あんなに強い西日なのに
青空がしろい

硝子の影が枯れ枝をくわえて
排ガスにはたかれた欠片が歩道に転がる
少しずつ少しずつ
細いものから音も色もころしてゆく

風は大きく旋回している
 ....
長い間、咲かなかった 
植木鉢のクンシランが数年ぶりに 
草の両腕をひろげ 
橙色の花々を、開き始めた。 

レースのカーテン越しに注がれる 
日のひかりの内に、今はもういない
在りし日 ....
少年は向かい風に負けず
自転車を漕ぐ
徒労とは思わず
ひたすら前に進む

そんな彼も吐くことを覚えた
空腹に身をよじりながら耐え
むさぼった
それでも痩せほそる身体を
重く感じながら ....
 3人でする遊び。甘えきった発言をする人間と、それを糾弾する人間、また第三者的視点から一連のやり取りを審判する人間の、3つの立場に分かれて別れて遊ぶ。

 まず、甘えきった発言をする側が、「一日 ....
少女は雨に打たれている
なので傘を持っていってやると
少女は怒って私の脛を蹴った
私は色々と堪えながら
「どうしてそんなに怒るんだ?」
と少女に尋ねると
「音をさがしてたの」と答えた

 ....
TVのニュースは
今日も残酷なものばかり

電源オフにして空を見ても
私の一日は安い物語

神様はどこにいますか
最近はお忙しいのですか

お年寄りの幸せはありますか
私もずっとず ....
気づきませんでした
知らぬ間に
時を なくしていたのです
one hour ahead

そんなときはきまって
静かに 自分を抱きしめる
そうあることが、あたりまえなら
失うことな ....
 電車を乗り継いで練馬のワンルームへ辿り着くと、
 辛うじて今日。ため息も出ない。無言の部屋に、
 せめて、と明かりを灯せば、朝起きたままのベッ
 ドがぼんやりと浮かぶ。テーブルには白いカッ ....
涙、あふれて止まらない
まるで透明な血
鼓動にあわせ
まぶたのずっと奥
体の真ん中から
どくどくあふれて止まらない

もういいからと
誰かが許してくれた
誰? 何を?  ....
あさがきても
似合わない季節を着て
わらっているのはもうたくさん

かえりみちでは
泣いてもいいし
泣かなくてもいい
唄ってもいいし
唄わなくてもいい
ただもうわらわなくてもいい ....
僕は出て行く
住み慣れた街から
ボロい列車に飛び乗って


流れる窓を見ながら
僕は
みんなの顔を
思い起こしていた


励ましの言葉と
見せかけの笑顔


僕は気付 ....
強風をなくした愛情なのだ
震えの棒を振るい指揮する人
言葉を持つ僕の、と考える
口で憎しみの指を拭く

憤怒し海辺を手にする黒の
夕暮れに寂しい橋を走ろう、
宇宙だ、空を帰り
青い寄り ....
海は何としてでもあろうと
会社の中に吹かれて僕ではなくなった
僕ではないのだと知る 詩は
言葉ではない 僕で心を消して
青に しかし ただ走った
日曜日の茂みは 君が消えていく波のない
詩 ....
通りのつむじ風
吹き抜けて
枯葉が舞う

昨日見た猫は妊娠していた
警戒を強め
その目には生きる意思と
か細さがあった

春がやって来る
暖かくなる
桜が咲く
居場所の再確認
 ....
目を伏せたりしないで
じっと見つめて
声をかけたりしないで
ただ耳を済ませて

水底にきっとそれは
クレオソートのように孤独に
濁ったり輝いたり結晶して
誰の目にも触れることがない
 ....
だからできひんねん
叩き割った あなたがコップを

砕けて飛んだ
コップは粉々になり 
私の目から ほとばしるそれも液体

血なんかみたくない
のに どうして 

わかっていながら ....
春を待つ誰もの浮かれた気温の中
鉛のような重さを持って鎮座していた
深い霧の奥から一点だけを見詰める眼差し
臆病な羊たちのそれとは違う
狼の口元に漂う吐息を纏った鋭利な眼光
まるでそこだ ....
私 あなたに好かれたくて
あなたに好かれたくて

でも
私は私の疑問符を
飲み込めなかったの

どんな風に
みっともなくうつっても
私 私でしかいられなくて
あなたを求める手を
 ....
 
