[194]佐々宝砂[01/14 12:04]
ほんと、ここ、開くのが遅くなってきましたね。などとおずおずと顔を出す私は佐々宝砂です。お騒がせしております。

「国」という話が出るときに思うのは、私にとって「国」とか「母国」というものは「日本語」そのもの……厳密に言うならば、私が使うのは少し崩れた東京弁に遠州弁が混ざったような言語ですが、ともあれ日本語……なのだろうということです。日本神話でもなく、もちろん日の丸でも君が代でもなく。日本という国家がどういうことになっても、「最後の授業」みたいなことになって日本語を禁じられても、私は日本語を使うでしょう。日本語を口にできなくても、たぶん日本語で考える。思考方法まで変えるのは困難です。「日本語を
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