{引用=
誰も知れない部屋に
愛しい疲れて飽いた私のプシケ
その瞳の黄金の闇に恋をしてから
どうにも朝が眩しくて

指先に掴めない月光を纏わせて
草原で花冠を編む
春雨のような声で静寂 ....
にわか雨、紡ぐゆううつ
溶け混じり合わない主旋律のゆらぎ
光かすかに切れ間差すベール 青
波間の佇まい、永遠の瞬間

かすかに浮かぶ笑顔、細い両手を胸に添えて
朝もやの慈愛 見えない波 ....
ちょっとした長さのフレーズがひとつ思い浮かんだ。
それだけならこれまでにも何度かあったけど、
いつもと違って放っておいてもしばらく頭から消えずに、
いつの間にかその次の一節までぼんやり輪郭をつく ....
何も知らなかった
言葉が 空間を
じっと
漂っているのだと
考える 何も知らない
体としての
言葉が流されていく
世界を感じる 海には
奇妙な灯台が
消える 遠くの彼方で
音もない ....
何もなく
夢で母の名前を
呼ぼうとした
黄昏が
少し寂しかった窓だった
木炭の粉を巻きつける
海は
緑色の世界が
とても完璧だ

何もかも感じるように
微笑ませてもらうオレンジジ ....
白いシーツが真っ赤に染まっていた
下腹部を同じく真っ赤に染めた男
その血は横たわる女の経血だ
突然電話が鳴りだした
男は携帯に応答する前に
人差し指を立てて唇に当てる仕草をした
女はその意 ....
吹奏楽

年が経つにつれて
休みがなくなりハードになってゆく毎日に
苛立ちを感じ始めるようになった

テスト期間だから勉強をしようと
部活を休むと
翌日、当然のように顧問に怒られた ....
高崎線の電車はスローダウン
ターミナル駅にゆっくりと進入する

携帯電話から窓の外へ顔を向けると
常磐線の線路上をこちらよりもゆっくりと
白地に赤帯の見慣れない電車が
高架ホームに進入しよ ....
いくつもの想いが溢れる涙は

一番のきれいな心の一粒

感情溢れ出して 言葉にもならない

心の奥底表している


先に見える鮮やかな陽射しの下で溢れた涙は

込み上げる感謝の気 ....
これからのじぶんのこと

自分の人生だから自分で判断しなきゃいけない

そうは分かってはいるのもも

ただの二つの選択に悩み続けて相談して。

答えをだしてもらっても

どちら ....
初期設定を間違えたと嘆く喜劇
闇雲に走る競走馬は、悲劇…



真夜中に黙って座る部屋の中では
多角的な視点など偽りです
沈黙と同じくらい聞こえてくる喧騒の
どちらが本物かは分からな ....
三日月の先にしがみつきながら
私 何がこわかったんだろう
考えに夢中になって 手を離したら
頭からおちながら 見えた風景

山沿いの小さな屋根
箱みたいな家の
中にも人が住んでいるの?  ....
なまぬるいお湯の中
しわくちゃになった書物を
指先を付け合せてすくいとる仕草で
かき集めます

誰かが告げた
さようなら
ひとすくいで用件を済ませば
ばらついた指先からこぼれだして
 ....
A201号教室の
錆びたドアが閉ざされた
入ってったのは
元女優の議員達だ

外に聞こえないと思って
いい気になってんじゃねえ
俺の糸電話あんたらの
タンポンのひもに繋がってんだぞ
 ....
窓の内側で腰掛けている
表面張力が健気に見える雨の夕方
君に意味もなく電話をかけようかどうか迷う時と似ている
零れそうに張り詰めたコップと水の縁を
楊枝の先でつつく
君の声を聞いても
格別 ....
十代の憂鬱は倦怠を呼び起こし
おれに苦行を強いた
時がすべてを解決するはずなのに
おれは今でも退屈してる
呪詛の言葉を唱え頭を振り乱す
おまえは悪魔か堕天使か
目撃者はその存在理由 ....
あれも食べたいなこれも食べたいな。
今日はどんなご飯にしよう。明日はパンにしようか。
明後日は。明明後日は。その次は次は次は。
満たされないよいっこも。空腹感が抜けきらない。
癒えないよどこも ....
朝が怖い
夜が怖い

