夜空に浮かぶ
ホワイトホールのような満月が
泣いている
嘆いている
それは
母である地球が
徐々に欠けてゆくから
それをただ見つめるだけの自分が
悔しいのだ
月は傷 ....
シャープペンシルの頭をがしがし鳴らしながら
星のドアをがんがん叩き壊す
中にいる 理想論者を引きずり出してゆく
空にいれば安全などと思うのはまだ早い
道を踏みしめてゆくために人数が足らない ....
雨が呼ぶ窓
水の白と黒
声は遠く
夜に架かる
はざま径 音
敷石 外灯
暗がりの上
鳴りつづく光
曇の溶ける先
波の終わり
忘れかけたつながり
....
日本の首都は東京だ
俺の首都はどこだ?
どこであろうと 一極集中になってはいけない
東京は日本を背負いすぎ
日本は東京に頼りすぎ
どっちも楽になりたい そして地方は泣いている ....
視界の端っこでうたたねをしていたナナは
気付いたときにはもうそこにいない
寝る前にはいつも少しだけ読書をする
きりのいいところでしおりを挟んで本を閉じると
ナナはとってつけたようにそっ ....
我慢強くなった。
辛抱するようになった。
待てるようになった。
辛さが増えた。
ほら笑ってごらん
愛する人の為に
自分をこらえる。
君の笑顔の為に
心と体を尽くし
全てを貴方 ....
あなたの周りをがりがりと回る
そしてにたいのぬいぐるみ
あなたの惑星になっている
太陽オア月
かすめ取ることさえできているのかな
クンズホグレツ
プレーンオムレツ
わたしはうすい血の ....
偶然に弾き飛ばされて
偶然に引き寄せられて
偶然に蹴り落とされて
偶然に抱き締められて
僕はここにいる
何気なく左を選んで
怖くて右に逃げ込んで
勇ましく左に踏み出して
泣 ....
悲劇の色は何色だろう
色など在りはしない
それは叫喚と慟哭だけだから。
しかし悲しみは声をさえ持ち得るのだろうか
肉の塊は自己解説をしない
生きながらコンクリートに塗り込められて
息の根す ....
どんどん高くなります
どんどんどんどん伸びていきます
死に近づくように高く
生から逃げるように高く
2012年、
わたしは鳥になれる気がします
空を解き放て
私の指に
トンボは止まらぬ
海に
夕陽は沈まぬ
必ず何処かの陸地を照らす
勝手なセンチメンタルは
茶番でしかない
下らねェ ....
自分の人生には苦しみしかない
と呟きながら
団子を齧る老婆を
侮蔑的に見つめる一団が
たわむれに語り合うさまを聞く
(A)
昔からクリュタイムネストラを、
クリュタイム ネストラ ....
{引用=きみは涙腺を狙っているのかい?
それとも胸の奥を爆発させようとでも?
いずれにしろ致命傷は免れるだろう
僕を本当に殺したいのであれば}
ある時から、
脳を押しのけて頭蓋骨の中に
....
それでも太陽は光る
僕のいる場所にも
光は届く
世界はちゃんと
光に満ちている
いつか僕の心が
光に満ち溢れるように
「母さん
あの日の馬刺しは今も
あの味のままでしょうか?
そうなのでしょうか?
もしそうだとするのなら
ぼくはどうして
どうしてこのまま
こんなつまらないぼくのまま
生きてゆけましょう ....
先生の言った言葉が離れないので
私は笛の通り 匍匐前進を続けます
多分未だ梅雨は明けてないと
塞ぎ込んでしまった穴に
降り注いでいる雨水
最近流行の酸性雨が草木と一緒に
私の事を溶かし ....
力不足
感じるあなたは
これから伸びる人。
満足
感じるあなたは休憩中。
生きるとは成長で
日々変わるから
同じ状態ではいられない。
今の満足もいつかは
不満になるでしょ ....
{引用=なつかしい気持ちになって
それでも変わんなくて
やさしい気持ちになって
涙がにじんで胸にしみこむ
さびしいね、
さびしいねって
今日はなんだか思うんだよ
今だけは ....
{引用=いみのない はなしをする
ぺちゃくちゃ ぺちゃくちゃ
おわりのない はなしだから
とてもくちがかわく
ぼくは すっからかん
はなすことがないんだ
つたえることも あまり ....
{引用=ぼくはね、いろんな 色をもってる。
だれにでも あって、他ひとつとして ないやつをね。
ゆずれないんだ。そう、だから
ぼくは すがたを けして みせるのさ。
あれは まぼろし ....
簡易包装で愛情を逆撫でして、テレビ放送で愛欲を売り物にする。
たいしたものは今更ないけど、発情する身体は求めあうことを忘れようとせずに、疼く芯を自らの手で慰めた。
ア、と声が漏れ ....
・四角い場所に跨る馬
・触れていること、断ち割られぬこと、
・独善的な非経過からの発言
・(生い茂ってはすり潰されていく)小さな子供の見ていた
・鳥の形式の虫の脚の曳船よりも白かった。
....
金がなくても踊りませんか
足がなくとも踊りませんか
顔がないなら踊りませんか
何もないなら踊りませんか
探し物はなんですか
見つけにくいものですか
アマゾンにもありませんか
ビートポ ....
生きてる花に水をやる
雨の日だって水をやる
あたし 忘れていないのよ
あなたを忘れていないのよ
生きてるクマにあいにゆく
生きてるあたしであいにゆく
クマはあたしを食べるだろう
約束 ....
今日は出かけたくないし
パーティーになんか行きたくない
きみの心に
ぼくの瞳が飼い慣らされ
踊れないステップを踏んだり
下手なキスをさせられる
会いたくないし
声なん ....
やさしく
やさしく皮を
一枚ずつ 剥いでゆこうと するのだけれど
途中で べろり しくじった
幾重にも
幾重にもくるまれた その中味は
あったかで やわらかで つるりとした
きっとそ ....
夜になる
麓に雪が降りる
白い路に、蛍光灯の光が反射して
瞬きの回数は増えていく
溶けて水になる前に
やわらかい握手をしたい
あなたは水になって
どこかへ行ってしまうだろうから
....
疲れた夜は
布団に突っ伏して
倒れこむ
布団の匂い
太陽の香り
フカフカだ
夢が夢なら
良いのにな
ここも少し
夢心地
このまま
空でも飛べたなら
体中が痛いの ....
果実はさやかな絶望をうしなった
あの日
果物ナイフの反射が映る
ひとみの淵にひとり青ざめている
またたきの一瞬
すべてを打ちよせた波に
月光はさえかえる
とうとう真夜中に
あれ ....
キンと寒い冬に
凍りついてしまった僕ら
日差しが柔らかくなって
何もかもほぐれてしまう前に
北へ逃げよう
太陽が東から昇ってきたら
銀色の瞳は火傷してしまう
西へ西へと逃げ続ける
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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