女の声は殆どが水で出来ている
舐めとればそれはひどく甘ったるくて
お祭りの屋台で食べた綿菓子みたいに
口がべとべとになってしまうんだ
男の声は殆どが煙で出来ている
吸 ....
ふわふわと大人になって
ざくざくと大人ぶる日々
涙こぼれそうな時も笑って
どん底に落ちたってエネルギー充電
それでこそ大人だ
僕は一人ぼっち、胸を張る
春の風を背中に受けな ....
なにかが息をひそめて
脳髄の暗がりで
いかさまな計画を練ってる
刻々と過ぎてゆく時間
連続する健忘症が
まともに錯覚させてるみたいで
伸ばした脚の指先のあたりから
身体 ....
片足立ちのフラミンゴは
あんなに綺麗に直立不動
両足を使って立ったって
私の世界は揺れている。
にゃあ、と泣く猫の声に誘われて
軒下を覗けば
逃げ遅れた春が
六つの目玉で睨んでくる。 ....
古びた電話ボックスの中にあるタウンページに
妙な親近感を抱くようになり
気付けば少しおせっかいな人になっている
大量にばらまかれたレジュメには
不気味な挿絵が載せられていたけれど
その絵が示 ....
{引用=
アウストラロピテクス〜はるかに
ホモ・エレクトス〜さらに
ひととひととを分かつ外的要因によって
踏み出す一歩その一歩の歩幅の違いが決定的だとして
ここまで
....
ぼくのタクシーが壊れてしまった
だからもう、ぼくはタクシーに乗れない
朝食の後、歯を磨いていると
血のような味がして
吐き出すとやはり血だったので
歯槽膿漏か何かかと思い
壊れ ....
私達は
少し難しい言葉を並べただけで
頭が良くなった
気分になっちゃって。
私達は
少し深い会話をしただけで
全てを理解した
つもりになっちゃって。
実際、本当 ....
小さな缶に
思いを小さくして
詰め込みました
ぎゅっと
ぎゅーっと
ぎゅーっぎゅーっと…
詰め込み過ぎたので
もう一つ缶を作りました
もう一回り大きくし ....
食事を邪魔された黒猫は
あんぐり口を開け、あらぬ方向を眺めた。
何かが見えるようだが、
飼主に頭を撫でられ、首を大きく伸ばした。
彼女は飼主が好きなのだ
視線を合わせたままにゃーとなく。 ....
どっちのおじいちゃん先生が溜飲を下げようと
砂を噛もうとこの地に雨は降らない。新品のカラフルな長靴を
または雨傘をまたは雨ガッパをともかく幼子らは待っている。
私たちはそれぞれの宝石を決して紳介 ....
低迷線をたどっていきつく先は壁
そうしたら垂直に昇ってゆこう
横のままなら低迷でないから
いつのまにかの上昇線
また壁
真逆の心理の状態は
笑えるものだと思うのです
頭から垂 ....
汚れていくオレ
トイレの壁みたく
黒いペンが
オレのこころを凌辱する
汚しているオレ
電信柱に
立ち小便して
ひとのこころを辱める
二人ともオレ
まぎれもなくオレ
....
{引用=
あなたという人の
縦糸は切れる頭
横糸は深い情が
幾ら派手な模様を描いても
いつも指にやわらかい
わたしの名前をまろやかに囁く
その声以上になにが甘いだ ....
私は何を、私にする?
忘れてしまった 記憶だ
記憶は 私の体の中から
ああ すべて忘れ去られた
その意味を 忘れた 空だった
色となって 私は 知ることだろう
その 色ではない 空に私 ....
あなたと
手をつなぎたい
光る新緑の下で
あなたは
やさしい
写真を撮る
可憐な花々がより
やさしく 映る
あたしは
もっと やさしくなれる
そして
あなたの
....
勝手に生きればいい
しかし尊厳をけがしてはならない
人は苦しみ、苦しまれ、腐りゆき、絶望に涙する
(しかし人は悪魔という方向で落ち着いたようだ)
お前の呻き声は草むらの路上に悪魔の見下 ....
枕を濡らさずに抱き枕を抱いて眠る私には
君の淋しさなんて解らないのかもしれないね
それでも私は淋しいのだと言い張りたい
誰かの声がする此処は安らぐことのできる
唯一の憩いの場
話して ....
午後三時
初夏の森は緑の海
風に揺れる光が跳ねている
ひらいたままの図鑑
次のページがめくられるのを待っている
外の景色に気をとられて
どこまで見ていたのか忘れてしまった
図書 ....
燻ぶり続けた今日が終わると
皆、靄に戻っていく
拡散された、再構築
明日には、昨日と同じあなたはいないでしょう
裏路地の、静けさ
雨宿りもすっかり、済んだので
手を、振り合おうとすると ....
さよならは聞こえない
開かない口の中で響く
飲み込んだその一言が
こんなにも辛いもだとは知らなかった
だから涙が流れた
カーレースの試合は
全クラッシュして最後に残 ....
苺味の苺
琥珀色の琥珀
とても人間らしい人
そんなものはどれもありません
それでは出口はどちらに
そんなものはありませんよ
だって入り口さえなかったでしょう、此処には
速さを速さに過ぎる文字が
すべてすべて骸骨に去る
平らな井戸よ
容れものの子よ
二重の息や光の帯
朝へゆく朝 止めもせず
ただ見送ればその先に
二重の雨の ....
想いと言葉は
いつも
正反対なのです。
それというのも
月の光が
太陽の光の反射によるもの
だからだそうですよ。
だから、
新月の夜には
あんなにも
悲しくなるのでしょう。
疲れて、
布団に倒れる。
今日も一日よく働いた!
少し気が立っている。
どこの家も
テレビがついている。
洗脳されている。
自分の意思がなくなる。
国家存亡の危機
日本はダメ ....
十字路という十字路を捜し歩いてようやっと
悪魔の居る十字路に辿りついた
僕のスタン・スミスは十六代目
....
ベランダで育てたハーブを摘んで
朝ごはん代わりにサラダにしてわしわし食べて
お腹が満たされたぼくは
草むしりでもしようと
雑音まじりのラジオから
山口百恵の『プレイバックpart2』が流れ ....
しじみの輸入が自由化されるという噂を聞き
反対運動に尽力しろと指令が下るが無視する
労力を注いでも注いでも
状況が好転しないのは
呪われているから
自己中心的で仕切りたがりなのに
....
想う
人を
想う
愛を
想う
幸せ
何らかの理由により
自分の意志を決める。
あなたは自分を人の前で
出せますか。
いいえと答える人
あなたの1年はあまりに
短い。
はいと答える人
あなたは嘘つきだ。
わか ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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