キミのことが大好きです。
大好きなんです、どうしょうもなく。
そんなキミを、守りたい ....
どこかのBarには
探偵がいるのかもしれないが
俺たちのBarには詩人がいる！
....
乾いた唇をアルコールが潤すと
孤独の味が口の中一杯に広がった。
傾けるグラスは ....
昨日はどうやら生きていた。
今日もなんとか生きている。
明日も運が悪くなければ生きてるだ ....
あたい
あんたのこと
よく知らなかった
こんなに近くに
いるのにね
あんたが
あたい ....
どうだい
奇跡の居心地はどうだい
まだ慣れねえか
さっきは無限の中にいた
バ ....
かかなくては、死んでしまいます。
うたわなくては、死んでしまうのです。
髪も、膚もまっ白 ....
明確な胎動を受理できない午前2時
私の処女膜は宇宙に懺悔する方の涙になった
思考が定まら ....
寂しくて
部屋のにおいさえも嗅げない
煙草が
冬の匂いと混ざり合って
僕は
どんなに遠くを ....
羽化する理由を知っているなら
窓を開いた
心を閉ざしたままで
呟く理由
聞こえぬ ....
引っこ抜かれた紅葉が
真っ黒に凝固して
光る路面の上
じっとりと持ち場を離れない
南北に ....
公園の木立が醸しだす衣擦れに
つい呼び込まれる落ち葉の季節
自らの想いをまとめることもできず
....
地図を広げて電話を片手に話している
相手は叔父だ
ある地名の場所がわからないという
三文字の漢 ....
弟のプリンを冷蔵庫から盗む。鳥の名前にやたら詳しい。血液型が気になる。勉強ができない。｛引用＝（世界 ....
わかってたのに
できなかった・・・
甘えてると離れていくこと、辛いことばっかり言ってると ....
体毛が濃そうだなって
顔を見ると
何となく
分かるじゃない
髭の剃り跡が
青々としていたり ....
ここをもう少し南に歩くと大きな柿の木が見えてくる
手入れなんてされていなくてばさばさの大きな木が見 ....
ウツウツしつつ
鬱憤はらし
クヨクヨしながら
苦を昇華する
ビクビクしては
吃 ....
教室から飛行機が見えた
窓の向こうでは轟音が聞えているはずだ
潮のにおいも混じっているは ....
東京に居ても…
四季は感じるね
こんな都会に居ても…
季節の移ろいを感じる
街の顔も ....
お日様は
例えばカモを乾かすし
植物の栄養になる
人にとって日当たりとは
幸福であり温かい気 ....
屋根裏で昼寝のにおいをかぎながら、
目をつむってうとうとしていると、
光のカーテンの向こうから駱 ....
山を捌け入り 深水を欲する
大樹に覆い茂る緑の苔は
年を経る毎にこびりつく
生きて動くもの ....
寝た子を起こすのは癖などではなく
男の本能なのだ
自分の子も、ひとの子も
猫も鼠もすべからくた ....
口に含んだルビーを
少し、見せて
彼女は深い眠りへと向かった。
天蓋から垂れたベールの外に立ち ....
あらゆる辛酸を舐めようと
水だけで一週間暮らそうと
敬意を抱く親友が逝っても
愛した女が他の男 ....
虹の始まりが
何処なのか分からない
虹の終わりが
何処なのか分からない
出所もなく ....
赤い空は夜の続き
星数える予定を君と取り付けたのは
今夜雨が降るから
一人でいるのが淋しい ....
詩を消した
書かれたノートには 跡が
例えば誰かのために書いた絵のように残っていた
僕には ....
band-aid is food
カタツムリを捕まえて、それを頭の中で飼った。
すごく天国に ....
いくな
いくな
いくな と過ぎ去りし影の端を握る
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