婚礼の宴が開かれ
清々粛々と
儀が執り行われる。
笛がむせび泣く。
この時をもって
生まれ変わりを
宣言をする。
過去を捨てる。
未来のために
過去がある。
二度と同じ過ち ....
平和なこの世の中
平和な行いをして
平和な食事をして
平和な睡眠をとる
毎日笑って
毎日アイス食べて
毎日コーヒー飲んで
毎日昼寝をする。
銃のない国
食糧のない国
法のな ....
風の弱い 祭りの日
千代紙で折った鶴を
そっと巾着に忍ばせた
少し早足で あなたと並ぶ
慣れない下駄に
つまずきながら
漆黒に
赤や青の屋台が
眩しくて
熱気に
....
水に音がする
今日、記念日
心臓がヒトからヒトへと
伝染していく
いくつもの屍をまたいできた命が
測量会社の裏口を叩く
内から命の返事がある
シャボン玉は飛ぶ
空へと延びる ....
いっぴきの蝉が
務めを終えたように
仰向けに落ちて
空をひっかいている
親しんだ木々の幹に
戻る力はもう無い
おまえの瞳が
磨きたての宝玉のように
くろぐろと光をたたえるのが
....
春から夏が過ぎ
秋になった
秋とは名ばかりで
残暑は容赦ないけれど
あたしの想いは
どんどん育つ
大きく 大きく
なりすぎて
手にあまるほどだ
もう やめよう
....
ひとりの物になる為につくり込まれているわたしは
その為に負う孤独には強くあるよう鍛えられている
それはとても危険なことで
....
きのう月ははんぶんで
それはそれで気持ち良さそうに
浮かんでいる気もしたけれど
ぼくらの星の衛星は
勝手にひかりに名前をつけられている
まるでひかりが月みたいじゃないか
....
青空と強く降り注ぐ陽射しの中
パラパラと降りだした雨粒
光を纏って輝き出せば
空に虹がかかり
ぽろんぽろんと鍵盤が弾みだす
夢とも現実ともとれない世界
その風景を残そうと
携帯にメモ ....
エポケーの歌 (2)
わたしはそれ以来考え続けた
新しい自分になって
何をしたらいいのか
心は清く、さらさらと流れ
どこにも悪いところはない
自分は新しい
自分は新しい
自分は ....
一
窓から見える
白い
卯辰山
きれいだね
と言えなかった
のに
君は
微笑んでいた
二
フェンス横
に自転車
ゲイラカイトは
....
坂道のぼって十字路へ
薬局、食堂、てんぷら屋
くさみち、赤道、平良川
信号 渡って瀬戸物屋
バス停に立つ僕
落書き、はがれかけ、路線図
くさみち、赤道、平良川
指で明 ....
紫色に染まった悲しみ
ポツンと雫となり
水面に波紋を呼ぶ
浮かび上がる静寂に
ハッと
まるでハンマーで
後頭部を殴られたような
衝撃を受ける
それは
麦わら畑の真ん中で
青空の ....
開かれていない
扉は
開けることができる
予感のうち
大通りを歩き
天秤は傾ぐ
路地か聖性か
重なる街
歩行
ときに白い肉
指の腹
青に砂
....
尾崎豊がコンサートで
オレはクールだ、オレはタフだ、って言っていたけれど
オレもそんな人生を歩いている
42にもなって
いまだにじぶんの可能性に
疑いをもてないでいる
....
迷惑をかけたくないのに
何かするたび
みんなの憎しみを買う
うまくやりたいけど
何か言うたび
みんなの嘲笑を誘う
いいひとになりたかった
僕には才能がない
ならば
僕 ....
朝がくるたびに
こそこそするよ
生かされたことに
複雑だよ
懸命じゃないと
はずかしいから
隠れるように
後悔するよ
でも
よかったんだよ
君にあえるから
早く君に手紙をかこう
....
{引用=
君が呼吸を整えて
眠りながら
安物のCDプレイヤーの
スリープ機能で
ジャニス・イアンを
流している間
僕は僕の部屋で
下手な歌を爪弾いている
あ、
ああ、
あああ ....
まぶしすぎて螺旋を描いていた
体中の塩分が海に向かって
こぼれだしそうで
じっとフェンスを睨んだ
死んでしまうまでの時間を
生きていると呼ぶのだ
死んでしまう前に
生きているだけのこ ....
花屋の店先にいろんな中古車並べるなくそが
お前本当にどうしちまったんだよ疲れてるのか
花屋の店先に中古車ばかりを並べてよ
それで中古車は売り物にしないなんて意味不明だよ
自分の所はやっぱり花で ....
あなた方は優しい
わたしにも愛をくれる
ここでひとつ提案があるんだが
あなた方がくれる
わたしへの愛を担保にして
500万ほど貸してはくれないか
あなた方がくれる
わたしへの愛を担保にし ....
なんでわかんねえんだよ
仕事がねえって言ってんだろ
電車に乗るカネがねえって言ってんだろ
自転車は両輪パンクしたって言ってんだろ
花は全部枯れたって言ってんだろ
夜はもう八時前に寝るって言っ ....
かかっている
ぼくの心にはいつも
『準備中』って看板が。
毎日。 毎日。
「カッコ良く死にたい!」
とか、そういうこと思ってるから、
いつまでも裏返せない。 ....
子供に○○○されても
□□□□る大人になりなさい
それでもやっぱりどうしても
変な物を身につけてしまうから
だからそんな社会で、
君らが少しでもそれを捨てられるように
10年後そん ....
部屋の中で
言葉を東芝の冷房が無くしている
音楽が 傍らには
音符が 効いている
日が 買っただけで 流れている
音楽の本 読んでいないのかもしれない
流れているのかもしれない ....
秋の夜長が静かにこちらへ歩を進めている
もう虫が鳴いている
昼間の入道雲が萎んでしまえば
いそいそと秋が町のあちらこちらに姿を見せる
ところがどうだろう
私はまだ秋の準備ができていない
....
だだッ広く真夜中
合宿中の体育館
暑ッ苦しく白昼
高校生たちの汗
熱く寝苦しい
名前だけの顧問である私はその夜だけ代役で泊まることになった私が昼間健康的な熱気あふれた誰もいない体育館の板 ....
何かをこらえるときに
下くちびるを噛むせいで
わたしのくちびるはいつも痛んでいる
本当に痛んでいるのはきっと
こころというものであるはずなのに
わたしはわたしの痛んだくちびるの
その細 ....
チェンバースは
やりかたってもんを
とても、よく
心得ている
それは
おれの寝床で
今日に
踏ん切りがつかない
おれの意識を
疾走させる
果てし ....
夏の瞬間が、過ぎ去っていく。
今日、暑いって思う、思いでも。
一日二日で、過ぎていく。
去っていく。
寝付けない夜。
夜の海の温さ。
君の熱さ。
咲き誇る花火。
....
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