[17]はだいろ[2010 08/26 21:15]★3
だろうか。「慈悲」のこころを、持つことが、できないと、どうして言えるだろうか。ボロボロと涙を頁の上に今さら落っことしながら、勇気を持とう、って、そう思いました。
お話は、トウェインらしい語り口で、ひとときも飽きさせず、ハラハラ、ドキドキ、ラストは胸のすくようなしかけと爽やかさ。何より、ロンドンのひとびとが、このお話を、まるでほんとうのお話として、語り継いできたということ。日本の小学校の図書館でも、ぼろぼろになるまで、借り続けられてほしいと、思います。もちろん大人になっても、深くこころを打たれます。ぜひ、もう一度、手に取ってみてください。
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