今度出雲大社に行くんです
早く良い人が見つかりますように…
拝みまくってきます
良縁の神様ですから
きっと良い人を探してくれるのでしょう
そう
きっとそうだ
....
うそか
ほんとか
ネズミは「根住み」なんだそうですよ
根の国
地中深く
その鳴く声もチュウ、チュウと
黄泉の国の住人
うそかほんとうか
どちらといえるようなことではないけど
....
みかんをむいて父に食べさせると
ぼくはみかんではないのに
お礼を言われた
咳をするしぐさが
父とぼくは良く似ていた
植物に無関心なところも
石鹸で洗う指先の先端の形も
他 ....
揺らいでいる空の一端から
ある程度の意味を受け取ろうと
眉間に皺を寄せているわけだけど
どうにもこうにも…
それは啓示で
ジメジメした現況を変えてくれる
大きな力なのだよ
彼のナポレ ....
硬い
石の群れに
たまに
私も呼吸を忘れる
人肌の
暖かさも
しばらく
思い出していない
交わるようで
交わりきらないのは
きっと
全てのことに当てはまるようで
母の胎 ....
南風が吹く夜は 木戸が震える
通りの向こうの 防波堤の向こうから
波音が聞こえる
一人では広すぎる部屋
蛍光灯は 行き渡らない
障子の穴から 壁の隙間から
夜が覗いている
黙った ....
「すいません、住むところをさがしてるんですが」
と言って、仮面ライダーがお店にやってきた。
はいはい、いらっしゃいませ。どのような物件をお探しで?
ふんふん、バイクが停められて安めの物件。
....
グースかグースか
北京ダック
よく寝る
疲れが出てきた
時間があると
とにかく寝る
時間が経つ程
元気になる。
できなかった事が
できる様になる。
少しずつ片付く
穏やか ....
あなたの頭蓋骨を、かき抱く
この胸に熱く
柔らかな髪に包まれた後頭骨に
私の上腕骨を回して
冷たい額の向こうの前頭骨に、頬骨を寄せる
あなたが考えていることが、私の心に伝わってくる
....
家出少女がピンクの小さなリュックをロッカーに。
少し思い詰めた顔で化粧を直して笑顔を作って。
100円が ちゃりん と音を立てて吸い込まれる。
胸ポケットに鍵をしまったらどこかに電話を甘えた ....
小学生の頃
うちのネズミ捕りにかかった
一匹の親ネズミを
母親は
バケツに水をためて
ネズミ捕りごと沈めた
....
存在のすべてを懸けて
赤ん坊が泣いている。
そのうたに、
誰もかなわない。
100211
ティーアールといいながら
気短なキーボードを叩く
打つのか押すのか
気軽なボードは応えない
冬の空は本格的に押し黙り
今から雪を降らせるつもり ....
掌が傷だらけ
彼女はきっと キスだらけ
巣くわれた 巣窟な躯は
昨日も 架空を跳んだらしい
チョコレートシロップに
足を染められたなら
ホワイトソースばかり
作りすぎてし ....
孤独を研いで研いで研いで研ぎ澄まして
誰一人いなくなってから僕は
ヨーロッパへ向かう飛行機に乗る
後に思い残すことはもう、ない
まぶたの裏に懐かしいバラハス空港を思い描く
地下鉄に乗って ....
いつものように射精のあと
胸にはひんやりとした粗雑
おとなしく貼りついている
心もそれに慣らされている
生きてゆくという事は
ただ生きてゆく
という事ではないの ....
好きなひとに甘えられるとかわいいと思う
ふつうのひとに甘えられると
どうしたらいいのか分からなくなると思う
秋の空ではなかった
つめたい風に春が匂った
頬を耳をそよう ....
カシオペアの音楽
ベースの音
コーヒーの匂い
香水の香り
コートをかける
白い服
赤い服
ハイヒール
話はつきない
時間だけ経つ
心地良い空間
余韻に浸って
おせば倒れるような 頼りないみどりいろの塀の庭で
それは八重桜のふる夜でした
少年は僕のことを何から何まで言い当ててみせました
彼はきっと
1000年まえに 海原で生き別れになったおと ....
あなたがおもうほど私
不幸に育っていないから
私を不幸な子だと呼ぶのは
やめてください おかあさん
あなたがかんがえるほど姉は
困ってなどいないから
知恵が遅れていると
泣かないでく ....
空に上がる
花火は
とても
きれいだ
まるで
ひとつの
絵のように
見える
またひとつ
空に上がった
空に
あがる
花火の火
「ドーン ドーン バーン バーン ....
秋が深まる季節
落ち葉の季節
秋が
深まってくる
ひらり
ひらりと
木から
落ちる
なんだか
とても
きれいに見える
落ち葉は
またひとつ
落ちていく
いろ ....
雪の降る夜に
どこからか
白兎が
現れた
白兎は
遊びまわり
跳ねまわっている
いつまでも
いつまでも
雪の降る
野原を追いかけていた
春が
待ち遠しいね
うさぎ ....
君の命を思うとき
自分の命を考える
この生きざまを
君がすべて見ているのなら
私は決して褒められた生き方なんて
できない人間で
これからもうまい生き方ができそうにありませんが
....
止まらなくて、困ってるんです
頭の配線、「プツリ」って
思考回路、「グルリ」って
溶けだした脳みそじゃ
もう、何が何だか…
絶頂注射、「ブスリ」って
錠剤一錠、「ゴクリ」って
残 ....
冷えたワインを片手に
盗んだ車で
湾岸線をドライブ
ぼくときみは
ボニーとクライドを気取って
飲み下すワインが
弾けるようなスピード感が
心地よく
ぼくを酔わせる
....
中二のとき家出をした
ぼくはすこし複雑な環境にいた
遠い親戚が経営している病院の
ぼくは病室をあてがわれて住んでいた
妹にはその隣があてがわれていた
病院の四階が院長夫婦 ....
左手にかなしみ それならば右手に何をつかめばいい?
息が白く地面は固く 僕はこんなにも弱かった
ただこの手のひらに落ちては溶ける結晶のように
無力さもほどけていく事を願い そうはならなかった
....
本当にそれだけ。。。
なんで存在してんだろ
戸籍から抹消されたい
みんなの記憶から ....
かつてアナタの唇は
食事と
つまらない言葉をならべるために
その唇はいまでは
ワタシとキスを
交わすために
ねぇ、
どっちのほうが
正しいの
3484 3485 3486 3487 3488 3489 3490 3491 3492 3493 3494 3495 3496 3497 3498 3499 3500 3501 3502 3503 3504 3505 3506 3507 3508 3509 3510 3511 3512 3513 3514 3515 3516 3517 3518 3519 3520 3521 3522 3523 3524
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