これ以上ないって程の底辺にいる気がするが
それでもあなたとは別の底らしい
もしかして偶然であったとしても
ちらん と見るだけでナニモしないだろう
底と空は同じ場所だ
底につけた爪あとが ....
誰かが言った言葉を
僕は
プラカードに押し込める
持ち歩いても
僕には
所詮関わりのないこと
遠くに行きたい
自分の言葉で
他人の思想じゃなく
自分自身の血肉 ....
うたを歌わなくなって陰影がわからなくなる
道端にすべて宇宙の残骸がおちているような
夕暮れまで秒読みを開始してアルミの屋根を
じっと眺めていた小国民少年少女一様に空へ
沈黙はもうだれもみな ....
故郷の
桜の木が老いている
むかし酒屋だったところが
更地になっている
火の見櫓もなくなって
夕方になれば
知らないメロディが
柏の原に鳴り響く
昨日見た夢を
母に話 ....
無能なる学者として
私は 生き残っていくことだろう
過去に抱えた 問題の解決策を探りながら
見つめた 影の形に 日が暮れる
私は波紋を見つめている
筋の間に捉えた リズムを
池によ ....
噴水の水が初夏の光に輝いています
少し汗ばんだ笑顔が眩しかった
指文字の「ら」を示しながら
クロスフィンガーサインの意味を
教えてくれた。
橋のたもとで
待っていたの ....
宇宙へ打ち上がる星になりたい
ジェットエンジンなんていらない
魂を燃やして空へ
真っ直ぐに飛んでいく
塵ひとつ出さない
空を見ない人は気付きもしない
僕の旅立ち
{引 ....
ふたつの言葉が死んで
ひとつのフレーズが残った
俺はそれを際限なく殴り
本物の血が流れてくるまで待った
稲妻は脳髄を
喰らいつくすように走る
傷みとも呼 ....
物事を決めることが苦手なくせに
わたしはいつでも答えを望んだ
夕闇に肌の色も溶け合うような
あやふやな暑い夏
ゆらゆら揺らめいたのは
空気なのか こころなのか
....
手首につけた 花柄シュシュ ゆれる あなたが外した
時計を逆に回して10年前
もし あの娘とあたし 同じように 目の前に
現れたら あなた どっちを選ぶの?
好きな気持ちは ....
皮肉なものですね
愚痴をこぼしたくなるとき
その愚痴を聞いてくれ人は
愚痴なんか聞かせたくない人だったりする
遠まわしな言葉が
あなたの
うんうんという相槌とともに
だんだんと本 ....
天使と間違えられた悪魔が
今まさに翼を拡げて地上を去るところでした
人々の彼への愛は(またはその逆も)確かだったはず
なのに彼の血が自分達と違うのを見ると
一同揃って鍋に蓋を閉めました
....
花びらの裏側
紙吹雪を紙は憎んだ
たどりつけるがたどりつけない
たどりつけるがたどりつけない
何もなく明るいものを見ている
無いものをすぎる無いものを見て ....
裏庭の{ルビ姥薔薇婆=うばばらーば}は薔薇を愛している
薔薇のネームレス
薔薇のシノニム
薔薇という名前のピース
何もかも愛している
生殖器としての恋矢は
それはカタツムリたちの話
....
鼓動がいつもより早くて
いきぐるしいので
ねむれない、わたしは
なんども寝返りを打って
いちばんましなポーズで
妥協しようとする
あなたはベッドの一番とおいところに ....
誰も見たことのないお話を求めて
君はいつも私の前から姿を消すの
取り残された私は腹を立てて
誰も見たことが無ければお話など成り立たないよって
君の枕に向かって囁き続ける
誰も見たことのないお ....
今まで引いたくじは、すべて当たり。
最初はドキドキしたけれど、5回もすれば慣れてくる。
楽しくないけど、当たりなんだからいいじゃない。
知ってる人がハズレを引いた。
泣いていたけど、何 ....
今では
ベルトの穴も
あけられないほど
太り
ブヨついた
おいらの腹回り
口さがない人を
人を気にしていたら
こんな風にはなりようがない
くちなしの
白い花
天ぷらに ....
雨が降ってきました
ぽちゃぽちゃ
ぽちゃぽちゃ
水たまりできました
とことこ
ばしゃばしゃ
歩くあるく
「あら こんにちは」
「まだまだ もうちょっと」
もうちょっと
とことこ歩く ....
初夏の風がゆるやかに舞い込む白い部屋で
微睡む少年
本を読む青年
壁には無造作に留め付けられた
幾枚かのモノクロームの写真
天井から吊り下がるのは
模型の銀色の飛行船
窓近くの硝 ....
降り止まぬ雨はないっていうけど
それで地固まったのかな?
多摩蘭坂から見上げる雨上がりの夜空は
満天の星降るって感じには程遠くて
やっぱ悔しいけどそれが現実なんだよね
それでも、 ....
とげとげの葉っぱみたいだね
あなたはそう言うけど
仕方が無いじゃない
ぎざぎざの葉は
痛くするためじゃない
守るためなんだから
かちん
あなたにぶつかって
しゃり
っと切 ....
拍手の中
ピアノコンクールは
始まった。
絶対上がるまい
そう誓って舞台に出た
手が震える
汗をかく
頭が白くなる。
始めが出てこない
無我夢中で弾き始める。
いま ....
木漏れ日が透明の窓を越えて
台所の裾を浸す
覆うものがないから、と嘆く声
窓からは遠い、それだから音声は近く
台所の散らばった腐った水に
音節のひとつひとつが反射する、
空き地に立つのが怖 ....
流麗にまたは鈍重に
心にもないことを表現する
丁重にまたは低調に
今ここにあるものではないものを再現する
タイプ・フェイス
肺の呼吸
肺の呼吸
繰り返される
生命反応
草の呼吸
草の呼吸
光合成
グルコース
供給量は
生きてる分も
顎の呼吸
顎の呼吸
粉砕
尖った棘
状況はファンタジ ....
おいらが
君の
記憶や
残像の中に
いる
必要性は
もうないようで
寂しくも
虚しくも
悔しくも
あり
君の
声を
聞きたくなる
夜の
心も
悲しくも
....
私は 場所を探す
私自身でいるための 世界を
街に 探し回るだろう
私の中に 何にもないから
景色に探していくとき
色彩は ゆがんでいる
景色を 流れていく
グラスに見つめる 瞳は
....
カワバタからのメールを朝めがさめて見ようとしたらメールが三件になっていた
ひとつはユキオから
ユキオからは、四月の六月、そのひとことだけだった
ヨシミはたまにユキオに写メだけを送る
ヨシミはそ ....
駅前に丈高く伸びた
雑草の海
風にそよぐ波の向こうに
マンションが一棟
真新しいコンクリートの
白っぽい剥き出しのグレー
に風がそよぐ
ポークパイハットを被ったような雲の
ぽっかり ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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