かつてアナタの唇は
食事と
つまらない言葉をならべるために


その唇はいまでは
ワタシとキスを
交わすために


ねぇ、
どっちのほうが
正しいの
世界は二頭の象が支える巨大な円盤ではなく
真空に浮かぶ球体にかろうじて貼りついている
ざらざらとした薄い膜に過ぎない
と知った日から君は
旅に出る必要がなくなってしまった
それなのに
果て ....
佇んで

どうしても 離れてゆかない 景色が

ひとつ
 
 
立ち食いそば屋で
夕飯を食った

客のほとんどは
お酒を飲んでいて
立てなくなると
ざるそばを食って
次々と去っていった

素数について
話している客がいた

立て ....
同じベンチで話していたはずなのに
いつしか君は二階の窓辺に立つようになった
僕は君に逢いに窓の下へと通うようになり
見上げるかたちで君と話すようになった

やがて君は窓辺に立つこともなくなり ....
{引用=
おまえは死への憧憬もないまま 籠を抜け出して
まだ春も遠い 凍える大地へと羽ばたいていった
空高く飛翔することも出来ない そのか弱い翼で
導きの手もないまま 朽ち果てる身体は
誰に ....
私しか「アトリエ」と呼ばない場所で
あのひとは輪郭のまま西を向いている
むせ返るような夕陽の匂いのなか
パレットで乾いた水彩は、それきり


藍が好きだったと思う
雨が好きだった ....
地表の70%は海という
今 温暖化で氷が溶けて
海のカサが増しています

たいへんだ たいへんだ
早くなんとかしなくっちゃ


どこかの学者が発表しました
地球の質量に比較して
水 ....
弱いのです
弱いのです
さみしさをしらないふりにできるほどに
わたしは強くないのです
あなたに声高にさみしいといえるほどに
わたしは弱くないのです

死にたいと
死にたいと
あなたにいえるほどに幼稚で ....
何処へ行けばいいんだろう
絡み合えず溶け合えず
気味を隠しておどけてみても
化けの皮はすぐ剥げる
今度こそはと
無駄かもしれない抵抗を試みてはみるけれど
戸惑うばかりで動けやしない
 ....
ふかくねむることを
とてもとても求めているのに
痛くていたくて
指先までさみしさがはしって
からだが夜をこわがっている

明日の憂鬱を予測しながらまた
わたしは一錠よぶんなものを飲み下し
それはわたし ....
{引用=今までどうしても言葉にできなかった
いつだってそれは眩しさと悲しみのイメージで立ち表れてくるし

僕の言葉はただ、その名から溢れ出るしかないものだから

それでも今日僕は綴る

 ....
何もかも愛のために許せるわけもなく
あなたがつまらなさそうに出かけるのをとめることも出来ず
どっちもどっちな夜はふける

こんな風に両親だって不仲になったのじゃ と
おもいあたるふしはあった ....
階段を降りて
坂道を下ったら
ともだちがきえていた
目の前を
横切る電車に
乗っていったのだった
老夫婦が手をつないで
それを見ながら
歩いていた
Aを語るB
Bを語るC
Cを語 ....
世界各国のお偉いさん、

今日もまた会議ですか。

精がでますね。ご苦労様です。

でも本当に僕のことを考えてくれているなら、

その会議場のつけっぱなしの電気を消してください。

 ....
「俺だけ見てついてこい」

そんな男になってくる
もういやだと
四角い部屋に立てこもる
キュービックは
「{ルビ一=いち}」を培養するためのシャーレ

多数決って
何?
マイノリティの
さえずりが
連なる
マイナーリーグに
伝わ ....
初めて嫉妬されたとき

くすぐられたような気持ちが心地よかった


時間が流れ


くすぐったかったあの気持ちは

私をあやつる見えない鎖になった


逃げることもできず
 ....
落ち込んだ時は

叫んでみようぜ そら

ヘイヘイ ヤッホーイ イェーイ

叫んでいてもし涙が出たら

言ってみようぜ そら

オイオイ ソリャナイゼベイベ

ひと通りすんだら ....
  好きな人を

   騙して手に入れたって

    嬉しくない


  だってそれは

   本当の愛では

    ないのですから
あなたの一番大切なものは何ですか?

