ふまなかったためにふんだ罪はないが
ふまなくても罪はたくさんあるので
罰はあたる
たとえばふまなかった罪とか
それによって
一日5回、苦役の罰と将来にわたる不成功の約束
他人の成功を横 ....
片足けがしてひきずったら
地球はなんて歩きにくいと思った
階段は多すぎるし人も多すぎる
田舎という言葉が頭の前のほうで絵になった
隅っこにいるのはあいつじゃないか
おおい おおい
ち ....
体の芯へ 遠退いてゆく 温かさ
残るうちに 白い皺の波 平泳ぎで 進んで
時間から 離れた 遠くから
半目で 音の出ない ブラウン管
回して 見て 目 回して
白い皺の渦から 2回 ....
湯上りの
弛緩したからだを
鏡で見て
ふと気づく
以前より
陰嚢の位置が低い
このぶんだと
アメリカンクラッカーが
できる日も近い
痛いだろうけれど
猫が鳴いた朝。
灰色に塗られた空からは、飴が降ってきた。
ぽつぽつ降る飴は、空よりも暗い色をしたコンクリートに落ちて、からから音を立てる。
飴に塗れたコンクリートは色付き、甘い香りを風が ....
時速160キロの剛速球を投げる
ザンビア生まれの大横綱が
2月3日の節分に呼ばれて
ジュンク堂でサイン会を催したら
腱鞘炎を患って引退を余儀なくされた
桃源郷に誘われて行ったら
そこには何もなくて困った
二人で顔を見合わせて困った
帰りの車内が気まずかった
雨がしとしと降っている
俺はダンサー雇っている
二つのこころが一つになって
空が明るく晴れ渡ると思うな
心的現象は心的現象であって
気象とはあくまでも無関係
これはテストにも出ますよ
確 ....
彼から連絡がなくなってから
一週間が経った
昨日の夜
急にさみしくなって
くだらない内容のメールを
送ってしまった
朝になっても
返事はない
送るんじゃなかったなあ…
....
雑踏を行くと
路上で演技をする人を見かけることがある
今日は渋谷で
黒人がドラムを叩いていた
バスドラの前に置かれた
あれは何だったか
脱衣カゴのような目の粗い ....
紅い花は枯れてゆく
いつまでも咲いて
いたかった
けれど
夏の匂いは空のなか
夏の匂いは夢のなか
葵い双葉はどこまでものびてゆく
枯れてゆくこと
など
....
魚のような
布のような
白湯ひとつ飲み
眠りは消える
父が笑う 亡霊が笑う
見知らぬ女
洪水の街に
浮かぶ車椅子
右肩を軸に
部屋は回る
水 ....
ふたかかえもする
庭石のくぼみが淀ませている
枯れ葉を腐葉にして
「時」のひかりをふくむこともせず
「空」の叫びにこたえることもなく
やがて 湛えたあまみずもさよならするだろう
そして ....
頭をなくした こどもの魚が遊泳する
それをお母さん魚は どこかと捜す
綿毛のせんぱいは空の上 雲にうまく混じれただろうか
たんぽぽは そう考えながら自身の旅立ちを予定する
おいおい ....
少年は
死んだ
白血病と戦い
そして倒れた
外にも
出られず
歩けなかった
車椅子に
乗ることが
多かった
少年は
明るく
生きた
素直だった
やさしかった ....
心無き人よ
安らかに眠れ
誰も恨むこともなく
自らを
悔やむこともなく
安らかに眠れ
心無き人よ
思い出すがいい
己の未熟さを
心無き人よ
悔やむがいい
己のために
心 ....
人と
争っても
つまらない
喧嘩してても
もめても
何も良いことはない
最近
はじめて
気が付いた
自分を
大切にしていく
これから
したいことだけを
していく
....
彼女は染みだらけのバナナっす
こりゃもう駄目かな
いやいや
そんくらいの時期が
かえって一番いいもんなんすよ
シュールレアリスムは嫌いっす
けどダリの時計みたいな裸婦 ....
虫の音を
聴く
深い夜へ
星が瞬いているのも知らず
あのひとは
ねむっているのか
荒野が明けることは なく
しわぶく空よ ここに直れ。
わたしは 暗闇に透ける
深淵のねむる火
....
歩き疲れて立ち止まり
雨がしとしと降り出して
静かに静かに降り出して
道に敷かれた石畳
次第に次第に濡れてゆく
並木の青いプラタナス
静かに静かに濡れてくる
歯を食いしばり空を見 ....
すれ違い様のカンニング
嗚呼、陰湿!
やたらと大きな箱に入っている金属片は
確かに鋭利な形をしているが
触れたならば崩れ落ちそうなので
威嚇する顔つきはどこか可哀想
捨てられないか ....
こわれたオルゴールみたいに
いつまでも
同じ音を奏でる物悲しさは
必ず東の空から昇る
星を眺めるフリをして
見えない望遠鏡で
あちこち覗きみる
土星は見えるか?
いや
....
帰宅して
テレビを点けると
職場の人たちがいた
今日の忙しさを
器用な言葉で
楽し気に話している
着替えながら
会話に耳を傾ける
笑っても
話しかけても
彼らに ....
運動会に
宇宙船の円盤が降りてくる
雲一つ無い快晴の空に
組み体操の人々の束が
何らかのメッセージを
送っていたのかもしれなかった
しか ....
耳と眼を塞いで
僕は君の雰囲気を呑もうとする
それはただこの上ない
自己満足の投影
僕は歌うけど
誰もこの身を護ろうとはしない
自分のことだけ考えて
何気なく当たり前の現象
途方も ....
そのものをどうにかしろと言われた世界だ
自信など失われた体
どこかに担ぎださせられただけの 岩山
塊の 千鳥模様の並べられた
滝などないさ
そこにどこかを そうしてはああ 眺めた
その ....
あなたの腕とか、すきです
瞳に映りゆくものが
褪せてゆく
ものの哀れさ故の
刹那に
ひとり 君を想うが
心までは 届かぬことを
知りながらも
込み上げる
愛し ....
ターン・テーブルに箸をかける
あなたが右へ回したら
箸もそろってパタタと倒れる
懲りもしないで また私は
ターン・テーブルに箸をかける
あなたが左へ回したら
箸 ....
生まれてからいままで
幾度桜を見上げただろう
青空の下 雨の降る中 夜の空
あるがまま咲く花は いつも私を一人にした
今年の桜はしずしず歩み ぱーっと咲いて 誇らしげ
....
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