[959]佐々宝砂[2007 02/10 21:36]★1
ラのようなものが光っている。よく見るとつぶつぶしてるからやっぱり星なのだと思う。見ていると星が流れた。流れ星という単語が思い出せず、「願い星だよ」と言った。「どこに乗り物があるの?」とまた訊かれた。「待っていればくるよ」と言ってすぐ、地平線の一部が赤く染まった。毒々しく真っ赤な、太陽より大きい妙なものが昇ってくる。世界の終わりのような気がするくらい不気味だ。女の子たちは怖がって泣き出した。その赤いものは天頂で巨大なガス状の鳥に姿を変えた。あれが私の乗り物だと直感した。おいで、と叫んだが消えてしまった。でも呼べばまだ来ると思ったからもういちど呼んだ。すると白い飛行船のようなものが飛んできて、屋上に降
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