[449]深水遊脚[11/22 22:05]★1
、二に料理となるところ、お酒を手放せないあたりが正直です。ユリちゃんも容赦なく自分の欲求をぶつけます。
 ホンヨンデェ オトーチャマ
 コノヒモホドイテェ オトーチャマ
 ココハサミデキッテェ オトーチャマ

そんな嘘のない不器用な二人がぶつかり、そのあと和む様が詩の最後の2連で描かれます。

 かんしゃくもちのおやじが怒鳴る
 「自分でしなさい 自分でェ」
 かんしゃくもちの娘がやりかえす
 「ヨッパライ グズ ジジイ」
 おやじが怒って娘のお尻をたたく
 小さなユリが泣く
 大きな大きな声で泣く

 それから
 やがて
 しずかで美しい時間が
 やってくる
 おやじは素直にやさしくなる
 小さなユリも素直にやさしくなる
 食卓に向い合ってふたり座る

本気のぶつかり合いが、何かを洗い流してしまうシーンを、人生に何度経験できるでしょう。
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