 
軟らかな自転車に乗って階段を下りる
ハンドルが人の手みたいに生温かく汗ばんでいる
階段の下には民家と民家に挟まるような形で
小さくて細い劇場がある
切符売場で数枚の硬貨を出すと係の ....
23時。
さてと、と男は義手を宇宙に伸ばす
するすると、それは暗黒へと伸びて行く無限梯子
スコッチのグラスを置いて、バケツをかぶると
穴だらけのおんぼろアポロで出発だ
ずっと宇宙とコンタクト ....
言い出しかけてる僕らはずっと光のような錠剤
たたずんで立ち止まってただ休んで

向こう岸駆けてるちいさな曇りのような困惑
あくびして背伸びして放りだして

すぐにそうやって今日もなんだかあ ....
あれは昨夜

金色(こんじき)の鷹が

喰い散らした羊の群れだ

俺は見ていた

奴がゆっくりと西へ渡ってゆくのを

樹頂でトラフズクが野ネズミをほふりつ、はやし立てる  ....
後からわかる優しさって、すこし心がいたくなる 卒業式の日 先生は言った。

『何から卒業するのか、よく考えろ』


卒業?

何かに依存している状態から脱け出すこと?


私は何に依存していたかしら。

思い出の中をさがし ....
さあ でかけようぜ 狩りに
黒鉛のナイフを左手に
舌先の罠を仕掛けに
いつもの通い路は未だ暗いが
彼方で獲物の
かなしい誘惑の声が響く

さあ でかけようぜ 狩りに
えさは厳冬の風に晒 ....
聞いたところによると僕が目指しているものは
あっちのほうで
こっちのほうには用がなかったみたいです。
でも寄り道してみるのは
なぜかなと。
決してわからないところが魅力。
理解でき ....
僕は逃げてしまったので
あわせる顔がないと
いいながらも
腹を切らないのは、
物理的に無理だから

方程式がどうこういうりゆうで
Fが云々と
Fが力だと習った物理で
いつも寝てたけど ....
「フッ…悔しいが、どうやら勝負あったようだな…」

「貴様はよく戦った。手向けだ、言い残す事あらば聞いてやろう」

「ならば…………永遠にキミを愛してるんだぞっ☆」

「なにっ?」

 ....
ちゃぷ ちゃぷ ちゃっぷん   
水まくら

昭和ロマンの{ルビ色形=いろかたち}
今に伝える
水まくら

ベンガラ色の胴体に
銀色ネクタイ首に締め
お腹の水を堰き止めて
口をへの ....
燃え尽きる?
この私が?

まさか


旅人達は 言うだろう
疲れた と

父親達は 言うだろう
困った と

学生達は 言うだろう 
面倒くさい と 


私は言わな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
かぜぐるましべ410/3/20 17:53
彼岸の花 服部 剛710/3/20 17:35
I never dancewithin5*10/3/20 17:29
甘えきった発言をする遊びa310/3/20 16:19
人、 人15フィール...1*10/3/20 15:23
ご時勢未完5*10/3/20 12:48
【夏】時間月乃助11*10/3/20 12:02
ポエトリカルドリームガールOhatu310/3/20 10:59
涙あふれて西天 龍4*10/3/20 9:51
春の底はるな410/3/20 7:17
訣別寒雪010/3/20 4:09
帰り道番田 110/3/20 1:48
会社010/3/20 1:47
装飾の色合いOz110/3/19 23:26
穏やかな休日を待っている瀬崎 虎彦4*10/3/19 23:17
ええやないの朧月110/3/19 22:40
きみは行ってしまった高梁サトル8*10/3/19 22:30
夜に別れたあなたを想い朧月210/3/19 21:26
劇場たもつ1010/3/19 21:20
2010年宇宙の旅salco8*10/3/19 21:12
向こう岸スパゲティーkawa310/3/19 20:44
羊雲蒲生万寿1*10/3/19 20:41
優しさくろきた610/3/19 20:23
卒業110/3/19 20:22
さあ でかけようぜ 狩りにオイタル4*10/3/19 20:16
水分小惑星点子110/3/19 19:19
綿襖甲a310/3/19 19:01
俺と貴様と永遠とテシノ3*10/3/19 18:48
昭和ロマンの宝ものみずまくら710/3/19 17:34
【カーネーション】つむじまがり5*10/3/19 17:11

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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