[449]深水遊脚[11/22 22:05]★1
せるすべはそれなりに身についていますし、たいていの人は話したがっているので、聞くことを上手くやるだけで良い雰囲気は作れます。
いい雰囲気が美しいわけではありません。会食を首尾よくこなし、契約のひとつ取るという話になれば一種の戦争です。そんな抜き差しならぬ駆け引きと対極にある食卓の姿を切り取った詩が、黒田三郎の「夕方の三十分」だと思うのです。
奥さんが入院していたために黒田さんが娘のユリちゃんと二人で暮らしていたとき書かれた作品です。料理の合間にもウイスキーをちょいちょい飲み、帰ってきたユリちゃんのために折り紙を作ったり、いろいろ忙しい黒田オトーチャマ。いい顔しようとすれば一にご機嫌とり、二
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