小さな溜め息といっしょに吐き出す
貴女への恋は
あと何度の二酸化炭素にすればいいのでしょうか
 ....
火の消えたタバコを自分の左手に擦り付けた
それがせめてもの断罪だった

罪と知らず犯す罪は
 ....
静けさ
ちょこんと
夜底に
座っていた


 剥き出しの界、像なき界
 それは決して混 ....
先ず、バイト先の店長に
認められるようになりなさい
「この子はよく頑張るな」
と言われて初めて ....
よく晴れた初夏の午後
家の庭で、ダウン症児の息子に
青い帽子を被せる

まだ{ルビ喋=しゃべ ....
生きるとは
自らに内蔵された
ギアを、入れること  




  
長い一本道で、アクセルを踏み込む
遠くから
フロントガラスに小さな太陽を映す車が
近づいて…す ....


かくも生きづらかった
彼らの声を聞く

声さえ出せなかった
彼らの文字をたどる

 ....
一回目は
茫然自失の状態だったので
どの看護婦だったか
全然記憶にない
しかし二回目の時はし ....
透明な羽が浮かんでいた

透きとおっているけれど
それは無いということではなくて

小さな ....
年を取れば
一病息災だ
病気とともに
生きていくことだ
五十年も六十年も
使っていたら
 ....
年をとれば
孫自慢

病気自慢で
盛り上がる
 
「もう、あなたのために何もしてあげられないわ」

そう言って大好きな花は枯れてしまった
 ....
遠くで響くサイレンの吹鳴に想いを馳せる
少し興奮を覚えると共に罪悪感も抱く
こんな真夜中になにが ....
時雨

蒲公英

蟷螂
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2017年5月29日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Detestえこ自由詩317-5-29 23:41
途中からよくわからなくなった習作自由詩317-5-29 23:29
浸透する静けさ(改訂)ひだかたけし自由詩717-5-29 20:35
きみに明日は来ない花形新次自由詩117-5-29 20:06
息子の叫び服部 剛自由詩317-5-29 17:17
ギアを握る自由詩117-5-29 17:14
太陽光自由詩217-5-29 17:08
彼らの彼方シホ.N自由詩417-5-29 17:07
下毛剃りと尿管さしホカチャン自由詩017-5-29 11:41
夏へ向かう羽そらの珊瑚自由詩16*17-5-29 9:39
一病息災ホカチャン自由詩017-5-29 8:35
年をとれば自由詩017-5-29 8:31
花言葉徘徊メガネ自由詩217-5-29 0:50
月夜の警報坂本瞳子自由詩1*17-5-29 0:27
平成29年5月29日(月)みじんこ自由詩017-5-29 0:22

加筆訂正:
夏へ向かう羽/そらの珊瑚[09:54]
タイトルと内容、修正しました。
15rows, 0.99sec.