[503]田代深子[2005 11/23 10:34]★1
、ということなんですけれど)を利用することで、どこにも確固とした形のない「詩人」の概念の外側をなぞっています。
>主観からの文章で、ぼくは「詩人」に触れることが出来ません。主観から始めて詩人を語ると「何を以って詩人とするか」という問題を解決しなければならなくなります。文章の中に架空のキャラクターとして「詩人」を置き、それを客観性を装って外面のみを描写することで、存在しない詩人についてあれこれと書いているんです。そして、「詩人」を「詩人」足らす中心軸になるようなものについては、あの文章は全く触れていません。触れられないからです。それに触れると、架空の中にしか存在出来ないキャラクターの薄っ
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