一体何がやって来たのか
我々は知っていた
我々は賢明だった
だから―

     ―枯木を ....

今夜もまた
毛布を
かける側と
かけられる側に
わかたれる

夜ごと
息絶えてしま ....
今更 こんなこと言えない
あなたのその優しさが
あなたのその笑顔が
ひとつ ひとつ
私の心に ....
からまわりする言葉と
壊れたヴィオラ
すりきれた指に
伝う涙
みんな みんな
淋しさに傷つ ....
ある朝
右のみみがきこえなくなりました

ある朝
左手のこゆびがうごかなくなりました

 ....
君がいつまでも気にして
うつむいているので

木の精だよ
気にするな

なんて言うわけな ....
ブーーンンンンンン....


薔薇の蜜は動物の汗のように、ねっとりとしている。
と、想いな ....
インドの魔術師から花束を貰った夜
僕は何故平安時代の日本にいたのだろう
うら若い細身の美女に囲ま ....
 おっきい おばあ
 おきなわでもきしゃがはしってたって
 ほんとぅ

 ええ やーぬ わら ....
歩けども
歩けども
家が遠い
いくら歩いても
家が遠くて
安らぎの我が家には
辿り着けな ....
白いテーブルクロスに
白い皿
ナイフとフォークに
サラダとワイン
ポタージュスープに
若鶏 ....



お久しぶりと
声をかけると
愛人は
この愛人はとてもよくできた愛人なので
泣いた ....






蒼いトゥインゴがエンジンを止めた
雨がしとしとと降っていて
少しだけ埃の ....
口腔から喉の奥へと
落ちてゆく暗がりの
生きるものの持つ
湿り気を帯びた
底の見えない暗闇
 ....
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2003年11月10日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花、枯木大山猫自由詩103-11-10 21:46
わかたれMonk自由詩1003-11-10 21:39
泣きたい心 泣けない気持ち春日野佐秀自由詩203-11-10 19:57
淋しさに自由詩103-11-10 19:53
欠けてゆく竹節一二三自由詩303-11-10 19:05
木の精ミサイル・ク...自由詩1003-11-10 18:55
『薔薇巡礼』川村 透自由詩3*03-11-10 13:04
インドの魔術師狸亭自由詩403-11-10 9:07
かでぃなー 嘉手納AB(なかほ...自由詩603-11-10 8:55
迷家ねなぎ未詩・独白1*03-11-10 3:50
スキャニング自由詩203-11-10 3:47
窓の外いとう自由詩1103-11-10 1:29
ベゴニアと蒼いトゥインゴセキラボ!自由詩5*03-11-10 0:59
響くもの青色銀河団未詩・独白103-11-10 0:17
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