[438]ひかげ[2005 04/12 20:15]★4
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>>380


 こうして比べてみると、前者が資料と統計、合理性に基づいて論理が大局的に構成されるのに対し、後者が呪術的連想とレトリックによって情緒が性急に噴出されていく、というはっきりとした対照性が見て取れる。後者のタイプというのは必ず、呪術的になる宿命を負っているらしい。
 なんでかというと、要はこういう種類の言説というのは、“不安”を教義とし、“子供”を傀儡の教祖として、社会現象の因果関係を独自のやり方で短絡するフィルタリングの儀式により、ローカルな<内/外>差異をつくって安心する、という一種のカルトなんだな。自分達ではそのことに気づけないわけだが。
 で、こうい
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