吐き気がする
汚いこの世界で
自分だけが美しくいられるわけもなく
汚れていく
毎日が繰り返され
無意味なものによってこの世界に繋がれているのに
無意味なものに
....
かつん、とネジが落ちてきて
気づいたの
あの銀色の月は
機械仕掛けなんだって
黒い蝶が
りらりら羽ばたいて
夜の甘水を渡っていく
世界が
どんなに張りぼてだって
眼に映る ....
夜まで
桜の木の下で
お花見をしている
とても
大きな
桜の木
風も
少し
吹いている
夜空に舞う
桜吹雪
ラッコが
海の上を
すいすいと
泳ぎながら
横たわっている
貝殻を
手にしたまま
海の上に
身体を
浮かべて
眠っている
すやすや
すやすや
気持ち
よさそうにして ....
田んぼの
真ん中に
立っている
かかし
なんで
顔が
へのへのもへじなのか
わからない
人間でないのに
傘を頭に
かぶっている
畑の
作物を
荒らされないように
誰 ....
口から出そう、切なさ
時々やってきた
痛みだけは教えてくれた
まぁ、本音というか…
あの人なら言うだろう
つまんない、って
こだわりとは
…うん、あしらい難い
自分ではそのつも ....
ただ一つの世界だから
ただ一人の僕がいる?
路行く無数のゴミ
溢れかえる無能な猿
こんな汚いはきだまりで
何を求めさ迷う?
ただ二つの僕の眼
ただ二つの僕の手
それで一体何 ....
ぼくが遺書を書く
きみがそれを紙飛行機にして飛ばす
そこかしこに光は降り注ぎ
そこかしこに影をつくっている
紙飛行機が草原に不時着する
文字の無い白い翼のところを
蟻が ....
忘れてた 今日も何も出来ないって考えていて
いつもひとりだと思っていて
たぶん誰かのためにいきたいと考えていて
ひっしでうたうあんたをみて
ひっしではなすあんたを聞いて
今日はな ....
目覚めて闇 朝
まだ夜の明けてない六畳の部屋で
叫びたくなる
何かをしらせたいのではなく
ただ叫びたくなる
背中をつき破って羽化したいんだ
人がひとでなしになるのは
あまりにも世 ....
{引用=
目にするものは、すべて
縮小された世界 ほそい指先に
絡まる色糸の道と煩雑なブロック
意識ばかりが拡散して、
すぐに ほんとうの姿が分からなくなってしまう
この街をあんなにも ....
行き会へる不幸を悼むものあれど
生まれの幸を思うものなし
*
嗚呼
漸く伸ばしたって泥濘みの底の
銀色が三日月の切先なら
それで何に成るわけでもなし
虚の中は暖 ....
それにセピア色を真似た懐かしさが付きまとうのは
彼らの体内をひたすらに過去ばかりが巡っているからだ
未来など入り込む隙もない
彼らは、悲しいことを共有出来ない
悲しみの痛くない場所を知らな ....
お誕生日ですわね
アナタ検索でヒットした
ブログの情報達を手がかりに
あなたがアップしていたお部屋に
今からお伺いしたくなりました
心配はしないでくださいませ
住所を知る必 ....
君と僕はずっと
一緒に育ってきたから
君はいまだ僕のことを
幼い頃の
あの何も知らないバカだと思い込んでいる
10年前は僕もバカだった、君もバカだった
同じぐらいかないいや
君のほうが少 ....
ポプラ並木があった
ポプラ並木は
ポプラ並木でしかない
そのことを
証明しているかのようだった
ポプラ並木があった
根っこのあたりを
無数の蟻が歩いていた
ポプラ並 ....
さびしさは針金のように折れ曲がり息を低くひそめていた、キーボードを叩いてもaやoの母音は狂っているから、わたしたちは正しく夜を装飾できない、室内灯ひとつで照らしだせる安心の内側でねむってい ....
モグラがぼんやりと地中深くをさまよっている。でこぼこになりながらまっすぐに伸びていた。緑色なのはプラスチックなのかもしれない。中には、赤い魚だけが泳いでいた。子供がまた一人、その前へと通り過ぎた。
....
ほんとうはみんなと一緒に遊びたかった、カメラのフィルムをあげるからこっちにおいでよ、何て言っても伝わらないよ、これはえいえんの法則、です、ほんとう、ねえしんじて、くれ、ってあたし何言ってんの泣きそう、 ....
声を拾い集めてみます
盲目の私には広々としすぎる
歩くことさえ困難なこの街で
途方もない結果を残したい
私の耳がぎゅうぎゅう詰めになるほど
たくさんの声を繋いでみたのなら
....
言えないことがある
幸福だと 断言できるわけではないの
話したいことは たくさんあるの
あなたに伝えたい言葉
探して 探して
見つからないまま 最寄り駅で電車を降りる
....
あしたからさくら咲くころまで
毎週ゴルフ場にゆくことになってる
ぜんぶ山んなかのコースだから
毎週自然に会いにゆくようなものだ
これから二ヶ月の山の自然の移ろい
季節とは ....
風邪をひくと
風邪の気持ちがわかる
希望がないのだ
夢を見ることはできても
悪夢ばかり
風邪は子供
もう会えない人が
夢の中にいる
もう会えないとわかってるのに
また ....
つやつやに濡れた黒目にくっきりとわたしの顔が映っていて、わたしは映っているわたしをじっと見る。黒目が黒目だということを忘れて、視線は感じなかった、お前の視線と私の視線が一本の筋のように交差していて金色 ....
暗い暗い帰り道
一人で歩くのは、恐いからあなたの手を握ってもいいですか?
絶望の手
孤独の手
さあ、一緒に帰りましょう
寒い寒い帰り道
一人で歩くのは、寂しいから
あなたと一緒に歩い ....
モザイク
ボクと君のたった一つの出逢い
甘いものが好きなボクと苦いものが好きな君の
小さな大喧嘩
都会の真ん中の小さな看板の喫茶店の店主は
甘苦いマンゴージュースを僕らの間に差し ....
いつからがいつまででいつもなの
普通に生き物が生きている時間
隣人はそろりとひそみ
悲しくなどないないと
はじけてしまう
つるりと 空が転んだ
雪と雪と雪 こんにちは
君の心の中の桜咲け
その心いっぱいにあるつぼみよ開け
寒い冬がもうすぐ終わる
春は来る
君の心の桜咲くとき
その希望と夢はもうすでにつかんだ
君はいっぱいの ....
あの坂を登ったら すぐそこ
鈍色の 動物園
誰もいない動物園
ライオンの檻の上
カラスが鳴く
もう冬がくる
風が吹く
アシカが鼻先をあげた
ああ 鐘が鳴る
誰もい ....
今日と明日を隔てる
月明かりの海峡
私は明日と言う名の向こう岸へ
小さな渡し舟に乗って
たどり着こうとしている
波任せの幸せな舟の旅
舟べりを叩く波の音が
たっぷんタップンと
耳も ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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