ふいに巻き起こる北風に 
働くおばさんの手にした 
書類は飛ばされ 
ガードレールの下から 
 ....
自由とは 
小さい両手を左右に開き 
仰向けのまま瞳を閉じる 
0歳のきみの姿 

両腕の ....
あなたは
黒いショールの隙間から
少しだけ
見せてくれた

嘘も真もなく
構えもせず
 ....
ぱらぱら降って
ころころ転がる
小さな白い粒々はあらあられ
掌すうっと冷たくて
口に傾け含ん ....
今夜を歩くひとはみな

まあるい月を見ているのだろうか

月のまわりには黄がにじんでいる

そこを小 ....
風をたべていた鳥は
夢をたべはじめるようになってから ずっと
お腹をすかせ
風は
その鳥をた ....
体が溶ける謎は説けぬ

君は去った街に残るのは

涙の水溜まり

途切れなく続いている毎 ....
部屋にあった服のいくつかは      
わたしに合わないものでした

一番うえの兄のことを
 ....
世界は美しい

人はやさしい


その裏にある悲しみを

決して忘れない
心が泣いて身体が泣いた

だから私は涙を流した

そうして涙の行く先を

しっかりと見届 ....
優しかった思い出や

それにまつわる様々な笑顔や話し声を

忘れたわけじゃなかった。

 ....
自動ピアノは
ひとの手がなくても
自分で鳴れる

黒曜の黒鍵
白亜の白鍵
八十八音の音の ....


君の闇の中を
僕は走り続けてるんだ

寂しい
寂しいよ…

どこにいるの?

 ....
365日幸せに笑って過ごせたら良いねと歌う男がいた
渋谷の緑色の電車の前でそう歌う男がいた
そん ....
脇の青い剃り残しを見て
涙が流れた
跡形もないよりも
何かがあったとわかるほうが
ひとは悲し ....
生まれてきたから
生きている
死ぬ理由もないから
生き続けるだろう

過失や
嘲笑の恐怖 ....
どちらへとひと言尋ねると
ちょっととひと言返ってくる
誰をとまたひと言尋ねると
ちょっととまた ....
君のカタチを
いつまでも覚えている
私の躯は
過去と現実
半分づつで出来上がった金属

 ....
残念だけれども
それじゃあ福祉は
成り立たないんだよ!

君が言った、受け容れられない性格や ....
デジタルは賢明なペシミストに対して
アナログは能力のおとるオプティミスト

デジタルは脆弱
 ....



失うものがなにもなかったなら

あなたとわたしは色でいられた。


あなたにも ....
杉の林は等間隔に植えられている
不要な(人間にとって)
細い横枝は
ばっさり切り落とされて
 ....
ぼくたちのチューブウェイは幻想の未来をつらぬく迷路なのだね

ぼくのすべての細胞が未来を志向して ....
{引用=




 音を立てながら崩れていく我が身の
 なんと愛しいことか


  ....
妬み、人を羨んで

時間は止まったまま

でもふとした時に還るんだ

で、悔しくなる
 ....

言葉はいつも確かだった
何もないということが
私には
雲が空を超えていく時
時が空間の中 ....
悲しいくらいに突き刺さる
鋭すぎる神経の先っぽ
丸みをおびて
いつでも笑っていたいのに

 ....
唇のほくろをただ一心に吸い続けていたい

ひとを受け入れてゆくこと

おなじ苦しみのなかで信 ....
前日 Home 翌日
2012年2月8日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
正義の味方 服部 剛自由詩4*12-2-8 23:48
天使の羽 自由詩312-2-8 23:21
尊敬をこめてただのみきや自由詩12*12-2-8 23:07
あらあられ灰泥軽茶自由詩4*12-2-8 23:07
存在の永遠吉岡ペペロ携帯写真+...412-2-8 22:21
風の折れる音(「末路」改稿)草野大悟自由詩4*12-2-8 21:19
とりあえず全部なくすことにしたこめ自由詩1112-2-8 21:18
ノエルふるる自由詩8*12-2-8 21:11
世界の美しさ永乃ゆち自由詩1*12-2-8 20:21
涙の軌跡自由詩1*12-2-8 20:19
明日になったら自由詩2*12-2-8 20:15
ピアノフォルテ小池房枝自由詩8*12-2-8 19:53
孤独の闇を走るジュリエット自由詩112-2-8 19:35
パトカーと星条旗と太極旗と他にも色々燃やしてから眠る虹村 凌自由詩512-2-8 19:31
痕跡花形新次自由詩2*12-2-8 19:23
無題 3浩一自由詩112-2-8 17:12
後ろ姿自由詩512-2-8 17:00
形状記憶合金そらの珊瑚自由詩5*12-2-8 15:14
次郎先生のこと板谷みきょう自由詩2*12-2-8 14:01
対位HAL自由詩312-2-8 12:16
群青色の日自由詩312-2-8 9:58
杉林そらの珊瑚自由詩5*12-2-8 8:55
オーバードライブ梅昆布茶自由詩812-2-8 7:45
入浴賛歌山中 烏流自由詩2*12-2-8 6:35
自由詩112-2-8 3:42
詩を 書いた 夜番田 自由詩312-2-8 1:57
AquAri...自由詩212-2-8 1:46
唇のほくろ吉岡ペペロ自由詩112-2-8 0:31
28rows, 1.01sec.