[311]石川和広[2004 09/26 10:22]★1
違う水準から、自閉症の人と三年ほど関わったときも、彼らが、感覚が過剰に鋭敏な余り混乱して、暴れたり、常同行動に走ったりすると、大変でした。もちろん一番絞りさんが自閉症だというのでなく、私は、彼らに人間の傷ましいヒリヒリした魂の極限形を
見たわけです。
私が大変感動するのは、かれらの意図せざるユーモアです。暴れているのを止めて、落ち着くように体の力を抜くように、肩を揉んだりさすったりしたら、一時間くらいで、寝ました。
ある方が、「人といるのがこころよい体験だということもあること、それを少しずつ感じること」これが、様々な世界に対する感覚の痛みを持つ最大の処方箋だというような話を読んだとき、こ
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