昼間の私は死んでる

朝になれば
目覚めなければ
夜になれば
眠らなければ

昼間の私は死んでる


あのころに戻りたい

あのときは良かった

 ....
朝になると

窓をあける


空がみえる


いつもと変わらない



今日は

いいことあるかな・・・



あのヒトも

見てるかな




 ....
希望を持って
今を生きる
不安の傘はカバンの中
絶望の雨が降ったら
差したらいい
そして止んだら
また片付けて
両手に希望を持ったらいい
鏡を見なさい。

忘れないように

顔を洗いなさい。

なくさないように
感情を 
なぞるだけの日々

憧れて
人形になった

同じモノ
そこら中にあった

何故だろう
あの子が嫌い

言いたいこと
口に出していいんだよ
それによって
何も変わ ....
自転車の車輪は踏み切りの前で空回りする
かごに詰まった彼岸花が静かに物語る
またいつか
そういって車窓から手を振る君を見ようと思ったんだけど
ただ僕はここにたたずんでいる

自転車 ....
川のせせらぎ 洗われて

心に染み込む虹の色

眩しい光は微笑みに

この目に映るやわらかな空
広がっていく

冷たい風も荒れ狂う風の強さも
私に何を教えてくれてる


心の ....
誰かを嫌いだと思う自分が嫌で嫌で
そんな自分が嫌いだと思う自分も嫌で嫌で

嗚呼、嗚呼、
やさしくありたいのです

すべてを愛していたいのです
只。
小さな後悔を
ひとつずつ折りたたみながら
冷たい雨の中を歩く

しつこい雨音を
ことごとく無視しながら
答えをクシャクシャに丸める

痩せた街路樹は
桜並木になろうとして
つれ ....
夕食の後、

ふと、机の下を見たとき

父親の座っていた所に

おかずだったにんじんが落ちていた。


年をとったなぁ、と思った。
2010年
わたしの21回目の春で
年が明けてからどうにか
一粒の睡眠薬と二粒の精神安定剤を飲まないままに
すこしずつ
からだのなかに春が沁みていく

2010年
きみに出逢ってから八 ....
とんでもなく飛んでもいないのになぜか怒られてしまった
私は何がいけないのだ空中滑走
黄色い目をひとさじ分のシロップ蜂蜜漬け
甘く仕上げてみました。

君はその向こうの存在で
それが ....
メガネをかけたままキスをしてもかちゃかちゃフレームが触れ合うばかりで、ひろすぎる部屋の中ではほかになんにも音がしない、孤独とはこういうものだと不意に悟ってしまう夜があった、わたしにもきっとあな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
真夜中のロンド高梁サトル12*10/3/7 4:10
ソフトフォーカス山口清徳110/3/7 2:42
40℃以下の水で手洗いして下さい国産和風モモ...310/3/7 0:48
休日番田 210/3/7 0:44
飛行110/3/7 0:44
情事智哉010/3/6 23:50
部活ありす2*10/3/6 23:49
5分だけ鉄ちゃんkauzak7*10/3/6 23:34
優しい涙鞘(サヤ)210/3/6 23:31
エンドレスありす1*10/3/6 23:21
夜深し(副題:コメトラ)やや1*10/3/6 22:30
さよなら 三日月朧月410/3/6 22:09
無言の口論りこ4*10/3/6 21:55
コードレスハイドパーク5*10/3/6 21:32
ぷるぷるなき3*10/3/6 21:24
Serve The Servant寒雪110/3/6 21:00
[過剰摂取]東雲 李葉010/3/6 20:56
亡い平 哉人110/3/6 20:30
変わらない いつもと・・・みぃ110/3/6 19:47
美琴210/3/6 17:39
sh4*10/3/6 17:00
操人形ゆず0*10/3/6 16:59
ふみきりのうたさぎ010/3/6 16:51
空の心鞘(サヤ)2*10/3/6 16:46
ゆるしてゆず0*10/3/6 16:25
桜前線nonya15*10/3/6 14:58
私が成長して、その分くろきた510/3/6 14:01
沁みていく春あぐり7*10/3/6 12:26
そレガワタシ点子110/3/6 12:22
ねことら310/3/6 11:21

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