カタツムリ

鳥に喰われるカタツムリ

殻をわられて内臓チョロリ

鳥に空まで運ばれて
 ....

土曜日にsと会った
代々木公園の 酷く寒い道を 土曜日に
彼と歩いた 道を 何も考えずに で ....
  1 ある青年

この強力なバーナーから騰がる炎の熱を蓄えた
おおきな{ルビ布袋=ふたい}で ....




緑の宙に貼り付いた羽
暗い曇をくぐる曇
二番目の指で涙をこすり
終わらぬ宴の後 ....
アタシに初めて薔薇が咲いたのは
十二歳の冬の日だった
ひとつ、ふたつとこぼれ落ちる
目が痛くな ....
アタシは夏が嫌いだった
生まれた朝を思い出すから
アタシは冬が嫌いだった
自死する夜が思い浮か ....
ただ座っているだけで
自分が自分に
さまざまなことを
教えてくれる
強くなるためには
自分の弱さを
具体的に知るところから
始めなければいけない
賢くなるために ....
単純で簡単で短いものばかり食して、
分かり易いものばかり食して、
馬鹿の一つ覚えの様に「シンプル ....
六、七十年生きてきて
小学二年生の感想文並の
自称詩しか書けないことに
内心忸怩たる思いがある ....
辛い人生を送って来た
家族もいない
友達もいない
猫も食べてしまった
でも私には
自称詩が ....


  白い
  四辺形が
  かなしくさせる

  街と
  食糧と熱と
  あな ....


  {ルビ金=かな}ざるを日にかざし
  台所の女は ほほえんでいる
  苔色の直方体の ....


  赤い車の
  座席で 
  わたしたちは
  部分的に
  毀れた

  雪 ....
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2018年2月4日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
カタツムリ、空へ、吉岡ペペロ自由詩118-2-4 23:46
夕方の待ち合わせ番田 自由詩318-2-4 21:16
気球「ま」の字自由詩9*18-2-4 21:08
夜へ 喉へ木立 悟自由詩818-2-4 19:06
フラワー・オブ・ロマンスもとこ自由詩11*18-2-4 17:36
彷徨自由詩8*18-2-4 17:32
座禅のすすめホカチャン自由詩3*18-2-4 13:15
強くなるためには自由詩118-2-4 13:12
お前狩心自由詩118-2-4 13:00
水虫ジュク夫「自称詩人列伝 バカちゃん」花形新次自由詩018-2-4 10:12
水虫ジュク夫「自称詩人列伝 ペペロンチーノ里帆」自由詩018-2-4 7:53
四辺形草野春心自由詩118-2-4 0:45
ざる自由詩218-2-4 0:36
赤い車自由詩418-2-4 0:34

加筆訂正:
うつろな姫/ただのみきや[19:22]
何か所かすっきりさせるため小訂正しました。
14rows, 1.01sec.