愛が上に乗って
情が下から支える格好は
たとえば我が子を肩車する父親かも知れなかった
でも ....
雨などにうたれて
焼鳥屋さんに入る
山崎をロックでやりながら
あの日どれだけ傷つい ....
白ソックスマニアで
人が窒息するのを見ると興奮するという
変態連続殺人犯がいたが
私はそんなに ....
競い合うために生まれたわけじゃないでしょう
奪い合うために生まれたわけではないでしょう
憎しみ合 ....
「タエコッ、そっちはダメだ、ダメなんだよぅ」
「何？あら、やだもう、アナタ、アナタ、起きて、起 ....
独り暮しで 卒寿を越して
初めて気づいた ことがある
馬鹿げた 無駄話でもいいから
時 ....
冷凍していると すっかり忘れる存在
熱い鍋の中 洒落た食材達が乱舞する
冷たい豆腐の中に ....
郵便受けに 虹が光っていた
空に沈んでしまった
まほろばからの便り
封筒に眠る妖精を剥がす ....
真っ白な肌が好きだった
真っ白な笑顔が好きだった
真っ白な心が好きだった
真っ白な君が好きだっ ....
田舎では
親の時に香典をもらっているから
行かなければいけないという考えが
根強く残っているが ....
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