先進国 「家族だろう」
途上国 「お金でしょう」


この差は一体何でしょう?

価値観が違う
先進国は裕福だから
途上国は家族さえも守れ ....
「もう逝っちゃうなんて。」

そんなこと言わないでください

一生懸命ここまで生きてきたのですから

だから

「頑張ったね」

そう言ってやってください
君が
ココから飛び出す時
ソッと手を添えてあげられる
そんな人になれたらな

ピラミッドの下に
埋まっている物
深い闇の中
ただひたすらに
時を刻む
状況は未知で
科学の波が
 ....
機械は
何でも
弟の事をきく
手順がいいから

犬の好きな弟
犬は何でも
弟の事をきく
愛情があるから

私の事は
きかない
よく知らないから
知識不足です。
午後の2時過ぎ
シナモンシュガーの匂い
頭がボーッとして
耳鳴りがする

よく頑張った
1000時間
勉強した
来る日も来る日も

今は天国
何もしない
疲れが出てきた。
成 ....
となりに
いてくれないとふあんです
たくさんのひとといるときのこと


すべてわかっているのでしょうか


わたしをだれかにあずけると
あなたはそっと、おとをころして
わたしがしせ ....
 
 
 
  いつか
 
 
  3Dで
 
 
  君を見る事が出来たら
 
 
 
 
 
  君は
 
 
  近づくのだろうか?
 
 
 
 
 ....
まるで神経が張り巡らされているように
私の神経が私を越えて
身の回りの人工物を覆い尽くし
神経節が夜陰に乗じて
あらゆる構造物に痛覚を持たせる

あらゆるものが会議にかけられ
その形が決 ....
六月の陽が射して
雲を払い
風は流れて
雨が上がる

濡れたままの
あなたとわたしは
ひとりと
ひとりで
ふたりだった


ふたつ並んだ足跡を
ひとつひとつ消しながら
終わ ....
八重川にかかるその橋に

Sherryを聞きながら運転席

雲が朝には似合わない

暗さを作ってしまうから

『空は心の鏡だね』と

心の中で呟いた


長すぎる赤の信号を
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
無題zzZ010/2/11 1:21
無題(世界は二頭の象が〜)カワグチタケ...1210/2/11 1:19
bitter sweetゆびのおと210/2/11 1:06
素数小川 葉1110/2/11 0:37
そのベンチに置かれた一対の革靴について瑠王8*10/2/11 0:33
シーニュとしての擬似死高梁サトル10*10/2/11 0:09
Rin.1410/2/10 23:44
[ホシボシノウタ]0.025%の真実haduki...010/2/10 23:25
よわむしあぐり3*10/2/10 23:16
ならばわたしは葛葉もなか4*10/2/10 23:08
こえにできないあぐり3*10/2/10 22:57
帰れない12*10/2/10 22:31
換気扇朧月610/2/10 22:11
レンガイシダユーリ610/2/10 21:12
温暖化くろきた410/2/10 20:30
だから君に待っていてほしい310/2/10 20:26
イン ザ キュービックwithin2*10/2/10 20:25
無題舞狐210/2/10 20:25
多分これでハッピーくろきた410/2/10 20:23
本当の愛ありす310/2/10 20:21
大切なもの110/2/10 20:18
送る言葉210/2/10 20:15
オズの巣Oz110/2/10 20:07
機械好きの弟ペポパンプ4*10/2/10 19:46
虚脱6*10/2/10 19:45
まっすぐなことばはにがてですなき4*10/2/10 17:59
【 3 D 】豊嶋祐匠2*10/2/10 17:47
構造体佐藤伊織110/2/10 17:34
だれもしらない古月6*10/2/10 17:13
太陽の抵抗邦秋1*10/2/10 16:50

Home 戻る 最新へ 次へ
3485 3486 3487 3488 3489 3490 3491 3492 3493 3494 3495 3496 3497 3498 3499 3500 3501 3502 3503 3504 3505 3506 3507 3508 3509 3510 3511 3512 3513 3514 3515 3516 3517 3518 3519 3520 3521 3522 3523 3524 3525 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
6.19sec.