[727]ピッピ[07/26 06:40]★2
なぜかほとんど箱顔との記憶しかない)

ある日、それは病気だったのか、僕が何か悪いことをしたのか、
箱顔の顔の上に白い粉のようなものが沢山積もり、急に老いたような苦しそうな表情をしていた。
急いで僕はそれを洗い落としたら、顔のパーツまでもがどんどん落ちていった。
間違ったんだと思った。そうしたら急に血の毛が引いた。箱顔はただの四角い石になっていた。
僕は一生懸命、目のあったところを何度もこすって窪ませ、鼻も、口も…
元あったところとは少しずれたけど、どうにか元のような形ができた。それでも箱顔は動かなかった。

箱顔が動き出したのはしばらく経ってからだったが、僕にとっては大した時間
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