[12]深水遊脚[2013 08/22 16:29]★3
にとった「浅茅が宿」についてみてみます。原作では勝四郎という男、その妻の宮木という女、そして漆間の翁という老人が主要な人物として登場します。下総の真間での話。妻の宮木が諌めるのをきかず京に旅立った勝四郎が、7年後に荒れ果てた故郷で宮木の魂と再会します。しかし翌日、勝四郎は宮木がずっと以前に死んでいだことを知ります。漆間の翁と出会い、宮木が死ぬまでの様子を、手児女の伝説を交えて翁から聞かされます。
岩井版ではこれに加え、手児女の霊が登場します。語り手として。手児女伝説は様々な語られ方がありますが、主要な部分は次のようなものです。「私の心は皆に分け与えることができるが、私の体はひとつだけ。私が誰か
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