霞、犇く
蕩けた雪原・(同上、)甘い。

ミミズがのたうつ声を腹の底で感じたので、それを早口に便りにしたためましたが、
私のもとに届いた香りは観察すれば異 ....
すぐに止めて
勉強して
良い学校入りなさい
良い学校に入りさえすれば
何とかなります
変な夢を持つのは
絶対にダメです
特別な才能なんて
ほんの一握りの人間にしか
ありません
まし ....
 僕の瞳にはオレンジだけど
 君の目には何色なのか

 そよぐオレンジの群れに
 君はお尻を向けて移動中
 ちょうど僕の胸の高さに居て
 翅を広げる
 胸部と腹部の背中がはっきり
 見 ....
のっしのっし
あくまで青い
世界を歩く
大気に透過し
冷気に凝集し
接吻する

あなた

なんにもない
なんでもない
もはやただ
のっしのっし
あくまであおい
せかいをある ....
増殖する鉄パイプの立方体構造の家は
清々しい程に無駄が無い
壁さえ無いから
扉も無いし窓も無い
猫も鳩も
どんな来訪者とて拒む事は有りません

屋根も有りません
そんな事だから雨も風も ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
胃カメラ妻咲邦香223/1/31 19:43
夕焼けひだかたけし223/1/31 19:41
自称詩人事件簿花形新次023/1/31 19:33
ある恐怖に就いて幽霊123/1/31 19:25
節分平瀬たかのり7*23/1/31 19:05
領収書妻咲邦香023/1/31 12:39
独り言1.31zenyam...1*23/1/31 11:26
夜想14・キッチンの光景ひだかたけし2*23/1/30 23:30
石畳妻咲邦香123/1/30 22:02
冬を綴じるミナト 螢123/1/30 21:13
五行歌、だいじょうぶひだかたけし423/1/30 18:05
ヱスsoft_m...123/1/30 16:42
魚ごっこやまうちあつ...023/1/30 14:53
A DAY IN THE LIFE。―だれよりも美しい花であ ...田中宏輔11*23/1/30 0:01
ハムスターは空回り木葉 揺4*23/1/29 23:00
犬の前でsoft_m...523/1/29 20:56
冬の座023/1/29 20:53
ポップ4ひだかたけし2*23/1/29 20:29
思考という力423/1/29 17:42
無題(ふかふかの 布団の中にだけ在る しじま)023/1/29 13:51
独り言1.29zenyam...2*23/1/29 13:13
ぐるぐるショートカットなけま、たへ...223/1/29 12:16
if赤椿123/1/29 11:45
ファンファンりゅうさん223/1/29 6:10
human being竜門勇気1*23/1/29 1:21
Listenあらい123/1/28 23:28
若き自称詩人への手紙花形新次123/1/28 21:06
君の宇宙(そら)リリー12*23/1/28 19:49
接吻するひだかたけし423/1/28 18:17
ジャングルジムと夢想まいこプラズ...023/1/28 18:08

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