軒下のコンクリートが古くなり
小さな穴が開いている
そこに ひょろりとしたものが居た
それは小さな子供の蛇
大きなミミズかと思ったが蛇だ
二十匹程の蟻が 体中にたかっている
ひょろりと ....
週末、君に会いに行く
生憎、午後から雨らしいが
この仕事を片付けたら、迎えてくれる幸せが何よりの糧になる
面白くないこと、嫌なこと、つまらないこと
だらけの世の中だけど
だらけていた ....
春になると
桜の木の下で舞い上がる花びらを見ながら
ぼくに笑いかけるきみ
小川のせせらぎを聴きながら
無邪気に冷たい水をすくいあげるきみ
教壇の目の前に座って
熱心に授業を受けるき ....
かみなり
ひんまがり 醜く よじれてペンダコのように頑なな私が
理想としているのが 渡り鳥の抑揚のように柔らかい けんこうこつだよ
ほしいよ
大理石の有翼女神像すら
空に ....
ドーナツのような未確認飛行物体が、今日、午後六時過ぎに、町内の公園に落下したらしい
野次馬の歓声やら、救急車のサイレンやら、その他諸々の騒音が、家の窓をたたく
母さんが、ちょっと外まで見て ....
わたしはどこにもいません
だからどこにでもいるのです
わからないまま
刻みつづけているのです
灰が灰に手を回し
車輪のように夜になる
波が生まれ波を追う
鏡の裏に降りつもる
見えない星を聴いている
海を指す道
影の筆
水わたる光
夜を夜へ運ぶ手のひら ....
この手は 今まで 何を 掴んできたのだろう
友も 愛も 金も 力も
掴んだと思ったら
すり抜けて行く
掴んだと思ったら
一時輝いては泡のように消えていく
僕が本当に掴み ....
どうか喉の奥まで焼け爛れてほしい
そんなことを願う僕を[異常]だと罵る哀れな偽善者の君
こんな汚い世界に絶望したんだ
目を閉じても綺麗な夢を見ることは叶わない
叫べば世界は変わる?
それこそ ....
二人で手を繋いで全力で走った
何かに追いかけられてる幻覚に襲われた
後ろを振り向く余裕はなくて
それでも見えない何かに怯えていて
どこに向かって走っているのかわからなくなった
僕たちの目 ....
ビネガロンってかっこいいよね
と恋人が口にした地下鉄の中で
家に帰ってパソコンを立ち上げ
ビネガロンを調べてみたらあら
サソリモドキというクモみたいな
サソリみたいな凶悪そうな生き物
....
言葉よ、さようなら
わたしの中に、在ったものが
まったくちがう世界へ、ゆくのです
イメージや感情や
そういった、見えないものが
見えるようになって、現れるのです
意味を持たされても ....
さく
種から育てたツマベニが咲いた
雨の季節が過ぎた庭先
種から育てたうちの娘が
爪を赤く染めて
わたしにさわらないで
と言った
弾ける前の赤い唇
くつ
爪先と踵が硬 ....
君は
どうして
ここに来たの?
もう
君を
抱き締めて
あげることなど
私には
できないというのに
毎日
毎日
手を
伸ばしたくなる
この手で ....
それは、うす紫色に、妖しく 輝く。
静かな夜でなくてはならない。砂糖と塩とに出会うのは。
シーン と、音のする満月の夜なら、なおさらいい。俺たちが、狼そのものになる満月の夜、
砂糖と ....
歪んだ世界の圧力で
硝子の心臓は悲鳴をあげる
そんな悪夢は跳ね飛ばそう
僕と君と猫のために
空虚で満ちた風船は
遠くまで蹴飛ばしてしまえ
掛け違えたボタンは
思い切り笑い飛ば ....
語られた台詞は
ため息の泡立つ場所のものだった
笛が口から溢れて
音楽はきっと鳴らされた
大いなる歌は帰らない
記録された言葉が
私の足元を祝福が照らして
私を導いた 私が集まった
....
手探りで進む。
時間は駆け足で進み
距離は微々たるもの。
でもそこには
駆け足では残せない
着実という足跡が
残されていく。
切れるのではと、怯えるより
切れたら、繕えばいいと
わたしは、そのつもりだ
お前の熱意と信じる気持ちだ
愛が足りないんだよ
いきなりバイブなんて相手に失礼だろ
まず世間話から入れ
ダッチワイフってさ なんか悲しくなっちゃうよな ブサイクだし ....
他人が優秀なのは何らかの罰であることが分かった
自分が褒められず他人が褒められたり
他人が主導権を握ったりするのは
明らかにおかしい
自分は世界に一人しかいないが
他人はたくさんいるので ....
決して美しい訳ではない
スラッとしていて
セクシー
という訳ではない
とても健康的なのだ
筋肉質と言うわけではない
あるいは
その足は
職場と家の
往き来程度にしか
行使されな ....
修辞に位置付けられるきざはしの出現はいみじくも重なり合う因果であるが、
しかし私たちの生活を根底から揺るがすほどのナルシシズムを包含しているわけではなく、
ただ、
夕映えから派生する杞憂 ....
砂漠ならばいい
砂漠のヒキガエルのおなかにシリアルナンバーが
あったというならあったのだろう
アーティフィシャルなヒキガエル
けれども日曜日の遅い夕方
ふと目をやった河原の石に
なぜバ ....
ぼくは
暴力をふるってみよう と思う
だれにも許可を
求めないで
机の脚を
蹴ってみる
いい?
なんて聞かないで
のどのバイパスを
汗が下っていく
ときおり雲が
道を外れて光 ....
コウモリが泳いだって、
ネズミが空を飛んだって、
いつしか僕ら驚かなくなった
生きる理由は失したけれど
生きる意味なら此処にある
生きる理由は失したけれど
生きる意 ....
落ちて行く日だまりの言葉を書留ようと伸ばした指先に触れていた昔の私の頭皮
とてもさらさらとしていて、若草の香りが気高く流れていたから私は意識を手放さずに済んでいた
太陽が月にかじりつく ....
夕焼けが夕闇に変わる頃
僕のタメイキと一緒に
物憂げな三日月が昇っていく
二酸化炭素で充ちた空は
ますます息苦しくさせる
人込みから出る脂の臭い
汚水のようなまずいコーヒー
死亡 ....
ジャングルジムのぽつんとある
くらい公園
ここが最後だ
ここからこころはどこへもゆけない
ざらついた月の下で
気がすむまで
煙草を吸ったら
....
扉の向こうで
君は待っていたのだろう
扉の開け方が
分からないのだろう
それとも
開けないと決めてしまったのだろうか
そして俺は
諦めの悪い男なのだろう
扉を前に
向こう側の君に声を ....
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