ともに歩いている砂浜、
こちらをむいて、
つよい波風にすこしウェーブがかかる、
花のように、首 ....
ふたりで拾った
透明で硬く紅い卵

ぼくが生き物係になって
手のひらで暖め孵化を待っている
 ....


  おしゃれなRockが
  煙るような音量で充満する
  ビジネス・ホテル 3104号 ....


  なまこの指に溜まっていく
  季節はうつくしい
  ゴム長靴が 二、三組
  傘も ....
人類やってるね

えっ?
やってないのか。

 ・・・・
一番最初に火を付けた人がいるん ....
この夜の訪れ
闇の深まりゆき

確かに灯る明かり
橙の色に向い家から
外に温かにほんのり広 ....
うっすら淡い黄の光に包まれた木立、

朝なのだろうか夕なのだろうか

時間がふっと透明になり ....
似姿ばかりがある
存在するとは彷徨うことだから
ススキの穂が揺れている
首をかしげて揺れている
しなやかにゆるやかに
白銀、白銀、白銀の揺れ
 ....
好きなもののことをかんがえるの
きらいなもののことをかんがえちゃだめなの


Motherっ ....
古稀を過ぎた女房が
医者から「五十肩」といわれうれしそうである
患者に喜ばれる病名なら治りが早い ....


卵を割ると中には
砂しかなかった
食べ物を粗末にはできないので
そのまま火にかけると
 ....
きみが望むなら
この両手をあげよう

きみが望むなら
この心臓をあげよう

ぼくは風とな ....
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2023年12月28日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
にじゅうごびょう本田憲嵩自由詩1123-12-28 23:57
珠玉レタス自由詩10*23-12-28 23:26
現代的な死草野春心自由詩3*23-12-28 22:55
なまこ自由詩423-12-28 22:48
暮れの小さな会話空丸自由詩1023-12-28 22:24
この夜の断章2ひだかたけし自由詩723-12-28 20:58
意識の光景19◯意識というもの自由詩6*23-12-28 18:28
aかち自由詩323-12-28 18:20
意識の光景18ひだかたけし自由詩5*23-12-28 15:53
芦田愛菜は間違ってはいなかった涙(ルイ)自由詩4*23-12-28 11:13
五十肩ホカチャン自由詩6*23-12-28 9:49
卵の城たもつ自由詩9*23-12-28 7:00
想いレタス自由詩10*23-12-28 0:15
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